毎日ブログやSNSを更新し続けても、なかなか集客が上手くいかない…
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
ファネル分析は、マーケティングにおいて非常に大切な分析法になります。
なぜなら、ファネル分析によってボトルネック(購入につながらない原因)が抽出できるからです。
その結果、それを改善することで、理想的な集客を実現し、売上UPに繋げることができるようになります。
というわけで本日は、
- ファネル分析とは
- ファネル分析のやり方
- 3つのファネル
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
ファネル分析とは
消費者が商品を購入するまでのプロセスを漏斗の形にした分析法
液体を何かの容器に移し替える際に使われる器具のこと
簡易編:ファネル分析してみる!
消費者が商品を購入するまでに、いくつかのプロセスを通過していくのですが、多くの場合それぞれのプロセスに移るごとに消費者は離脱していきます。
プロセス | 割合 | 人数 |
プロセス1=ブログ ↓ | 100% | 500人 |
プロセス2=メルマガ ↓ | 20% | 100人 |
プロセス3=セミナー ↓ | 10% | 10人 |
成約 | 30% | 3名 |
このように、格プロセスを数値化していき、ボトルネック(購入につながらない原因)を抽出していきます。
ここで抽出したボトルネックを改善することで、クリック率やコンバージョンレート(成約率)を高めることができるのです。
ファネル分析の例
では、ここからはオータニが運営している『CHANGE』を例にして、ファネル分析をさらに詳しく解説していこうと思います。
※CHANGEは、徹底個別のコミュ力養成プログラムのこと
この場合、ウェブサイトからLINEへの登録者数が少ないので、LINE登録のLPを改善する必要がありですね
プロセス1:WEBサイト
公式LINEのLPへの誘導
LPのバナーの設置場所ですが、トップページとコミュニケーション系の記事の中に設置しています。
改善策
もしも、LPへの誘導が上手くいっていないのであれば、下記のような改善策が考えられます。
- ターゲットを改善する
- ページビューを増やす(SEO対策やSNSなど)
- バナーの改善(位置、デザインなど)
プロセス2:LP(公式LINE)
公式LINEへの登録
改善策
もしも、公式LINEの登録者が増えないようであれば、下記の改善策が考えられます。
- デザインの改善
- 訴求の改善(期限、保証など)
プロセス3:登録
CHANGEのLPへの誘導
公式LINEに登録すると、Lステップの機能を使った教育のプロセスに入っていきます。
教育の質が高ければ、その後に売り込みをした際の成約率が高まります。
LINEコミュ力講座のカリキュラム
講座内容 | 講座目的 | 講座日数 | 添削 | |
---|---|---|---|---|
第1講座 | PREP法 | 説得力UP | 3日 | ○ |
第2講座 | 質問力 | 会話力UP | 1日 | ○ |
第3講座 | フォローアップ クエスチョン | 会話力UP | 1日 | ○ |
第4講座 | 自己開示 | 信頼力UP | 1日 | ○ |
第5講座 | 無限ループ話法 | 会話力UP | 1日 | ○ |
※オンライン上で、オータニに宿題を提出してコミュ力を鍛えていくプログラムとなっています
改善策
もしも、CHANGEのLPへの誘導が少ないようであれば、下記のような改善策が考えられます。
- 教育の改善
- 訴求の改善
プロセス4:LP(CHANGE)
CHANGEの購入
公式LINEで行ったカリキュラムが全て終わったら、まだ満足度の高いうちに売り込みを開始していきます。
改善策
もしも、CHANGEの購入率が低いようであれば、下記のような改善策が考えられます。
- LPの改善
- 売り方の改善(たとえば、zoom面談を挟むなど)
マーケティングを攻略する3つのファネル
- パーチェスファネル
- インフルエンスファネル
- ダブルファネル
ファネル1:パーチェスファネル
ここまでで紹介した一般的なファネルのこと
※「パーチェス(purchase)」は、「購入」という意味がある
パーチェスファネルは、消費者が商品を購入するまでのプロセスである「AIDMA(アイドマ)モデル」を発展させた概念になります。
AIDMA(アイドマ)モデル
AIDMA(アイドマ)モデル | |
認知段階 | A:Attention(注意) |
感情段階 | I:Interest(興味・関心) D:Desire(欲求) M:Motive(動機) |
行動段階 | A:Action(行動) |
ファネル2:インフルエンスファネル
消費者が購入した後のファネルのこと
※「インフルエンス(influence)」は、「影響を与える」という意味がある
ファンになってくれた顧客が、さらに商品をリピートしたり、それを口コミやSNSなどで拡散したりすることで、さらに売上を作ることができます。
例:有名人による宣伝
たとえば、有名人が宣伝した商品ってすぐに完売してしまったりしますよね?
これはまさにインフルエンスファネルを効果的に使った戦略と言えるでしょう。
インフルエンスファネルは、
先ほど紹介した「AIDMA(アイドマ)モデル」をネット社会に適応した形にアレンジした「AISAS(アイサス)モデル」のことだと言えます。
AISAS(アイサス)モデル
- A:Attention(注意)
- I:Interest(興味・関心)
- S:Search(検索)
- A:Action(行動)
- S:Share(共有)
ファネル3:ダブルファネル
「パーチェスファネル」と「インフルエンスファネル」を融合させたファネルのこと
つまり、簡単に説明するのであれば、自社の影響も使いながら、他者からの影響も使うという最強の戦略のことですね。
なので、「パーチェスファネル」と「インフルエンスファネル」のファネルを意識しながら、改善を進めていきましょう。
まとめ:ファネル分析
では最後にまとめましょう。
本日は、
- ファネル分析とは
- ファネル分析のやり方
- 3つのファネル
というテーマでブログを執筆しました。
ファネル分析は、売上を上げるためには必要不可欠な分析法と言えます。
なぜなら、ファネル分析をしなければ、改善ができないからです。
なので、もしも、売上が上がらずに悩んでいるようであれば、まずはファネルを徹底的に分析するようにしましょう。