先延ばしゼロ計画

“オオタニ”
本日は先延ばしについてお伝えしていきます

あなたは先延ばしをすることによる、影響は計り知れません。

先延ばしは、貯金額や健康、集中力、記憶力などに悪影響を及ぼすことが数々の論文で明らかになっています。

これを読んでいるあなたもきっと先延ばしをしてしまううちの一人なのではないでしょうか?それもそのはず残念ながら、人間の脳は先延ばしをするようにできているのです。

それは僕たちの祖先が培ってきた脳の機能を未だ継承しているいわば、現代と古代のミスマッチにより起こっている弊害と言えるかもしれませんね。

そこで今回は先延ばしへの理解を深め、それを克服するためのコツについてお伝えしていこうと思います!

 

先延ばしによる2つのデメリット

上記でも解説しました通り、先延ばしは様々な要素に悪影響を及ぼします。

しかし、このブログを読んでくれているあなたはきっと「起業家」「個人事業主」「営業マン」のいずれかだと思います。

なので、上記の人たちにとって非常に重要な「記憶力」「集中力」を先延ばしと絡めてお伝えしていこうと思います。

 

記憶力が下がる

先延ばしをすると、記憶力が下がるということが分かっています。

僕たちは普段、ワーキングメモリ(作業記憶)という記憶装置を使って短期的な記憶を行っています。このワーキングメモリは会話や計算、読み書きを行う際に非常に重要な記憶装置なのですが、先延ばしをすることでこの短期記憶の容量を少なからず埋めてしまうことになるのです。

 

例えるなら、ワーキングメモリは作業テーブルです。

先延ばししたタスクが作業テーブルの上に散らかっていたら、作業できるスペースが小さくなってしまいますよね?つまり、作業容量や記憶領域を侵してしまうわけです。

ゆえに先延ばしをすることは、記憶力を下げることに繋がってしまうわけですね。

 

集中力を下げる

先延ばしをすると、集中力が下がるということも分かっています。

先延ばしをすると、ずっと意思決定をしている状態になります。つまり、「やる・やらない」の判断を脳の中でずっとし続けることになるのです。

そして、この意思決定お頻繁に行うことで、脳の前頭葉が披露します。この前頭葉は集中力の源でもあるので、継続的に意思決定をし続けるとそれが集中力を下げる結果となってしまうわけです。

 

先延ばしをしてしまう脳

冒頭でお伝えした通り、僕たちが先延ばしをしてしまう理由は脳にあります。意志の力自制心のせいにする人たちがいますが、それは全く関係ありません。全て脳が原因なのです。

では脳のどのような機能が僕たちの先延ばしに影響を与えているんでしょうか?ここではそれを2つ紹介します。

 

欲求に屈しやすい

僕たちの脳は目の前の欲望に屈しやすくできています。たとえば、読書に集中しようとしていたのに、携帯でfacebookを長時間見続けてしまったこと、ダイエット中に甘くて美味しそうなショートケーキを我慢できなかったこと、って1度や2度はあるはずです。

行動経済学者のダニエル・カーネマンは脳には2つのシステムが備わっていると言います。その2つのシステムとは、「システム1」の自動システム「システム2」の熟考システムです。

先のほどのダイエットを例に取るのであれば、6ヶ月後に5キロのダイエットを計画したが(システム2)、目の前にあるショートケーキを我慢することが出来なかった(システム1)

 

つまり、「システム1」の自動システムは衝動的で動物的な脳で、「システム2」の熟考システムは理性的な脳だということです。

僕たちの脳はこのようにシステム1が強くなるように出来ているのです。

なぜなら、はるか昔には貯蔵という仕組みが無く、その時獲れたものをその時に食べるという生活を送っていました。だから、目先の欲求に飛びつくようにできているのです。

 

だから、本来いますぐにやるべきタスクがあったとしても、それを差し置いて別の欲求レベルの高いものについつい手を出してしまいがちになるのです。

 

現状維持を望む

人間の脳は現状維持を好むようにできています。なぜなら、昔はイレギュラーな行動は命に関わることだったからです。

たとえば、シマウマ、キリン、シカなどの草食動物のほとんどは立って寝るのですが、突然キリンさんが「今日は横になって寝てみるか!」なんてイレギュラーな行動を取るとどうなるでしょうか?

突然襲ってきた肉食獣からの攻撃に対処することが出来ず、あっけなく食べられてしまうことになります。

 

このようにイレギュラーな行動は生命維持に関わることなのです。これは人間も全く一緒で、脳はなるべくイレギュラーな行動を取らないようにしようとしているわけですね。

自己啓発でいうコンフォートゾーン(居心地の良い空間)とはまさにこのことです。

 

先延ばしを克服する

では先延ばしの理由についての理解を深めてもらったところで、次はそれを克服するコツをお伝えしていこうと思います。

 

環境

脳は「欲求に屈しやすい」という性質があることを覚えているでしょうか?視界に誘惑物が入ってしまうと、その欲求をすぐにでも満たしたいと思うようになるのです。

だから、そのような誘惑物をタスクを行う場所から徹底的に排除していけば良いのです。

僕の家にはテレビもゲーム機もありませんし、携帯電話に関しては、作業中は棚にしまうようにしています。

つまり、誘惑物が視界に入らないように、断捨離をして、整理整頓をしているのです。すると目の前のタスクを誘惑物に邪魔されることなく、その場で終わらせることができるのです。

 

「なに」の思考を持つ

先延ばしを克服するには、そのタスクを行うまでの行動を細分化することで克服できるようになります。

たとえば、あなたがウォーキングを毎日のタスクとして取り組みたいと思っているのであれば、そのウォーキングに出かけるまでに必要な手順を明確にすれば良いのです。

仕事着を洗濯カゴに入れる

ウエアーに着替える

玄関に行き、靴を履く

ウォーキングに出かける

このようにその行動に取り組むまでの手順を細かく意識することで、先延ばしを克服できるということが分かっています。

 

心理学者ニラ・リーベルマンは学生に対して、簡単なアンケートに回答して3週間以内にそれを電子メールで送らせるという課題を行わせました。

レポートの提出の前にあらかじめ学生に課題を行わせ「なぜ」型の思考の被験者(理由を考える思考)と「何」型の思考の被験者(手順を考える思考)の2つのグループに分けました。

その結果、なんと「何」型の思考のグループ「なぜ」型の思考のグループと比べると平均して、10日間も早く課題を提出したということが分かったのです。

 

つまり、あるタスクに取り組むまでの手順を意識したグループの方が先延ばしをすることなく、すぐに課題を終わらせる傾向にあるということですね。

 

まとめ

【メインチャンネル】の登録はこちら!
↓↓↓

 

マインドマップのダウンロードはこちら

 

先延ばしの原因が脳と言われると、「なんだ!じゃあ仕方がないじゃん」と思ってしまうこともあるかと思います。

しかし、だからと言って先延ばしをしても良いという理由になりませんし、そこに対して何かしらの対策を打って行かないと、様々なことで悪影響を受けることになるということはもう理解していただけていると思います。

ストレスレスで、より幸福な人生を送る上で先延ばしの克服は非常に重要なコトとなりますので、ぜひ今回お伝えしたコツを実践していただければと思います!

有料note
科学の営業塾
科学のビジネスサロン