意志力(ウィルパワー)とは|自制心が高まれば人生が変わる!

意志力(ウィルパワー)とは、自己コントロール力、自制心のことです。

たとえば、「ランニングを習慣にしたいと思っていても、なかなか行動できない…」なんて経験はありませんか?

他にも、「歯軋り・タバコ・お酒がやめられない…」なんてこともありますよね?

このように、われわれは特定の目標を達成するために、「継続したい!」「断ち切りたい!」と望むことが多々あります。

しかし、あること・・・・を意識することで、誘惑の波から逃れることができます。

その方法こそが、意志力(ウィルパワー)なのです。

意志力を、回復させたり、鍛えたり、節約したりすることで、あらゆる誘惑に打ち勝つことができるようになります。

というわけで本日は、

本日のテーマ
  1. 意志力(ウィルパワー)とは
  2. 意志力(ウィルパワー)回復する方法
  3. 意志力(ウィルパワー)を鍛える方法
  4. 意志力(ウィルパワー)を節約する方法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

意志力(ウィルパワー)とは

意志力(ウィルパワー)

自己コントロール力、自制心のこと

もっと砕いていうと、「継続する力」「断ち切る力」とも言えますね。

意志力の創始者

フロリダ州立大学の教授であるロイ・バウマイスター氏により提唱されました。

ちなみに、彼の研究によると、人は1日の中で4時間は何かしらの欲望に逆らっており、それらを意志力で逆える確率は50%だということが分かっています

つまり、それだけ欲望に逆らうことは難しいということですね

ロイ・バウマイスター著『意志力の科学』

ケリー・マクゴニガルの定義

スタンフォード大学の教授ケリー・マクゴニガルは、意志力(ウィルパワー)をかなり分かりやすく定義してくれています。

彼女は、意志力を「3つの力」と表現をしています。

意志力(ウィルパワー)=3つの力
  • やる力
  • やらない力
  • (望む力)

※望む力はあまり登場したいので、ここでは扱いません

つまり、やる力=継続する力、やらない力=断ち切る力、ということですね。

ケリー・マクゴニガル著『スタンフォードの自分を変える教室』

意志力(ウィルパワー)の具体例

では、いくつか具体例をみていきましょう。

例1:毎日、ウォーキングをしたい

これは「やる力」に当たります。

毎日、ウォーキングを日課にしたいと思っていても、大多数の人たちはこれを継続することができません。

基本的に「毎日〜したい」という目標には意志力(ウィルパワー)が関係しています。

例2:感情をコントロールしたい

これは「やめる力」に当たります。

溜め込んでいた「怒り」を爆発させた経験がある人は多いのではないでしょうか?

実は、これも意志力(ウィルパワー)が関係しているんですよね。

意志力(ウィルパワー)を鍛えることで、自分の感情をコントロールできるようになります。

例3:禁煙したい

これは「やめる力」に当たります。

喫煙者の多くが、「タバコをやめたい…」と思っているにも関わらず、それをなかなかやめることができません。

新年の目標として「今年こそは必ずタバコをやめる!」と誓ったとしても、タバコの値段が高くなったとしても、やめることができないのです。

意志力(ウィルパワー)と脳

では、ここからは、意志力(ウィルパワー)と脳の関係について詳しく解説していきます。

動物の脳 VS 人間の脳

われわれの頭の中には、ある2種類の脳が存在します。

2つの脳
  • 動物的な脳(大脳辺縁系)
  • 人間的な脳(前頭葉)

例:ダイエット

たとえば、あなたは今、夏に向けてダイエットをしており、そのため甘いものを控えるようにしているとします。(人間の脳)

しかし、スーパーに買い物に行くと、ついついお菓子売り場が目に入ります。

すると、あなたの脳内にこのような声が響き渡ります。

「いますぐ、お前の大好きな、甘いチョコレートを買ってしまえ!」と。(動物の脳)

さて、このような状況になった時に、下記のどちらを選択するでしょうか?…

2つの選択肢
  • 夏に向けてのダイエット(人間的な脳)
  • 甘いチョコレート(動物的な脳)

ドーパミンとは

しかし、なぜ我々は理性では分かっているのに、それとは逆の行動をしてしまうのでしょうか?

