【弁証法】画期的なアイディアを生み出す思考法とは

弁証法とは、ある意見とそれと対立する意見を統合することで、より良いアイディアを生み出していく思考法のことです。

 

たとえば、下記のような意見とそれと反対する意見があったとする。

  1. 本は読むべきだ
  2. 本はかさばるので、持ち運びには不向きだ

つまり、矛盾する2つの命題があるわけです。

 

ではこれらの命題を統合することで、どのようなアイディアが生まれるのでしょうか?

  • 本の内容を電子化することで、持ち運びのストレスを受けることなく、読書ができるようになる

 

このように、ある命題とそれと対立する命題を統合することで、高次なアイディアを作り出すことができたりするのです。

 

というわけで本日は、

本日のテーマ

  1. 弁証法とは
  2. 弁証法の作り方
  3. 弁証法をマスターするには

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

 

弁証法とは

弁証法

ある意見とそれと対立する意見を統合することで、より良いアイディアを生み出していく思考法

ゆえに、弁証法は「問答法」と表現することもできます。

つまり、弁証法を使って対話を重ねることで、より高次のアイディアをみんなで生み出していくということです。

 

弁証法の提唱者

「弁証法」は、様々な著名な哲学者によって解釈され、使われてきました。

たとえば、アリストテレス、プラトン、カント、マルクス など。

しかし、通常の「弁証法」は、ドイツの哲学者ヘーゲル(1770~1831年)のものが有名です。

 

テーゼ(正)→アンチテーゼ(反)→ジンテーゼ(合)

  • テーゼ=最初の正しいとされる意見(命題)
  • アンチテーゼ=それに反対する意見(命題)
  • ジンテーゼ=テーゼとアンチテーゼを統合して生み出された意見(命題)

これは、「正→反→合」などと訳されることもあります。

このように、テーゼとアンチテーゼからジンテーゼを生み出すプロセスのことを「アウフヘーベン(止揚しよう)」という。

 

弁証法でアイディアを出す

ではここからは、実際にどうやって弁証法を作ってアイディアを出す方法を3ステップで解説していきます。

  1. テーゼを設定する
  2. アンチテーゼを考える
  3. ジンテーゼを考える

 

1ステップ:テーゼを設定する

まずは自分が正しいと考える意見を提示しましょう。

もちろん、他者の意見もテーゼとなることがあります。

テーゼ


学業の妨げに繋がるため、学校に携帯電話を持ち込むべきではない。

 

2ステップ:アンチテーゼを考える

先ほどのテーゼと対抗する意見を提示しましょう。

アンチテーゼ

何かあった時のために、学校に携帯電話を持ち込むべきだ。

 

3ステップ:ジンテーゼを考える

テーゼとアンチテーゼを統合し、より高次のアイディアを考えましょう。

 

コツとしては、両方の意見を部分的に否定し、部分的に活かしながら、高次のアイディアへと発展させます。

「A or B」のような二者択一的な考え方をするのではなく、「AとBを含みつつ、それよりも優れたC」を考えるのです。

ジンテーゼ

学校に携帯電話を持ち込むことは問題ないが、授業になったら生徒一人ひとりから携帯を預かる仕組みを作るべき。

 

弁証法で弁論する時の注意点

ここからは、弁証法を使って他者と弁論をする際の注意点をお伝えしていきます。

  1. 相手の意見を否定する
  2. 脳の構造を理解する
  3. 弁論の目的を明確にする

 

注意点1.相手の意見を否定する

アンチテーゼをする際は、相手の意見・・を否定するようにしましょう。

よくやってしまいがちなのが、弁論中に喧嘩のようになり、最終的に相手の人格・・を否定することです。

たとえば、政治家が罵り合う場面などがたびたびテレビで放送されたりしますよね?

