ストレスが溜まったら「親切」をせよ

“オオタニ”
ビジネスをしていると「ストレス」が溜まるものです

 

  • 契約がもらえなかった・・・
  • お客さまが遅刻してきた・・・
  • あまり上手くプレゼンができなかった・・・
  • 今日も読書ができなかった・・・
  • セミナーでめちゃめちゃスベった・・・

 

ストレスが溜まる要因は様々だと思いますが、人間は生きていれば必ず・・と言っていいほどストレスが溜まります。この記事を読んでくれているあなたは20代以上だと思いますが、20代までにストレスが溜まったことが無い人は1人もいないと思います。

 

僕たちは人間と関わって生きていく以上、必ずストレスを抱える運命にあります。アドラー心理学のアルフレッド・アドラーはこれを「全ての悩みは対人関係の悩みである」とまで言っています。

 

つまり

僕たちは社会と離れることができないという意味で、必ずストレスを抱える運命であると言えますね。

 

そこで今回は効果的にストレスを解消するための方法についてお伝えします。キーワードは「親切」です。さらにそれを科学的に解説して行きますのでぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 

ストレスが溜まると、自制心が落ちる

ストレスが溜まると、僕たちの自制心(自己コントロール力)は落ちるということが分かっています。

 

たとえば、⑴朝上司に怒られて⑵仕事も時間内に終わらず残業をして⑶電車に乗ると電車の中は超満員です。自宅最寄りの駅にやっと到着して⑷コンビニに寄ると店員の態度が最悪です。怒りにかられたあなたは店員に一言「こっちは客だぞ!!!なんだその態度は!!!」

 

上記の例では、度重なるストレスによって、怒りを我慢するという自制心を発揮することができず、大声をあげてしまったということが言えますね。

 

しっかりとした睡眠を摂っていれば、人間は朝起きた時が一番自制心の高い状態です。それが夜になるについれて徐々に下がっていくのです。さらにストレスなどが影響することで自制心の低下に拍車をかけるのです。

 

ストレスを解消するは「親切」にあり

以上のようにストレスは誰もが毎日ぶつかる避けられないものなのです。

 

ストレスの解消法について、スタンフォード大学のケリー・カクゴニガル氏は「ストレスそれ自体に問題があるわけでは無い。ストレスに対する考え方が悪影響を起こす」と言っています。

 

つまり

ストレスを「良いもの」と捉えることでストレスが身体に及ぼす害は少なくなるし、さらにストレスは成長の促進剤となるとまで言っているわけです。

 

もちろん

このようなストレスに対する「考え方を変える方法(マインドセット介入)」でストレスを解消することには良いことだと思っています。むしろ僕自身もこのような考え方を取り入れてストレスと向き合っています。

 

しかし

もしも自分のストレスも解消されて周りの人たちも元気になるストレス解消法があったらどうでしょうか?つまり「自分」と「相手」が元気になるストレス解消法です。

 

それこそが「親切」なのです。

 

親切をすることで「相手」はもちろん最高の気分になります。

 

電車の中でおばあちゃんに席を譲ると、ばあちゃんは良い気持ちになり、あなたに俺を言うでしょう。

震災復興のためのボランティア活動をしていると、地元民はあなたに対して感謝をするし、喜びがこみ上げるでしょう。

 

このように

「親切」が相手に及ぼす影響は計り知れません。

 

しかし

「親切」は「相手」のためだけではなく、「自分」のためにもなるのです。あなた自身も幸福になることができるし、ストレス解消に繋がるということが分かっています。

 

そこで次に

「親切」があなたに対してどのような影響を与えるのかを科学的に解説していこうと思います。「親切」とはある意味Win-Winであるということをしっかり理解していきましょう。

 

「親切」を科学する

研究1

カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学者教授、ソニア・リュボミアスキー氏の研究では、ボランティア参加者(被験者)に1週間に5つの親切を6週間続けて行ってもらうということをしました。

 

そして被験者を2つのグループに分けたのです。

  1. 親切を行うグループ
  2. 親切を意図的・・・に行わないグループ

 

その結果

親切を行った人々は幸せな気分になっていたことが分かったのです。さらにもっとも幸福感が高まったのは1日に5つの親切をした場合であるということも分かったのです。

 

研究2

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学では、632名に毎日何にお金を使ったのかを1ヶ月間、記録してもらいました。たとえば、買い物やランチ、慈善団体への寄付などもれなく記録してもらったのです。

 

結果、

一番幸せを感じていたのは他人にお金を使った人たちでした。

 

同じ研究で、ボランティアの参加者に5ドルか20ドルを与え、半数の人たちにはその日のうちに他人のために使ってもらい、残りの半数には自分のために使ってもらいました。

 

1日が終わると、与えられた金額に関わらず・・・・・・・・・・・・・、他人のためにお金を使った人が一番幸せを感じていたのです。

 

研究3

ブリティッシュ・コロンビア大学では重度の社会不安障害を持つボランティアの参加者42名を無作為に3つのグループに分け、4週間にわたる調査を行いました。

 

  1. 親切な行為をするグループ(他人のため)
  2. 否定的な感情を減らそうとする認知行動療法を行ったグループ(自分のため)
  3. 何もしなかったグループ

 

そして調査が始まった時点と、調査のあいだ週に1回、参加者は自分の気持ちと不安の度合い、人前でしたことについて報告をしてもらいました。

 

結果

親切を行ったグループでは、調査中ずっと、そして4週間後も・・・・・プラスの感情が大幅に高まりました。幸福感が高まっただけではなく、人間関係も改善し、自身も深まり、人前に出ることをそれほど避けようとしなくなったのです。

 

まとめ

親切の力をしっかり理解することはできたでしょうか?

 

親切とは、「自分」と「相手」がお互いWin-Winになる最高の手段なのです。そのためにも毎日、1回は誰かに親切をするという自分ルールを作ることをオススメします。

 

いつも「親切」に意識を向けていないとふとした瞬間に意識から消えていることもありますのでぜひいつも意識して行うようにしていただければと思います。

 

さらにコツコツ親切を積み重ねていくことで、いつかそのお返しが来ることもあります。

 

もちろん、

お返しなんて返ってこなくても大丈夫です。だって、あなたにはストレスを解消し、幸せになるという1番の報酬を手にすることができていますから

 

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!