結論、脳内ホルモンである「ドーパミン」が強く影響しているからです。

ドーパミンは、「動機付け」となる脳内ホルモンのことで、これが脳内に分泌されると「目の前の対象をどうしても手に入れたい!」と思うようになります。

例:ドーパミンによる暴走

たとえば、大好きなショートケーキを目にすると、「食べたい!!!」と感じるようになりますし、

他にも、携帯電話が目に入れば、「facebookいじりたい!!!」「LINEを確認したい!!!」という欲求が爆発するのです。

つまり、「誘惑物」が目に入ることで、ドーパミンが分泌され、それにより「その欲求を満たしたい!」と思うようになるということです。

ドーパミンがあるから生き延びれた

こう考えると、ドーパミンに対してネガティブなイメージを抱く人もいるでしょう。

しかし、実は、ドーパミンのおかげで、われわれはサバンナ時代を生き抜くことができたのです。

たとえば、目の前に「木の実」が成っていたとします。

すると、ドーパミンが分泌され、「なんてしても、この木の実をゲットするぞ!」とやる気を高めることができるのですが、

もしも、ドーパミンが分泌されなかったどうなるでしょうか?

きっと、スルーしてしまうでしょう。

つまり、われわれはドーパミンのおかげで、命を繋ぎ止めることができ、そのおかげであなたは今こうしてこの記事を読んでいるのです。

解決策!動物的な脳の暴走を食い止める方法

では、「動物的な脳」の暴走を食い止めるためには、どうすればいいのでしょうか?

詳しくは後述しますが、方法は大きく分けると3つです。

3つの解決策
  1. 意志力(ウィルパワー)を回復させる
  2. 意志力(ウィルパワー)を鍛える
  3. 意志力(ウィルパワー)を節約する

意志力(ウィルパワー)は大切な資源

ではここからは、意志力(ウィルパワー)の性質について詳しく解説していきます。

意志力(ウィルパワー)は消耗する

意志力(ウィルパワー)は、いつでも発揮できるものではなく、1日の中で使える量が決まっており、起床から就寝にかけて徐々に消耗していきます。

意志力(ウィルパワー)を消耗することを自己消耗といいます

自己消耗とは

では、われわれは普段どのようなことに意志力(ウィルパワー)を消耗しているのでしょうか?

もちろん、「継続する」「断ち切る」時にも使われます。

しかし、下記のようなことにも使われるのです。

自己消耗の原因
  • 集中
  • 理解
  • 判断
  • 意思決定
  • 論理推論

疑問:意志力(ウィルパワー)が枯渇すると

結論、下記の内容の質が低下してしまったり、継続したり、断ち切ることが困難になってしまいます。

  • 集中
  • 理解
  • 判断
  • 意思決定
  • 論理推論

たとえば、集中が続かなくなったり、毎日ブログを書かなければならないのに、「今日はいいや!」とサボるようになってしまいます。

意志力(ウィルパワー)の実験

では、ここからは意志力(ウィルパワー)の創始者であるロイ・バウマイスターが行った実験をみていきましょう。

実験:ロイ・バウマイスター

手順1

ロイ・バウマイスターは、お腹を空かせた大学生の被験者たちを、クッキー・チョコレート・ラディッシュが乗ったテーブルの前に座らせました。

手順2

次に、彼らを下記の2つのグループに分けます。

2つのグループ
  1. クッキーとチョコレートを食べてもいい、と指示したグループ
  2. ラディッシュしか食べてはならない(我慢する)、と指示したグループ

手順3

ある程度時間が過ぎてから、彼らに解けないパズルを解かせます。

そして、どれくらいの時間、それぞれの被験者がそのパズルを粘るか? を調べました。

実験の結果

すると、上記2つのグループに大きな差が生まれたのです。

2つのグループ
  1. クッキーとチョコレートを食べてもいい、と指示したグループ
    →20分もパズルを解き続けた
  2. ラディッシュしか食べてはならない(我慢する)、と指示したグループ
    →8分しかパズルを解けなかった

