失敗の科学

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“オオタニ”
本日は失敗に対する向き合い方についてお伝えしていこうと思います

 

あなたは失敗に対してどのようなイメージを持っていますか?

ポジティブなイメージですか?ネガティブなイメージですか?

その両方だと言う人もいるかもしれませんね。

 

もしもネガティブなイメージを持っているのだとすると、それは日本の文化の影響かもしれません。日本では「失敗」をすると「罰則」「不名誉」などに繋がることの方が多いですからね。

 

日本に起業家が少ないのはその影響とも言われています。

 

しかしもうお分かりの通り、「成功」を手に入れるには「失敗」に対するイメージをポジティブなものにする必要があります。

 

「失敗」した時に「よし!これは改善の機会が訪れたんだ!」とポジティブに捉えることができるようになるだけで、あなたは周りのライバル達よりも大きく成長することになるのです。

 

失敗に対する向き合い方が異なる2つの業界

失敗に対する向き合いがどのような影響を与えるのかをある2つの業界を例にして説明していこうと思います。

 

その2つの業界とは、航空業界医療業界です。

これら2つの業界は失敗との向き合い方が全く違います。先に簡単に触れておくと航空業界は失敗をポジティブに、医療業界は失敗をネガティブに捉えている例として紹介します。

 

航空業界の失敗への向き合い方

1912年の米陸軍パイロットの死亡事故は8/14という割合で起こっていました。つまり半分以上の人たちが事故により命を落としていたのです。(もちろん、技術の進歩にも問題はありました)

 

では時が流れて2013年の国際航空運送業界によると飛行機による死亡事故はなんと1/260万と大きな進歩を遂げました。

 

もちろん技術の進歩によるところも大きなところではありますが、では航空業界はどのようにしてこのような進歩を遂げることができるようになったのでしょうか?

 

それは「ブラックボックス」によるところが大きいと言えるでしょう。ブラックボックスとは、「フライトデータ」と「ボイスレコーダー」の総称のことです。

 

つまり

もしも飛行機事故が起きても飛行機が飛んで行ったルートの記録や、事件が発生した時のコックピットでの会話の録音などを事故を起こした飛行機から回収することにより次にそのような事態にならないような改善を加えることに成功したのです。

 

航空業界はそういう意味ではかなり失敗に対してポジティブに向き合うことで、それ以降の事故を無くしていたと言えます。

 

医療業界の失敗への向き合い方

ノースカロライナ大学 薬学部 非常勤准教授のジョー・グレイドン氏によるとアメリカ医療機関における回避可能な医療過誤(医療ミス)による死亡者の全数は年間50万人を超える発表しました。

 

他にも2005年のイギリスの監査局によると、年間3万4000人が人的ミスによって死亡しているということも分かりました。

 

このように医療業界では、医療ミスによる死亡者が後を絶ちません。

 

ただこれは航空業界との大きな違いでもあるのですが、医療業界でこのような医療ミスが起こってしまうのは、少数のお医者さんが異なる症状の患者さんの診察や治療をしたり、資金不足による人手不足などが影響していることも確かです。

 

しかし

医療ミスでたくさんの人たちの命が奪われてしまっているのは本当にこれらの原因だけなんでしょうか?

 

もちろんこれだけではありません。

胃腸業界では失敗に対してものすごくネガティブなイメージを持っています。それもそのはず医療ミスが起こったと一般市民が聞けばそれは悪い噂となり、最悪の場合職を追われる可能性だって否めません。

 

ではそんな時に彼ら(医師)は何をすると思いますか?

隠蔽いんぺいするのです!つまり罪を包み隠すのです!

 

だからこそいつまでたっても改善されることなく、毎年毎年たくさんの被害者を生む結果となっているのです。

 

失敗との2つの向き合い方

このような

航空業界の失敗への向き合い方を「オープンループ」

医療業界の失敗への向き合い方を「クローズドループ」

といいます。

 

オープンループとは、失敗を改善する向き合い方です。

クローズドループとは、失敗を放置する向き合い方です。

 

つまり僕たちは失敗に対してオープンループになっていく必要があるということです。

 

クローズドプープは全てが意図的ではない?

ここまでの話を聞いていると「クローズドループ」は意図的に起こるものだと思った人も多いのではないでしょうか?全てが隠蔽によって起こるものだと思ったのではないでしょうか?

