【KJ法】アイディアのまとめ方を図で徹底解説

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KJ法とは、ブレインストーミングにより出たアイディアをまとめることで、創造的な解決策を生み出すフレームワークのことです。

 

「ブレインストーミングによって、アイディアを出したのはいいものの、それをどうやってまとめて実際に使える形に落とし込んでいくのか?…」

と困った経験がある人も多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな悩みを解決していこうと思います。

 

もしも、まだブレインストーミングについての知識があやふやな方は、下記の記事をチェックしてからこちらの記事をチェックしてもらえればと思います。

【ブレインストーミング(ブレスト)】画期的なアイディアを出す7ステップ

2020年6月27日

 

本日のテーマ

  1. KJ法とは
  2. KJ法に必要なツール
  3. KJ法の進め方

 

KJ法とは

KJ法

ブレインストーミングにより出たアイディアをまとめることで、創造的な解決策を生み出すフレームワーク

 

KJ法の提唱者

1967年、文化人類学者であり、東京工業大学名誉教授である川喜田二郎氏により考案されました。

由来はというと、彼の苗字と名前の頭文字をとって「KJ法」と名付けられました。

KJ法の前に準備するもの

KJ法を行う前には、最低限下記の2つのものを用意してからにしましょう。

  • ポストイット・カード
  • 図解用の紙

 

ポストイット・カード

ポストイットの場合は、カード作り用(アイディアを出すカード)と表札用(グループ化した時に使うカード)が必要なので、2〜3種類の色のものを用意しましょう。

 

カードの場合は、名刺サイズほどの小さなものにするようにしましょう。

あまりにも大きすぎると、たくさん広げた時に場所を取るので。

そして、カードで行う際は、全てが同じ色の場合があるので、カード用と表札用で分けるため色違いのペンを2〜3種類は用意しておくように。

 

図解用の紙

アイディアを図解化する際に、下に敷く紙が必要になります。

なぜなら、この紙に矢印(相関関係や対立などの)や文字を書いていくからです。

オススメはA3くらいなのですが、アイディアの量が多くなると想定されるのであれば、A2、A1でもいいかもしれません。

ただ、あまりにも大きすぎるとかなり場所を取ることになりますので注意です。

 

KJ法のやり方

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

上記のような4ステップでKJ法を進めていきます。

それぞれを詳しく解説していきますね。

 

1.カード作り

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

 

ここでは、ブレインストーミングを用います。

ブレインストーミングを行う際には、4つのルールがありますので、しっかり守ようにしてください。

  1. 批判しない
  2. 自由に発想する
  3. 質よりも量
  4. アイディアを結合する

④に関してはKJ法になりますので、①~③を意識して、アイディアをとにかく書き出すようにしましょう。

【ブレインストーミング(ブレスト)】画期的なアイディアを出す7ステップ

2020年6月27日

 

カード作りのコツ

カード作りをする際は、下記の2つのことを意識するようにしましょう。

  1. 1カード、1メッセージ
  2. そのままの形で記載する

 

⑴1カード、1メッセージ

ひとつのカードにはひとつのメッセージを記載するようにしましょう。

つまり、ひとつのカードにいくつもの内容を書いてはいけません。

なぜなら、ひとつのカードにいくつもの内容を書いてしまうと、分割できないため後でまとめる際に面倒になるからです。

 

⑵そのままの形で記載する

書記係がいる場合は、発言者の言葉をそのままの形でカードに記載するようにしましょう。

なぜなら、発言者の発言を無理に抽象化してしまうと、書記係の主観が入ってしまうからです。

するとそれはもう、発言者の意見になってしまいますからね。

 

2.グループ化

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

 

グループ化では、下記のことを行います。

  1. 全てのカードに目を通す
  2. 近い内容のカードをまとめる
  3. 表札を作る

 

①全てのカードに目を通す

枚数が多い場合には大変ですが、この作業が非常に大切になります。

まずはブレインストーミングによって作成したカードを広く並べ、それら1つひとつに目を通します。

 

②近い内容のカードをまとめる

①をすると、似たような内容のカードが見つかるハズです。

なので、それらを1つのグループとしてまとめます。

注意点としては、5枚1組以下くらいになるようにしましょう。

 

③表札を作る

表札とは、そのグループ全体をまとめたものです。

たとえば、「サッカー」「バスケットボール」「テニス」で構成されたグループであれば、それに「球技」という表札を作ります。

上記の図で説明すると、ピンク色の紙ですね。

(もちろん、色はなんでもOK。ただアイディアのカードとは別の色にしましょう)

 

もしも、カードで作るのであれば、色違いのペンを使って表札を作るようにしましょう。

とにかく、表札であることがすぐにわかればよし。

 

グループ化のコツ

グループ化では下記の2つのことを意識していきましょう。

  1. どのグループにも属さないカードはそのままにする
  2. 小グループから大グループへ
  3. カードの枚数が多い場合は中グループを作るのもアリ
  4. グループ化したらチェックし直す

