科学的に正しい目標達成術

“オオタニ”
本日のテーマは目標達成です!

 

毎年多くの人たちが新年の目標を立てるわけですが、そのほとんどが達成されていないのが事実です。では目標を達成できなかった人たちは努力が足りなくて、意志力が低いのでしょうか?

 

実はそうとは言い切れません。

 

ただ単純に立てた目標との向き合い方に問題があるということも多いのです。たとえば、ダイエットという目標を立てた時に、「痩せて綺麗になる!」という思考、「毎日1時間ウォーキングをする」という思考の2つの向き合い方が存在します。

目標は一緒であるにも関わらず、この2つの思考は全く違ったものであることが分かりますね。

 

このような目標との向き合い方を学ぶことで、目標達成を淡々とこなせるようになりましょう!

 

目標達成の基礎

目標設定で必ず知っておくべき基礎の部分をまずはお伝えしておきます。

それは、難易度を高く具体的に!です。

 

人は難易度が高くないとやる気を出すことができません。脳の面でお伝えするのであれば、ノルアドレナリンという神経伝達物質を分泌させることができないのです。

ノルアドレナリンは、やる気やモチベーションを高めてくれる大切な脳内物質なのですが、誰でも簡単に達成できるような目標を設定してしまうと、高を括って行動を起こそうとしなくなるのです。

 

人は具体的ではない目標を達成することが非常に困難です。たとえば、「夏までに痩せる!」「お金持ちになる!」などの目標ですね。このようなゴールが不明確な目標は達成されることはありません。

「夏までに2キロ痩せる!」「月収100万円稼げるようになる!」という目標を設定するからこそ、「そのために何をするべきなのか?」という手段が具体的になるのです。

 

抽象的な目標だと抽象的な手段しか取れなくなってしまうから、目標達成が難しくなってしまうのです。

 

論文

組織心理学者エドウィン・ロック、ゲイリー・レイサムが行った1970年代の古典的な研究を引用します。

木材の運送業者を対象に行った研究で、彼らは加工場に運ぶ木材の量が法律で定められていた量の60%しかトラックに積んでいなかったのです。

 

そこで研究者は彼らに対して積載量を上限の94%という具体的な目標にして提示しました。そしてその後9ヶ月後の積載量の変化について調べたのです。

すると、労働者のトラックに積む積載量が平均90%になっていたのです。

 

この論文から、⑴人は求められた以上のことをせずに、⑵目標を具体的にした方が達成されやすいということが分かりました。

だから「夏までに3キロ痩せる!」という目標を立てるのであれば、「夏までに5キロ痩せる!」という目標にすることをオススメします。「夏までに3キロ痩せる!」という目標にしてしまうと1〜2キロで終了してしまう可能性も否めないですからね。

 

「なぜ」の思考と「何」の思考

目標達成に欠かせないのが、「なぜ」の思考と「何」の思考です。

たとえば、ブログを書くという目標を達成する時に、それを「なぜ」の思考と「何」の思考どちらの思考で向き合うのかでその目標達成率が変わるのです。

 

「なぜ」の思考とは、その目標を達成する理由やメリットを考えることです。

「何」の思考とは、その目標を細かい作業に分けて考えることです。

 

ではこれ以降は、どのような目標に「なぜ」の思考をすれば良いのか?どのような目標に「何」の思考をすればよいのか?について具体的にお伝えしていこうと思います。

 

やる気を高めたい?難しい行動をしたい?

やる気や自制心を高めたい目標には「なぜ」の思考を、不慣れで難しい目標には「何」の思考をすると目標達成しやすいということが科学的に証明されています。

 

たとえば、

ブログを書くことにモチベーションを上げたいと思っているとします。その時には「なぜ」の思考をするわけですが、このような理由を紙に書き出すとよいでしょう。

集客を仕組み化して、時間を労力を節約するため(なぜ?)

