【アドラー心理学】幸福になるための5つの基礎理論

“やる気くん”
  • アドラー心理学ってなに?
  • アドラー心理学についてより詳しく知りたい!
“オータニ”
このようなことを考えていないでしょうか?

アドラー心理学に関する本を読んだことがある人なら分かると思いますが、実際、アドラー心理学ってかなり難しい心理学なんですよね。

なぜなら、抽象概念が多いからです。

 

しかし、この記事では、アドラー心理学をより分かりやすく!より具体的に!解説していきます。

アドラー心理学を学ぶことによって「より幸福な人生を味わうことができることは間違いなし!」なので、ぜひ最後まで読んでもらえればと思います。

 

アドラー心理学=勇気の心理学

アドラー心理学は、別名「勇気の心理学」と言われています。

なぜなら、われわれは自由で幸福な人生を生きるためには、様々な課題に直面するのですが、その課題を乗り越えるために必要なのが「勇気」だからです。

アドラー心理学では、この課題を乗り越える上で大切な「勇気」を与えることを「勇気づけ」と呼びます。

メモ

  • 勇気=人生の課題を乗り越えるために必要なもの
  • 勇気づけ=勇気を与えること

 

人生のタスク

では、人生の課題とは、どのようなものなのでしょうか?

それは、下記の3つの課題です。

  • 仕事のタスク
  • 交友のタスク
  • 愛のタスク

これら3つの課題は、全て人間関係に着目した課題となります。

なので、これらの課題をアドラー は「3つの絆」とも定義しています。

 

勇気のレベル

左から右へいくにつれて勇気が必要になります。

仕事のタスク→交友のタスク→愛のタスク

 

仕事のタスク

仕事の中での人間関係の悩み

  • 仕事は好きだけど、社内の人間関係が悪い…
  • 上司からのパワハラがひどい…
  • 同僚からバカにされる…

仕事のタスクには、ほとんど勇気を必要としません。

なぜなら、仕事の場合、一人ひとりは「機能」としてみられるからです。

たとえば、多少嫌いな人が職場にいたとしても、仕事場だけの関係なので、そこまで勇気を振り絞る必要がないのです。

 

交友のタスク

交友の中での人間関係の悩み

  • A君はいつも人の悪口を言うから面倒くさい…
  • 友達からのお願いを断れない…
  • 自分の意見を素直に言えない…

交友のタスクには、多少の勇気が必要になります。

なぜなら、別にわざわざそれに踏み出す必要がないからです。

たとえば、学生時代を想像してみてください。

友達になりたいと思った人に「声をかけようか?どうしようか?…」なんて迷ったことはありませんか?

もしも、勇気があれば声をかけることができますが、なければそれは難しいですよね。

 

愛のタスク

他者を愛する中での人間関係の悩み

  • 告白してふられたらどうしよう…
  • 浮気されたが、許すべきなのか…
  • 他の女の子に目移りしてしまう…

愛のタスクには、かなりの勇気を必要とします。

これは理解できますよね?

好きな人に告白する時ってかなりの勇気が必要ですからね。多くの人は、勇気がなく、告白できずに終わるなんてことは多々あります。

 

他にも、ひとりの人をずっと愛し続けることにも勇気が必要だったりします。

つまり、浮気は勇気が足りない人に起こりうる現象だと言えるでしょう。

 

人生のタスクを図にすると

分かりやすく図にするとこんな感じです。

勇気があると!

 

勇気がないと…

 

「勇気づけ」に必要な5つの基礎理論:アドラー心理学

しかしとは言うものの、どのようにすれば「勇気づけ」することができるのでしょうか?

