集中力を高めるための方法とは

営業のノウハウを勉強する前にまず私が全ての営業マンに意識してもらいたいのが今回お伝えする『集中力』です。

考えてみてください。1日10時間ダラダラ勉強する人と1日3時間で集中して勉強できる人だったらあなたはどちらの人になりたいですか?きっとほとんどの人が後者を選択するのではないでしょうか?

それもそのはず前者と後者で比べた時に後者は前者と比べて7時間もの時間を節約することができています。その7時間でどれくらい素敵な時間を送ることができるでしょうか?

  • クライアントに使うことができる
  • 新規開拓の時間に使うことができる
  • 戦略を練ることができる
  • さらに勉強をすることができる
  • 家族との時間を使うことができる

もしも上記のような未来を手にしたいのであればぜひ今回の記事を読んでいただければと思います。

集中力がなくなる原因とは?

集中力が湧き出る源は、あなたの額から2~3センチ奥の『前頭葉』です。この前頭葉とは自己をコントロールする時に使う脳です。

この前頭葉は人間が生きていく中で成長した脳で、人間だけが持ってる脳と言っても過言ではありません。たとえばダイエットをしなければならないから目の前のケーキを食べないという決断をするのもこの前頭葉が発達してくれたおかげです。

しかし人間は自己を常にコントロールすることができるわけではなく疲れたりしてしまったらそれを抑制できなくなってしまうのです(誘惑に負けてケーキを食べてしまう)。

それは前頭葉の体力ゲージである『ウィルパワー』が消耗してしまうからです。ロールプレイングゲームでもキャラクターに体力ゲージがありますよね?それと全く一緒です。

集中力を高める2つの方法とは?

ではどのようにすればこの『ウィルパワー』を消耗しないようにすることができるのでしょうか?その方法はたった2つです。

  • ウィルパワーを増やすトレーニングをする
  • ウィルパワーを節約する

つまりウィルパワーは体力ゲージと一緒で100HP→200HPにすることができるし、さらにそれを節約することができるのです。

この2つのことができるようになればあなたの集中力は増大して、その余った時間を有意義に過ごすことができるようになるのです。

ではどのようにしてウィルパワーを増やすトレーニングをして、ウィルパワーを節約すれば良いのかをこれから話していこうと思います。

ウィルパワーを増やすトレーニングをする

生まれつき持っている筋肉量が違うように私たちのウィルパワーは一人一人違います。しかしこれは先ほどもお伝えした通り鍛え上げることが可能です。つまり体力ゲージを上げることが可能なのです。

ではどのようにウィルパワーを鍛えることができるのでしょうか?

それは『普段意識していないことに意識を向ける』ことです。

無意識を意識することの効果

アメリカの社会心理学者ロイ・バウマイスターはウィルパワーを強化する効率的な方法を見つけるため次のような実験を行いました。

これは学生たちを集めて3つのグループに分けました。

  1. 2週間、立っている時も座っている時も、姿勢に気をつけて生活をするグループ
  2. 2週間、食べたものを全て記録するグループ
  3. 2週間、前向きな気持ちやポジティブな感情を保つように指示されたグループ

2週間がすぎてそれら3つのグループは研究室に集められてコメディー番組が流れるテレビの横でテストを行いました。さてあなたはどのグループが一番ウィルパワーを鍛えることができたと思いますか?

この質問にほとんどの人が2番を選択するのですが、実は1番がもっともウィルパワーを鍛えることができたのです。

なぜこのような結果になったのかというと、人は普段無意識で行なっていることをやらないようにすることに集中力を使うからです。

これは『姿勢』に限らずあらゆることで鍛え上げることができます。たとえば右手で歯磨きをしてみたり、歩いている時に『赤いもの』に注意して歩いてみたり様々です。

ウィルパワーを節約する

私は最近ダイエットに成功しました。どのようにしてダイエットに成功したのかというとただ毎日『一駅手前で降りて歩く』ということをしただけです。(40分の散歩)

しかし最初はこれが辛くて1度めげてしまいました。汗もダラダラかくし、足も痛くなることに嫌気がさしてしまったのです。しかし私はあることをすることでこの辛さを乗り越えることができました。

それは『歩いている時間も勉強にする』ということです。

さすがに歩きながら読書などをすることはできないので、私は営業に関するオーディオプログラムを買って聴きながら勉強をするようにしたのです。

すると『歩く』という行為が『勉強する』という貴重な時間に変わったのです。つまり『歩く』という辛い行動を『勉強する』という要素にすり替えたのです。

これを3回繰り返すともう頭で「よし!今日も手前の駅で降りよう!」と意思決定しなくても自然と手前の駅で降りるようになったのです。つまり『習慣化』させることで『決断』することがゼロになったのです。

『選択』が与えるストレス

コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授はこの『選択』に関する興味深い実験を行なったのです。それはジャムを使った実験です。

あるスーパーの試食コーナーに24種類のジャムを揃えた週末と6種類のジャムを揃えた週末で売上にどのようなさが生まれるのかを実験したのです。

ここでは24種類のジャムではより多くの顧客が集まり試食しました。しかし試食後にジャムを購入したお客さんの割合を調べたところこの数字が逆転したのです。

  • 24種類のジャム:
    立ち寄った確率60%
    購入した確率3%
  • 6種類のジャム
    立ち寄った確率40%
    購入した確率30%

この研究結果でわかったことは「選択肢を豊富に用意したものよりも、絞って用意したものの方が成果に繋がる」ということです。

さらに人は選択肢が豊富にあればあるほど選択することを回避して決断できなくなるということもわかりました。選択肢を与えすぎるとウィルパワーが消耗してしまい決断ができなくなってしまうのです。

まとめ

集中力も脳の構造を知って普段の生活を行えば高めることができるということを理解していただけましたか?

集中力とは生まれ持っての才能などではなく、鍛え上げることができる公平なものなのです。

もしもあなたが今、読書の習慣をつけたい、朝6時に起きることを習慣づけたい、ブログを書くことをくせにしたいと思っているのであればぜひ本日お伝えしたことを踏まえていただければと思います。

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

集中力がない人