②の被験者は、クッキーとチョコレートを我慢したことにより、意志力(ウィルパワー)が消耗してしまったのです。

だから、①の被験者と比べると、パズルに粘る時間が短くなってしまいました。

例:副業(ブログ)に手がつかない

本業をしながら副業をこなせる人は本当にすごいと言えます。

なぜなら、本業でほとんどの意志力(ウィルパワー)を使い切ってしまうからです。

だから、ほとんどの場合、ブログを執筆しようとしても、「明日ブログを書けばいっか!」と先延ばしにしてしまいます。

悲報:何もしなくても意志力(ウィルパワー)は消耗する

実は、起きていて何かを認知する(見る・聞く)だけで、意志力(ウィルパワー)は消耗してしまいます。

車と一緒

この現象はで例えると分かりやすいです。

たとえば
  • 起きているだけ(見る・聞く)=アイドリング
  • 継続する・我慢する・集中するなど=アクセルを踏む

このように、ただ起きているだけでも、少しづつではありますが、意志力(ウィルパワー)を消耗してしまうのです。

成功者は意志力を大切にする

成功者の多くは、意志力(ウィルパワー)をものすごく大切にしています。

なぜなら、意志力(ウィルパワー)が枯渇してしまったら、クリエイティブなことができなくなってしまうからです。

偉大な経営者
  • Appleの創始者スティーブ・ジョブス
  • facebookの創始者マーク・ザッカーバーグ

彼らは意志力(ウィルパワー)を節約するため、生活の中にある工夫・・・・を取り入れています。

それは、毎日同じ服を着るというものです。

選択の回数を減らす

「どの服を着ようかなぁ〜」という意思決定端折るはしょためです。

これにより、意志力(ウィルパワー)を節約することができます。

結果、節約した意志力(ウィルパワー)を下記のことに投下することができるのです。

  • 集中
  • 理解
  • 判断
  • 意思決定
  • 論理推論

意志力(ウィルパワー)を回復させる

意志力(ウィルパワー)を回復させる方法
  1. 仮眠(パワーナップ)
  2. マインドフルネス(瞑想)
  3. 血糖値を上げる

方法1:仮眠(パワーナップ)

仮眠(パワーナップ)によって意志力(ウィルパワー)を回復させることができます。

なので、ちょっと疲れてきたと思ったら、すかさず仮眠をとるようにしましょう。

ちなみに、仮眠の時間に関しては、諸説ありますが15分で全く問題ありません。

いくつかの研究

NASAやGoogle、ナイキなどは仮眠室を用意して20分程度の短い昼寝を推奨しています。

NASAの研究では、26分の仮眠をとることで記憶や注意力などの認知能力が34%も向上したという結果となりました。

このように、20分ほどの仮眠をすることで、意志力(ウィルパワー)が回復するという研究がいくつもあったりするので、

ぜひ頭がボーッとしてきたら、積極的に仮眠をとるようんしましょう。

方法2:マインドフルネス(瞑想)