その方法こそ、タイトルにもある「5つの基礎理論」なわけです。

これ以降でお伝えする「5つの基礎理論」を実践することができれば、人生の課題に立ち向かうための「勇気」を得ることができるのです。

 

だから「5つの基礎理論」は「課題を乗り越えるための5つのツール」と言い換えることもできますね。

その5つの基礎理論はこちらになります。

  1. 自己決定性
  2. 目的論
  3. 認知論
  4. 対人関係論
  5. 全体論

これだけ見ていると「難しい!」と感じるかもしれませんが、それぞれかなり詳しく解説して行きますので、ご安心ください。

 

アドラー心理学の基礎理論1.自己決定性

自己決定性

「自分の人生は、自分の手で変えることができる!」といった概念

アドラーは、これを下記のように表現しています。

人間は、自分の人生を描く画家である

 

「素材」とは

しかし、この概念を否定する人たちも少なからず存在します。

「そんなわけない!人生は変えることができない!」と。

その際に、多くの人たちは、下記のようなものを使ってそれを主張します。

  • 遺伝的に〜(遺伝)
  • 環境が〜(環境)
  • 生まれつき難聴で〜(器官劣等性)
  • 過去に虐待された経験があるから〜(過去の経験)

アドラーは、これらのことを「素材」と表現しています。

 

「素材」は言い訳のために使われる

これらのセリフって、一見すると理にかなっているように見えますよね?

しかし、アドラーは、これらのことを「人生の課題から逃げるための言い訳」としていおり、素材を使って人生の課題から逃げることを「人生の嘘」と表現しています。

 

なぜなら、下記のようなことが実際に起こっているからです。

  • 身長が小さくても、女性にモテる人はいますし(遺伝)
  • 今自分が置かれている環境から出て、自由な生活を送っている人もいますし(環境)
  • 手足が無くても、文筆家として活躍している人もいますし(器官劣等性)
  • 劣悪な家庭環境で育った経験がある人でも、起業家として成功している人はいますし(過去の経験)

つまり、「素材」が、「自由で幸福な人生を生きる」ということを既定するわけではないということが言えますね。

 

アドラー心理学の基礎理論2.目的論

目的論

「人間は今の目的に沿った行動・思考をしている」という概念

関連記事

【目的論】人生を大逆転させる思考法【←アドラー心理学】

 

「目的論」と「原因論」

この「目的論」と対をなす概念が「原因論」です。

「原因論」とは、「人間は過去や環境などの原因に既定されている」という概念です。

 

では、これら2つの概念を理解するために、ある具体例をご紹介します。

ある引きこもりの男性がいます。

 

彼は、職場でのイジメが原因で、それがトラウマとなり人間不信になり、外に出ることができなくなってしまいました。

では、この「引きこもっている」という状態を「目的論」「原因論」という2つの概念で説明して行きましょう。

 

「原因論」で説明する

イジメを受けた(原因)→引きこもっている

というふうに説明ができます。

普通に考えたら、これってかなり真っ当な考え方ですよね。

 

「目的論」で説明する

外に出ないという目的がある(目的)→引きこもっている

というふうに説明ができます。

きっとアドラー心理学に初めて触れた人は「はぁ?」と思っているのではないでしょうか?

簡単に解説しますね。

 

では、この男性が「外に出ない」という目的を持っているのは、なぜなのでしょうか?

対人関係間でのトラブルを回避するためです。つまり、これ以上傷つきたくないからですね。

※詳しくは「対人関係論」で解説します

 

つまり、人生の課題に立ち向かうための勇気がくじかれているわけです。

「勇気」というエネルギーをチャージしなければ、外に出ることはできないでしょう。

 

「原因論」の限界

結論から言うと、「原因論」には限界があるんですよね。

 

というのも、全てのことを「原因論」で説明してしまうと、

同じようなイジメを受けた人は、全員何かしらのトラウマを抱えて、家に引きこもる

という決定論になってしまうからです。

 

しかし、実際はそんなことないですよね?