 

注意点2.脳の構造を理解する

しかしとはいうものの、われわれの脳は、意見を否定されたとしても、自分が否定されているように感じてしまいます。

 

意見の否定=人格の否定

なぜなら、われわれの脳は主語を認識できないという性質があるからです。

たとえ、相手の意見を否定していても、相手の脳はそれを認識できないため、自分自身が否定されているように感じてしまうのです。

だから、議論の中で喧嘩になってしまうことは多々あります。

 

なので、他者に意見を否定された時、反射的に「ムカっ」としてしまうでしょう。

しかし、「脳は主語を認識できないんだった!」と思考することができれば、喧嘩することなく議論を進めることができるようになるのです。

 

注意点3.弁論の目的を明確にする

弁論の目的は議論で勝つことではなく、あくまでもより高次のアイディアを創出することです。

つまり、お互いが議論の中でメリットを得ることなのです。

 

テーゼ側もアンチテーゼ側もお互い協力しないと、高次なアイディアを創造することができません。

なので、議論をする際は、常に「この議論の目的は、お互いのためなんだ!」と考えるようにしましょう。

 

動画にしました

 

弁証法をマスターする日々の工夫

ではここからは、弁証法をマスターする方法を解説していきます。

  1. とにかく主張しまくる
  2. 思考量を増やす
  3. バイアスを意識する

 

方法1.とにかく主張しまくる

どんなことでもいいので、とりあえずテーゼを出すということをクセ付けましょう。

 

例1.

たとえば、オータニは時間が空いたらツイッターを起動し、様々なことを呟いたりしています。

このツイート文のテーゼは

「〇〇したら、行動します!」という人のほとんどは結局行動しない

ですね。

 

例2.

他にも、こんなツイートもしました。

このツイート文のテーゼは

訪問営業は顔が命

ですね。

こんな感じで時間があれば、とにかくテーゼを出すようにしましょう。

 

方法2.思考量を増やす

思考するとは、あらゆる物事に「?(ハテナマーク)」をつけるということです。

これがアンチテーゼになります。

 

多くの人たちは、常識に対して無頓着で、全く思考をしようとしません。

しかし、オータニは常識に対してアンチテーゼするかのごとく、こんな過激なツイートをしたりします。

 

普通の人たちは、何も気にすることなく、ネクタイを締め仕事場へと向かいます。

しかし、これってものすごく不思議なことですよね?

なぜなら、機能性の部分では全く意味がないからです。

(もちろん、ネクタイを締めることで、場が引き締まりますが)

朝起きて、ネクタイを締める時間ももったいないし、ただただ勤労の効率を下げているって感じです。

 

方法3.バイアスを意識する

バイアスとは、簡単に言うと「偏見」のことです。

われわれは、ある物事を経験の中から、直感的に判断したりしてしまいます。

 

メガネ→〇〇

たとえば、メガネをかけている人に対して「頭がいいに違いない!」「運動が苦手に違いない!」と判断してしまったりします。

これは、ハローバイアスと呼ばれるものです。

 

しかし、実際にはこれらの判断って必ず正しいわけではないですよね?

別にメガネをかけている人にも、バカな人はいますし、運動ができる人だっています。

 

常識など存在しない!

このように、「自分は常にバイアスによる影響を受けている!」ということを理解しておかないと、思考量が増えません。

なぜなら、いつまで経ってもあらゆる物事を常識としてスルーすることになるからです。

だから、極端なことを言うと「この世の中に常識などというものはない!」と常に考えることが大切ですね。

関連記事

【バイアス 】あなたの邪魔をする13のバイアス 【←人生をイージーにする】

 

まとめ:弁証法

では最後にまとめましょう。

本日は、

本日のまとめ

  1. 弁証法とは
  2. 弁証法の作り方
  3. 弁証法をマスターするには

というテーマでブログを執筆しました。

 

弁証法を使うことで、画期的なアイディアを創出することができます。

しかし、多くの人は物事を思考することをしません。悪い言い方になりますが、ただただボーッと生活を送っているだけです。

なので、弁証法を使い思考量を増やすだけで、周りと違った人間になれることは間違いないでしょう。

 

もしも、その他のアイディア術について知りたい方は、下記の記事なども参考にしてもらえればと思います。

 

参考図書

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