 

しかし

クローズドループは勘違いによって起こってしまうこともあるのです。意識的に起こるものではなく、あくまでも勘違いの力によって起こってしまうのです。

 

このようなおかしな現象が起こってしまうのは「認知的不協和」という心理法則が原因となっているのです。

認知的不協和とは、異なる認知を同時に抱えていて不快なでいる状態のことです。人間はこの2つの異なる認知をずっと抱えておくことができないのです。

 

たとえば、あなたが喫煙者で、あるテレビ番組で「タバコは身体にかなりの悪影響を与えています」という情報を耳にしたとします。

 

その時にあなたの脳の中でどのような現象が起こっているのかというと

⑴「タバコを吸っている」⑵「タバコは身体に悪い」という成立し得ないことなく認知を同時に抱えている状態なのです。

 

だからどちらかの事象を否定したり、過度に肯定することでこの矛盾を無くそうとします。このケースだとほとんどの場合、⑵「タバコは身体に悪い」という事象を否定します。「すぐに死ぬわけではないし〜」⑴「タバコを吸っている」自分を守ろうとするでしょう。

 

失敗と認知的不協和

では先ほどお伝えした認知的不協和が失敗とどのような関係があるのでしょうか?

 

もっと噛み砕いてお伝えします。

つまり、

クローズドループ(失敗を放置すること)になってしまう原因は全てが意図的な隠蔽ではないということをお伝えしました。

クローズドループは無意識で起こってしまうこともあるのです。それが認知的不協和によるものでした。

 

そこでここからは無意識にクローズドループに陥ってしまう2つの認知的不協についてお伝えしていこうと思います。

 

①努力

努力をし過ぎたあまりに事実が捻じ曲げられてしまうことがあります。大変恐縮ではありますが、それを僕の過去のネットワークビジネスを例にしてお伝えしていこうと思います。

 

僕はネットワークビジネスで苦労はあったもののリーダーという立ち位置で活動させてもらっていました。最終的には何名になったのか覚えていませんが僕の認識では700名以上のメンバーを抱えることができていました。

 

正直僕はそれなりにお金が入っていたのですが、僕のメンバーはほとんどお金を稼ぐことができていませんでした。稼いでいたとしても3名ほどでした。

 

そんな時に僕の中では異なる認知を抱えていたのです。これこそが認知的不協和です。

⑴「借金までして、稼いでいる自分」

⑵「ほとんどのメンバーが稼げていないという事実」

この2つの両立し得ない事象を抱えることになるのです。

 

そこで僕は無意識・・・のうちに⑵「ほとんどのメンバーが稼げていないという事実」の方を否定したのです。「メンバーが稼げていないのは努力が足りないからだ!」⑴「借金までして、稼いでいる自分」を守り抜いたのです。

 

つまり

今まで大きな借金をして頑張った自分を否定するのが嫌だったので、稼げていないメンバーのことを考えずに彼らの努力のせいにしていたということですね。(最低)

 

②プライド

ダートマス大学の経営学部教授であるシドニー・フィンケルシュタインは致命的な失敗を犯した50社強の企業を調査しました。

 

すると面白いことに「上層部に行けば行くほど、失敗を認めなくなる」ということがわかったのです。これはつまり、上層部に行けば行くほどプライドが邪魔をしてそのミスを認めなくなるということですね。

 

たとえば、狭き門を通ってきた「検事」の仕事などにはよくありがちなことです。ある人物を一度犯人だと確信を持ってしまったら、DNA検査で彼が犯人ではないと分かったとしても「いや、それは〜」というようにそれを否定しようとします。

 

⑴「検事になるために今まで頑張ってきた自分」

⑵「DNA検査で疑っていた人物が犯人でないという事実」

 

この場合自分を否定することを恐れて⑵「DNA検査で疑っていた人物が犯人でないという事実」を捻じ曲げてしまうのです。

 

なんども言いますが、ここで面白いのがこれらは無意識・・・であり意図的ではない・・・・のです。気づかないうちに認知的不協和の罠に陥ってしまっているのです。

 

人間は自尊心を守り抜こうとする

ここまでで人間は気づかないうちにクローズドループに陥ってしまうということについてお話してきました。それが「努力」と「プライド」でしたね。

 

しかしなぜこのような異様なことが無意識に起こってしまうのでしょうか?

それは「自尊心を守るため」です。つまり人間は誰しも自分のことを大切だと思いたい欲求を持っているのです。

 

先ほどの僕のネットワークビジネスでの話をするのであれば、

⑴「借金までして、稼いでいる自分」

⑵「ほとんどのメンバーが稼げていないという事実」

という2つの認知の中で⑴「借金までして、稼いでいる自分」を否定してしまうと今までの自分を全て否定することになり、自尊心を大きく傷つけてしまうことになるのです。

 

そのため⑵「ほとんどのメンバーが稼げていないという事実」を何としても否定するしか方法がなかったのです。

 

このように人間は自尊心を傷つけないために無意識の中で自分を守る選択をしてしまうようになってしまうのです。

 

しかしこれも失敗との向き合い方を変えることで自尊心を傷つけることなく、失敗を失敗であると認めて改善に繋げることができるようになるのです!

 

そのためには2つのマインドセットについて理解を深める必要があります。

 

もしも続きが気になる方はオンラインサロンの方に入学をしていただいて、その続きをご覧になっていただければとお思います!

 

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本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

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