なぜなら、イジメを受けたとしても、転職をして別の会社で楽しい人生を送る人もいるからです。

 

つまり、下記のようにまとめることができるでしょう。

「過去の経験」それ自体が「引きこもる」という原因となっているのではなく、「過去の経験」に与える意味によって「引きこもる」という選択をした。

 

「目的論」のメリット

ここまで「目的論」と「原因論」を比較して解説してきましたが、まとめるとこれら2つの概念の違いは

人生を変えることができるか?できないか?

というところではないでしょうか。

 

「原因論」で人生を考えると、過去などの原因に既定されることになるので、現在の人生のコントロール権を失うことになります。

しかし、「目的論」で人生を考えると、目的を変えることで現在を変えることができるので、人生のコントロール権を握りしめることができる。

つまり、われわれは、過去の原因に従属する奴隷ではなく、自らの意思で人生をコントロールすることができる主人なのです。

 

アドラー心理学の基礎理論3.認知論

認知論

「物事の捉え方は、主観的な解釈によって決まる」といった概念

たとえば、「犬」に対して「可愛い〜」と感じる人もいれば、「恐い・・・」と感じる。

また、「井戸水」を夏に飲めば「冷たい!」と感じ、冬に飲めば「温かい〜」と感じる。

このように、われわれは皆、客観的な世界ではなく、自分たちで意味づけを施した主観的な世界に住んでいるのです。

 

どのメガネをかけるか?

これをもっと分かりやすく説明するのであれば、「世界をどのメガネをかけて見るのか?」で人生は、幸福にも不幸にもなり得るということです。

  • 世界を、赤色のメガネをかけて見ると、世界は赤色に染まります。
  • 世界を、黒色のメガネをかけて見ると、世界は黒色に染まります。
  • 世界を、青色のメガネをかけて見ると、世界は青色に染まります。

このように、われわれは、かけるメガネによって、世界を自由自在に見ることができるのです。

 

人を嫌いになる瞬間

人を嫌いになる時ってありますよね?

多くの人が「相手に看過しがたい欠点があったから!」と答えるでしょう。

しかし、実はこれもかけるメガネに集約されるんですよね。

 

もちろん、相手に何かしらの嫌いになるきっかけがあったことは事実です。

たとえば、

  • 約束を破ったから〜
  • 酷い言葉を浴びせてきたから〜
  • 自分勝手だから〜

など、まぁ色々ありますよね。

 

しかし、何かしらの欠点を発見した後に、

「相手のことを嫌いになる!」という目的を持ち、相手の嫌いなところしか見えないメガネをかけるという考え方もできますよね。

 

これは前述した目的論と原因論の話ですね。

原因論で考える

嫌なところがある(原因)→嫌いになる

目的論で考える

嫌いになるという目的を持つ(目的)→嫌なところばかりが目に入る

つまり、「原因論」というメガネをかけるのか?「目的論」というメガネをかけるのか?という選択で世界が違って見えるということですね。

 

このように、「相手のことを嫌いになる!」というメガネをかけた瞬間に、

いつもは気になっていなかったところが無性に嫌になったり、さらなる欠点を目くじらを立てて探し出すようになるのです。

 

アドラー心理学の基礎理論4.対人関係論

対人関係論

「全ての言動には、それを向ける相手役がいる」という概念

 

引きこもりにも相手役がいる

目的論のところで出てきた「引きこもりの男性」の話を覚えているでしょうか?

もう一度引用します。

ある引きこもりの男性がいます。

 

彼は、職場でのイジメが原因で、それがトラウマとなり人間不信になり、外に出ることができなくなってしまいました。


では「引きこもる」という行動は、誰に向けられたものなのでしょうか?

多くの場合、それは「イジメていた連中」でしょう。

 

もしも、自分が引きこもっている理由が社長なりにバレたら、イジメていた連中はそれなりの処罰を受けるかもしれませんよね?

