DESC(デスク)法とは、承諾率を高めるトークの型(フレークワーク)のことです。
あなたは承諾率を高めたいと思ったことはありませんか?
たとえば、営業で言うと、“契約”。他にも、子供への注意などもそうですね。
承諾率を上げるスキルを手にすることで、人生を思い通りにコントロールすることができるようになります。
そんな承諾率を高める話し方のフレームワークこそがDESC(デスク)法なのです!
というわけで本日は、
- DESC(デスク)法とは
- DESC(デスク)法の具体例
- DESC(デスク)法の作り方
- DESC(デスク)法とアサーション
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
DESC(デスク)法とは
- D:Describe(描写)
↓ - E:Express(表現)
↓ - S:Suggest(提案)
↓ - C:Consequence(結果)
Describe(描写)
「Describe(描写)」では、客観的な事実を伝えます。
先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。
そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。
Express(表現)
「Express(表現)」では、主観的な意見を伝えます。
このままでは、感染者が増えていく一方です。
つまり、死亡者もどんどん増え、経済も回復に向かいません。
Suggest(提案)
「Suggest(提案)」では、上記の解決法を提案します。
だから、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!
Consequence(結果)
「Consequence(結果)」では、上記の解決法を取り入れたことによる未来を伝えます。
このように一人ひとりが「外出自粛」を意識することで、
〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるのです!
先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。(描写)
このままでは、感染者が増えていく一方です。つまり、死亡者もどんどん増え、経済も回復に向かいません。(表現)
だから、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!(提案)
このように、一人ひとりが「外出自粛」を意識することで、〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるのです!(結論)
DESC(デスク)法の作り方
では、ここからはどのようにしてDESC(デスク)法でトークを作っていくのか?を解説していきます。
- S:Suggest(提案)
↓ - C:Consequence(結果)
↓ - D:Describe(描写)
↓ - E:Express(表現)
1ステップ:Suggest(提案)
なぜ「提案」から考えるのかというと、ここが一番伝えたいことだからです。
だから、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!
この「提案」を通すために、「Consequence(結果)」「Describe(描写)」「Express(表現)」を使っているわけです。
なので、まず「あなたは何を伝えたいのか?」を明確にするようにしましょう。
2ステップ:Consequence(結果)
次は、「提案によってどうなるか?」を考えましょう。
このように一人ひとりが「外出自粛」を意識することで、
〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるのです!
「提案」を受け入れることによる「結果」を具体的に伝えるほど、承諾率を高めることができます。
3ステップ:Describe(描写)
次は、上記の「提案」に説得力を持たせるための「客観的な事実」を集めましょう。
先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。
そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。
ちなみに、「客観的な事実」には様々な種類があります。
特に上記の太文字の情報を使うと、かなり説得力を高めることができます。
4ステップ:Express(表現)
最後に、「描写」による自分の意見を考えましょう。
このままでは、感染者が増えていく一方です。
つまり、死亡者もどんどん増え、経済も回復に向かいません。
先ほどの「結果」の部分ではポジティブな未来について語りましたが、「表現」ではネガティブな未来を具体的に語りましょう。
なぜなら、「表現」を具体的にすることで、恐怖を与えることができるので、聞き手は「いますぐ行動しよう!」と考えるようになるからです。
「DESC(デスク)法」と「PREP(プレップ)法」
では、ここからはDESC(デスク)法と関連のあるPREP(プレップ)法について解説していきます。
PREP(プレップ)法とは
説得力を高めるフレームワーク
- P=Point(主張、結論)
↓ - R=Reason(理由)
↓ - E=Example(具体例)
↓ - P=Point(主張、結論)
具体例
では、先ほどのウイルスの例をPREP(プレップ)法でライティングしてみましょう。
結論、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!(主張)
なぜなら、「外出自粛」を意識することで、〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるからです。(理由)
たとえば、先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。(具体例)
なので、今すぐに「外出自粛」を本格的に指導するべきなのです。(主張)
どうですか?かなり説得力を感じませんか?
DESC(デスク)法とアサーション
アサーションとは、「自分も相手も大切にしたコミュニケーション」のことです。
実は、DESC(デスク)法は、アサーションで非常によく使われる型なのです。
というわけで、ここからはアサーションで使われるDESC(デスク)法について解説していきます。
アサーションで使うDESC(デスク)法
- D:Describe(描写)
↓ - E:Explain(説明)
↓ - S:Suggest(提案)
↓ - C:Choose(選択)
※黒文字の部分は解説したので、赤文字の部分だけを解説します
Explain(説明)
「説明」では、自分の気持ちを伝えます。
※具体例は下記で説明します
Choose(選択)
「選択」では、「受け入れてもらった場合」と「受け入れてもらえなかった場合」の結果を伝えます。
具体例(アサーションver)
では、3つほど具体例をみていきましょう。
15分遅れだね(描写)
いつも心配しちゃうよ(説明)
遅れるようであれば、そう思った時点で連絡くれると助かるな(提案)
そうしてもらえると、どこかの喫茶店で時間潰せるし。(受け入れてもらった場合)
もしも、それが難しいなら、きちんと時間通りに来てもらいたいな。(受け入れてもらえなかった場合)
最近タバコの量が増えてきたね。(描写)
もう子供も生まれるし、ちょっと心配だよ(説明)
だから、子供も生まれることだし、タバコやめてみない?(提案)
そうしてもらえると、私もお腹の中の子供も助かるな(受け入れてもらった場合)
もしも、それが難しいんだったら、タバコはベランダで数ようにしてもらえる?(受け入れてもらえなかった場合)
最近、彼氏のことでよく悩んでるね(描写)
正直、〇〇が彼氏に尽くし過ぎている感じがして心配なんだよね(説明)
だから、ちょっと彼氏と距離を置いてみたら?(提案)
そうしたら、〇〇もちょっとは冷静になると思うし(受け入れてもらった場合)
もしも、難しいようだったら、いつでも相談になるから!(受け入れてもらえなかった場合)
まとめ:DESC(デスク)法
では最後にまとめましょう。
本日は、
- DESC(デスク)法とは
- DESC(デスク)法の具体例
- DESC(デスク)法の作り方
- DESC(デスク)法とアサーション
というテーマでブログを執筆しました。
DESC(デスク)法は、承諾率を高める上で、非常に効果的なフレームワークです。
なので、今まで話し方を意識して来なかった方は、これからは意識してみましょう。