アドラー心理学③〜他者の課題を切り捨てよ〜

let's share
“オオタニ”
本日はアドラー心理学についてお伝えします!

アドラー心理学は創始者のアルフレッド・アドラーの名前を取ってできたものであり、幸福・自由・対人関係などの様々なテーマを扱った心理学になります。

その中でも本日は「自由」をテーマにブログを書いていこうと思います。本当の「自由」について一緒に考えて行きましょう。

 

自由とは?

「自由とは、他者から嫌われること」だとアドラーは定義しています。これは積極的に嫌われろという意味ではなく、他者から嫌われることを怖れるなという意味です。

この他者から嫌われるというコストを支払わない限り、いつまで経っても本当の自由を手にすることはできないのです。

たとえば、

自分の親があなたには将来、銀行マンになって安定した職を持ってもらいたいと思っているとします。しかしあなたは将来、お笑い芸人になりたいと思っています。

そんな時にあなたは親に自分がお笑い芸人になりたいということを伝えます。しかし親は「お笑い芸人になるのであれば、縁を切る!」とまで言ってきたのです。

この場合あなただったらどうしますか?

後ほど詳しく解説しますが、ここで「分かりました。では今からバイトを探して一人暮らしを始めます」と言えることが本当の自由を手にしていることと言えるでしょう。

つまり、親に嫌われるというコストを支払ったことで、あなたは自分の将来なりたい夢を掴むチャンスを得ようとしているわけですね。これこそ自由です。

 

承認欲求とは?

人は誰しも承認欲求を持っているとされています。承認欲求とは、人から認められたいとか良い評価を受けたいと思う生得的な欲求とされています。

きっとあなたも少なからず承認欲求を持っているのではないでしょうか?

ちなみに、アドラーは承認欲求の源泉を賞罰教育の影響だと考えています。彼はこの褒めることや罰することでの学校教育を強く否定していました。

なぜなら、賞罰教育で育った子供たちは「褒められなければ、適切な行動を起こさない」「罰する人がいなければ、不適切な行動を取る」といったライフスタイルを身につけてしまうからです。

たとえば、

ほとんどの子供は自分の周りにゴミが落ちていた時に、一瞬周りを見渡します。なぜなら、ゴミを拾うことで周りから「偉いね!」という評価を期待しているからです。

しかし、その行いに対して周りが評価してくれないとなるとゴミを拾うという行為を一切しなくなるのです。これは明らかに賞罰教育の影響と言えるでしょう。

 

承認欲求を持つことの危険性とは?

承認欲求を持つことの危険性は、他者の人生を生きることになるということです。これはちょうど後ろに付いているネジを巻かれないと動けないゼンマイ式の人形と似ています。

承認欲求を持っていると一生他者からの評価に怯える人生を送ることになるのです。

ここでユダヤ教の教えをご紹介します。

自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、誰が自分の人生を生きてくれるのだろうか

 

承認欲求を捨てるには?

ではそんな危険性を持つ承認欲求を捨て去るにはどのようにすれば良いのでしょうか?

そこで重要な考え方が本日のメインテーマにもなっている「課題の分離」なのです。

課題の分離とは、自分の課題他者の課題を切り分ける考え方です。

たとえば、

子供が全く勉強をしていないとします。その場合、ほとんどの親がそこで「勉強しなさい!」と注意をします。しかし「勉強をする」という行為は子供の課題です。だから親は課題に対して介入してはいけないのです。

ここで少し課題の見分け方についてお伝えします。課題を見分けるコツは、「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」という視点も持つと良いでしょう。

勉強をしなかった時に、良い高校に行けなくなったり、優良企業に入れなくなるのは、子供です。

お笑い芸人を目指すことで、安いアパートで、貧相なご飯しか食べれず、将来が安定しないかもしれない人生を歩むのは息子の課題です。

ではなぜ他者の課題に介入してはいけないんでしょうか?

それは、あよそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に介入すること、または自分の課題に介入させることによって引き起こされるからです。

「これは誰の課題なのか?」ということを考えてそれを切り分けることで、対人関係の悩みを一気に解消することができるようになるのです。

ここである面白いことわざを引用しようと思います。

馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない

 

まとめ

【メインチャンネル】の登録はこちら!
↓↓↓

 

マインドマップのダウンロードはこちら

 

自由を手にするためには、他者から嫌われるというコストを支払わなければなりません。つまり承認欲求を捨てることが必要になるのです。

そのためには「課題の分離」という考え方が重要になります。他者の課題と自分の課題を切り分けることで、自由を手にすることができて、さらに対人関係でのトラブルを避けることができるようになるのです。

本日お伝えした課題の分離はあくまでも対人関係のゴールではなく、入り口です。これ以降も対人関係のゴールに近づいていくための記事を書いて行こうと思っていますので、ぜひ楽しみにしておいてください!

let's share
科学の営業塾
科学のビジネスサロン
有料note
営業職への転職はこちら