イジメを受けた男性は、それを期待している可能性が高いです。

 

読書をするのは

オータニが読書をするのにも、もちろん相手役が存在します。

その相手役とは、「YouTubeを観てくれている視聴者」です。

読書から得た知識などをYouTubeに乗せて視聴者という相手役に届けるために、勉強しているわけです。

 

その人の相手役を考える

このように、ひとりで完結する言動というものは存在しないということが分かりますね。

だから「この人の言動が全く理解できない!」と思った場合は、まず「その行動が誰に向けられているものなのか?」を考えます。

なぜなら、それによりその人の目的が見えようになるからです。

 

たとえば、「引きこもる」という行動の相手役が、社長にバレてもしもクビになったとしたら、

「引きこもる」という行動の相手役がいなくなるので、次の日には、出社できる可能性が高くなるかもしれませんよね。

 

アドラー心理学の基礎理論5.全体論

全体論

人間は分割できない存在として捉える概念

 

「全体論」と「二元論」

  二元論

人間を分割した存在として捉える概念

「二元論」は「全体論」と対をなす概念です。

 

たとえば、「意識と無意識」「理性と感情」「肉体・精神」のような捉え方です。

これって普通の考え方ですよね?

しかし、アドラーの掲げる「全体論」ではこれらの存在を否定しています。

 

カッとなって怒ってしまった

では、さらに「全体論」を詳しく解説して行こうと思うます。

たとえば、あなたが他者にカッとなって怒鳴りつけたとします。

これを、「二元論」「全体論」という2つの考え方でみていきましょう。

 

二元論で考える

これを「二元論」で考えるとこうなります。

「理性を感情を抑えることができなかった!」

ちなみに、これは原因論的な考え方となります。

なぜなら、下記のような方程式が成り立つからです。

嫌なことをされた(原因)→怒鳴った

 

全体論で考える

しかし、これを「全体論」で考えるとこうなります。

「全体としてのあなたが怒るという選択をした!」

ちなみに、これは目的論的な考え方となります。

なぜなら、下記のような方程式が成り立つからです。

大声を出すという目的を持つ(目的)→怒鳴るという選択をする

 

「全体論」で考えることのメリット

「全体論」で考えることで、「人生の嘘」を減らすことができます。

人生の嘘

素材を使って人生の課題から逃げること

なぜなら、何かを分割する「二元論」という考え方は、言い訳をするにはもってこいだからです。

 

たとえば、先ほどの例にもあった通り、

「感情を制御できなかった!」とするなら、たまたまそのとき刃物を持っていたのであれば、刺殺してもそれは仕方がないということになりますよね?

だって、制御できないんですよね?感情という独立した存在が人にそのように指令を出したわけですから。

 

しかし、当たり前ですが、こんなことは認められないですよね?

このように、本来は全体としての自分が怒鳴ることを選択したのにも関わらず、それを二元論的な考えで言い訳をするのは、まさに「人生の嘘」だと言えるでしょう。

もしも、そのような二元論的な思考を続けている限り、アドラーが掲げる本来の幸福にたどりつくことは不可能と言えるでしょう。

おすすめ図書:アドラー心理学

 

まとめ:アドラー心理学

では本日の内容をまとめましょう。

 

本日は、

  1. 自己決定性
  2. 目的論
  3. 認知論
  4. 対人関係論
  5. 全体論

という5つの基礎理論について解説してきました。

 

もしかしたら、本日お伝えした5つのツールは、あなたにとって非常識なものばかりだったのではないでしょうか?

しかし、このようなある意味非常識的な考え方をしていかないと、幸福にはたどり着けないと言えます。

なぜなら、常識的な思考をしている人たちの多くは、幸福でないことが多々あるからです。あなたの周りの人たちをみていてもそうですよね?

 

もしも、本日の記事を読んで

  • 「アドラー心理学って楽しい!」
  • 「もっと理解を深めたい!」
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と思っていただけた方は、ぜひオータニが提供する個別サポートに申し込んでいただければと思います。

 

サービス内容は、下記の内容となります。

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  • 口座番号:1773472
  • 支店名:町田支店(116)

 

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