 

このようにブログを書く理由を明確にすることで、やる気やモチベーションを保ち、自制心をコントロールすることができるようになるのです。

 

 

一方

ブログにはまだ慣れておらずこれを習慣化させたいと思っているとします。そんな時は「何」の思考をするのですが、このようにブログを書くまでの手順を細分化してステップ化させます。

ステップ1:テーマを決める
ステップ2:マインドマップを書く
ステップ3:ブログを書く

 

このようにステップ化させることで、具体的な行動を取りやすくなるのです。難しくて不慣れな目標は、多くの意志力を消費し行動することが億劫おっくうになって言い訳をしてサボってしまいがちです。

だから大きな目標を細分化させることで、簡易化させることが重要なのです。

 

期限が遠い?期限が近い?

期限が遠い目標には「なぜ」の思考を、期限が近い目標には「何」の思考を好むといということが科学的に証明されています。

さらに、

期限が遠いものに対してメリットを考える理想主義になり、期限が近い目標に対して実現可能性を考える現実主義になる傾向があるということも分かっています。

 

たとえば

友達に1ヶ月後にアメリカに旅行に行こうよ!」と言われた場合には、「なぜ」の思考になりそのメリットについて考えるようになります。

「海外旅行って1度行って見たかったから行きたい!」という感じですね。

 

しかし

これが3日後にアメリカに旅行に行こうよ!」と言われた場合には、「何」の思考になりその実現可能性について考えるようになります。

「3日後ってことは、〇〇をして、〜〜をして、××をして〜〜」というようにアメリカに旅行に行くために必要なことに思考が偏りがちになるのです。

 

つまり

目標達成をするためには、期限に惑わされない選択をする必要があるということになります。

遠い期限の目標に対しては、メリットだけを考え、その実現可能性について考えることをついつい忘れてしまいがちになります。

近い期限の目標に対しては、現実ばかりを考えて、そのメリットについて考えることをしなくなってしまうのです。

 

期限の定まったある目標に対して、「なぜ」と「何」の両方の視点でしっかり思考できるようになると正しい目標設定をすることができるようになり、それを達成できるようになるということですね。

 

先延ばしを無くすには?

先延ばしを無くすためには、「何」の思考をすると効果的だということが科学的に分かっています。

 

たとえば、「今日はブログを書かなくても、明日やればいいか!」と言って次の日に持ち越そうとすると、その次の日も同じ理由をつけて行動を起こすことをしません。

そのためにも、「何」の思考をして自分が取るべき作業を明確化させることが重要なのです。ここで先ほどのブログを例に取ってステップ化させてみましょう。

ステップ1:テーマを決める
ステップ2:マインドマップを書く
ステップ3:ブログを書く

 

このようにブログを書くまでの道筋をステップ化して明確にすれば、自分が取るべき行動が分かり行動しやすくなるのです。

 

論文

心理学者のニラ・リーベルマンは被験者である学生たちに簡単なアンケートに回答してそれを3週間以内に電子メールで提出してもらうという課題を行わせました。

 

そこでリーベルマンは学生たちに事前に「なぜ」と「何」に意識を向けるように被験者を2つのグループに分けてある課題を与えました。

  1. 「銀行口座を開く」などの10のリストを見せて、その行動を取る理由を書かせた
  2. 「銀行口座を開く」などの10のリストを見せて、その行動の手順を具体的に書かせた

その後、それぞれの被験者の提出期限を調べました。

 

その結果、②のグループの被験者(なぜの思考)は①のグループの被験者(何の思考)よりも、10日間も早く宿題を提出するということが分かったのです。

 

まとめ

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ある「目標」とそれに対する「思考」で目標の達成に大きな影響を与えるということを理解していただけましたか?

自己啓発では目標の種類とそれに対する思考をごちゃごちゃにしてしまいがちで、多くの人たちが目標達成できずに終わっていることが非常に多いように思います。

 

全ての目標に対して、同じ思考で臨むことの危険性を持っておくことを強くオススメします

そして、このブログを読んでくれたあなたにはぜひ目標達成の鬼になっていただければと思います。

本日も最後まで読んでいただいてありがとございました!