マインドフルネス(瞑想)とは、「今この瞬間」に注意を向ける、心の筋トレのようなものです。

マインドフルネスは、Googleやfacebookでも積極的に取り入れられているもので、社員の仕事効率アップに役立てています。

瞑想の方法はいくつかあるのですが、一番オーソドックスな瞑想法はこちらです。

瞑想のポイント
  • 息を7秒吸って、7秒で吐く
  • 呼吸に意識を集中させる
  • 雑念が生まれたら、ゆっくり呼吸に意識を戻す

オータニはこのルールに従って、「ちょっと脳が疲れてきたなぁ〜」と感じたら、5分間瞑想を行うようにしています。

これは経験者にしか分かりませんが、脳がスッキリした感覚を味わうことができます。

もしも、瞑想のやり方や効果について知りたい方は、『瞑想の効果とやり方|脳疲労を改善する瞑想法とは』を参考にしてください。

瞑想の効果とやり方|脳疲労を改善する瞑想法とは

方法3:血糖値を上げる

意志力(ウィルパワー)には、脳のエネルギー源であるブドウ糖が使われます。

なので、疲れてきたら糖分を摂取するのがいいのですが、ここで注意点があります。

結論、GI値の高いモノを摂取しないようにしましょう。

高GI食品は意志力(ウィルパワー)を低下させる

たとえば、チョコレートやアメ、コーラなどですね。

なぜなら、このようなGI値の高いモノを摂取すると、急激に血糖値が上昇するからです。

血糖値が急激に上がると、すい臓からインスリンという内分泌系のホルモンが過剰に分泌され、血糖値が低下してしまいます

結果、副交感神経が優位になり、睡魔に襲われ、集中力などが低下してしまうことになってしまうのです。

低GI食品は意志力(ウィルパワー)を持続させる

なので、普段からGI値の低い食事をすることをオススメいたします。

低GI食品は、血糖値を緩やかに上昇させてくれるので、長時間、意志力(ウィルパワー)を発揮することができるようになるのです。

オータニのオススメは、ナッツ類アーモンド類などを摂取することです。

コンビニで、素焼きのものが置かれています

心理学者マシュー・ゲイリオットの研究では、血糖値が低くなると、様々な意志力の問題が生じ、血糖値が上がると意志力が回復するということが分かりました

意志力(ウィルパワー)を鍛える

では、ここからは、意志力(ウィルパワー)を鍛える方法について解説していきます。

意志力(ウィルパワー)は鍛えられる

意志力(ウィルパワー)は、筋肉のように鍛えることができるということが様々な研究で分かっています。

つまり、意志力(ウィルパワー)を使えば使うほど、意志力(ウィルパワー)は鍛えられていくのです。

方法:無意識な行動を意識化する

ではどのようにすれば意志力(ウィルパワー)を鍛えることができるのでしょうか?

結論、ふだん無意識に行っていることを、意識的に行うだけです。

研究:ノースウェスタン大学

40名の怒りやすい成人を対象にした研究で、彼らを3つのグループに分けます。

3つのグループ
  1. 利き手でない方の手を使う
  2. 乱暴な言葉を使うことを禁じる
  3. 何も支持しない

結果、①と②に関しては、カッとなりそうなことが起きても、それに反応しなくなっていました。

他にも、普段意識していない姿勢に気を付けることで、意志力(ウィルパワー)を鍛えることができたなんていう研究もあったりします。

つまり、なんでも大丈夫ですので、普段意識していないことを意識することを心がけるようにしてみてください。

たとえば
  • 利き手
  • 姿勢
  • 話し方
  • 歩き方

意志力(ウィルパワー)を節約する

では、ここからは、意志力を節約する方法について解説していきます。

※「やる力」にフォーカスした内容となっています

方法:習慣化せよ

意志力(ウィルパワー)を節約するための方法はたった1つ。

それは、その行動を習慣化させるという方法です。

たとえば
  • 毎日ブログを執筆したい!
  • 毎日読書をしたい!
  • 毎日ウォーキングをしたい!

オータニの行動レベル

かく言うオータニは毎日、下記のタスクをこなしています。

オータニのタスク
  • Twitter3ツイート
  • ブログ1記事(3000~5000文字)
  • YouTube(5〜10分)

こんな話をすると「オータニさんって毎日大変ですね〜」なんて言われることもあるのですが、実は、そこまで大変ではありません。

なぜなら、これらは全て習慣化された行動だからです。

たとえば、歯磨きをする際に「うわ〜今日も歯を磨かないといけないのかぁ…」なんて思わないですよね?

このように、毎日取る行動に関しては、習慣化してしまえば、それは苦痛を伴わない行動になるのです。

意志力(ウィルパワー)で行動するな

ここまでで、継続するには意志力(ウィルパワー)が大切だということをお伝えしてきましたが、

実は、オータニは意志力(ウィルパワー)での行動をオススメしていません。

なぜなら、意志力(ウィルパワー)に頼っていると行動にムラが出るからです。

やる気での行動はNG

たとえば、「今日は意志力(ウィルパワー)が枯渇しているからや〜めっぴ!」みたいなことが起こるわけです。

つまり、やる気による行動になってしまうのです。

しかし、習慣の力による行動ではどうでしょうか?

行動にはムラが出なくなります。

なぜなら、意志力(ウィルパワー)ではない「無意識の力」による行動だからです。

だから、「今日はテンションが低いから、歯磨きは止めよう〜」とはならないですよね?

もしも、習慣化の方法について知りたい方は、『モチベーションを高く保つ心理戦略』を参考にしてください。

モチベーションを高く保つ心理戦略【結論:習慣化しよう】

\\おすすめ習慣化図書//

まとめ:意志力(ウィルパワー)

では最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  1. 意志力(ウィルパワー)とは
  2. 意志力(ウィルパワー)回復する方法
  3. 意志力(ウィルパワー)を鍛える方法
  4. 意志力(ウィルパワー)を節約する方法

というテーマでブログを執筆しました。

意志力(ウィルパワー)をによって、あなたの行動が変わります。

そして、行動が変われば、当然あなたの未来は大きく変わるでしょう。

なので、本日お伝えした、意志力を「回復する、鍛える、節約する」方法は、ぜひ実践していただければと思います。

もしも、継続するための方法について詳しく知りたい方は、下記の記事なども参考にしてもらえればと思います。

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