 

⑴どのグループにも属さないカードはそのままにする

多くのカードを作ると、どこにも属さないカードもちらほら出てくるハズです。

しかし、それらのカードを無理にどこかのグループに所属させないようにしましょう。

 

というのも、群れから外れたカードはそれだけで価値がある、または見当違いのアイディアである可能性があるからです。

さらに、後から大グループを作るのですが、その際にどこかに所属する可能性もあるからです。

 

⑵小グループから大グループへ

ここは非常に大切なポイントとなります。

必ず小グループを作ってから、大グループを作るようにしましょう。

 

この理由については発想法 改版 – 創造性開発のために』の中でも非常に抽象的にしか表現されていないため理解に苦しむところがあります。

“オータニ”

ただオータニ視点から言わせてもらうと、

大グループから小グループへと砕いていく作業は、まとめたものを細分化するという行為になるので、作業効率が悪くなりますよね。

だから、小グループから大グループを作っていくのではないかと思います。

 

⑶カードの枚数が多い場合は中グループを作る

カードの枚数が多い場合は、小グループからいっきに大グループを作る必要はありません。

「小グループ→中グループ→大グループ」という感じで、中グループを挟むようにしましょう。

 

⑷グループ化したらチェックし直す

一度グループ化したら、もう一度それが正しくグループ化されているかどうかを確認しましょう。

というのも、小グループを作る時は、数が多く直感でグループ化することになるので、グループ化の精度が落ちてしまうからです。

だから、もう一度そのグループが似た要素でまとまっているかどうかを改めてチェックします。

 

すると意外なことに「これってこっちのグループの内容じゃん!」みたいな発見があったりします。

つまり、一度作ったグループを再確認することで、グループ化の精度をあげることができるのです。

 

3.図解化

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

 

図解化では、下記のことを行います。

  1. 空間配置
  2. フレームワークを使う

 

①空間配置

上記のような感じで、関連性のあるグループを近くに設置します。

この際、予め買っておいた画用紙の上に設置することがオススメです。

なぜなら、後からこれを文章化するからです。

 

②フレームワークを使う

次は上記のように、相関関係や対立構造などをフレームワークを使って図解化していきます。

 

図解化に使える4つのフレームワーク

 

ツリー型

ツリー型は、ロジックツリーとも言われており、論理構造を表す時に使うフレームワークになります。

たとえば、Aという主張をがあった時に、B、C、Dという3つの理由があるのであれば、上記の図のように表現します。

 

フロー型

フロー型は、時系列や因果関係を表す時に使うフレームワークになります。

基本的には、左から右へ図解していきます。(だいたい分かりますよね?)

 

サテライト型

サテライト型は、相互依存的な関係を表すフレームワークになります。

たとえば、人間は「血」「肉」「骨」で構成されているわけですが、これら3つの要素はサテライト型でまとめることができます。

 

サイクル型

サイクル型は、その名の通り循環などを表すフレームワークになります。

たとえば、ビジネスで使われるフレームワークに「PDCAサイクル」がありますが、これはまさにサイクル型で表現できるものですよね。

PDCAサイクル

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を繰り返して目標達成率を高める計画術

 

図解化に使える矢印

 

4.文章化

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

ラストは、図解化したものを文章していきます。

文章化に関しては、別に紙でもネットでもどちらでもOKです。

 

文章化のコツ

文章化のコツは、いっきに全てを文章化しないことです。

それぞれのグループで文章化していき、後からそれを論理的にまとめるようにしましょう。

なぜなら、いっきに全てを文章化しようとすると、なかなか文章化できないことがあるからです。

 

先ほどの図解化したものをみていきましょう。

この場合、まずはAとBの因果関係を文章化していきます。

次にBと対立関係であるCとDについて文章化していくのです。

そして、後から「AB」と「CD」の対立関係を文章化していく感じですね。

他のE、F、Gに関しても全く一緒です。

これら全ての作業が終わったら、全てを1つの文章にまとめていきましょう。

 

まとめ

本日は、

本日のまとめ

  1. KJ法とは
  2. KJ法に必要なツール
  3. KJ法の進め方

というテーマでブログを執筆しました。

 

KJ法とは

ブレインストーミングにより出たアイディアをまとめることで、創造的な解決策を生み出すフレームワーク

 

KJ法に必要なツール

  • ポストイット・カード
  • 図解用の紙

 

KJ法のやり方

  1. カード作り
  2. グループ化
  3. 図解化
  4. 文章化

 

オススメ記事

本日お伝えしたKJ法は、ブレインストーミングの延長線上にあるフレームワークになります。

なので、まだブレインストーミングをチェックしていない方は、下記の記事を参考にしていただければと思います。

【ブレインストーミング(ブレスト)】画期的なアイディアを出す7ステップ

2020年6月27日
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