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【目的論】人生を大逆転させる思考法【←アドラー心理学】

目的論とは、人は現在の目的に沿って思考・行動しているという考え方のことです。

 

たとえば、あなたはある人・・・物を嫌いだとする。

きっと多くの人たちは、その人物に何かしらの欠点があるから嫌いになった、という因果関係で説明するでしょう。

<原因論>
欠点がある→嫌いになる

 

しかし、目的論ではそのようには考えません。

先に「嫌いになる!」という目的があり、それを達成するために、その人物の欠点ばかりが目に入るようになっていると考えるのです。

<目的論>
嫌いになるという目的→欠点ばかりが見える

「ん!?」って感じですよね。

 

というわけで本日は、

本日のテーマ

  1. 目的論とは
  2. 原因論とは
  3. 目的論のメリット
  4. 目的論の具体例

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

 

目的論とは

目的論

人は現在の目的に沿って思考・行動しているという考え方

 

目的論の提唱者

目的論は、オーストリアの精神科医、心理学者であるアルフレッド ・アドラーにより提唱されました。

目的論は、アドラー が創設したアドラー心理学の中のひとつの考え方になります。

もしも、アドラー心理学の考え方について理解を深めたい方は、下記の記事をチェックしてもらえればと思います。

【アドラー心理学】幸福になるための5つの基礎理論【勇気付け】

 

原因論とは

原因論

人は過去の原因により行動・思考しているという考え方

原因論は、精神分析学の創始者ジークムント・フロイトにより提唱されました。

原因論は、目的論とは真っ向から対立する概念と言えるでしょう。

 

というのも、原因論は「今現在は過去に支配されている」という少しネガティブな側面がありますが、

アドラーの掲げる目的論は「今現在は目的によって変えることができる」というポジティブな側面があるからです。

つまり、原因論で考えてしまうと、一生過去の奴隷となる人生を送ることとなってしまうのです。

 

目的論のメリット

上記でも説明した通り、目的論で考えることで、人生のコントロールできる領域を広げることができるようになります。

それにより、幸福感を高めることができるようになるのです。

ちなみに、この人生のコントロール感(裁量権)と幸福感には相関関係があるということが科学的に分かっています。(Byコロンビア大学教授シーナ・アイエンガー)

選択の科学

 

たとえば、先ほどの例を引き合いに出しましょう。

原因論

<原因論>
欠点がある→嫌いになる

この場合、他者が欠点をなくさなければ、一生その人のことを好きになることはありません。

なぜなら、欠点を変えるか変えないかは他者の選択によるものですからね。

つまり、これは別の角度から見ると、他者に人生を握られていると言えます。

 

目的論

<目的論>
嫌いになるという目的→欠点ばかりが見える

しかし、目的論で考えることができれば、あなたの目的を変えるだけで、他者への見方が変わります。

つまり、「好きになる!」という目的を持つだけで、その人のいいところが見えるようになるわけです。(もちろん、そう簡単なことではありませんが)

これは、人生のコントロール感を自分が握りしめていると言えますよね。

 

このように、目的論で考えることで、あなたの人生をあなた自身でコントロールすることができるようになるのです。

一方、全てのことを原因論で考えてしまうと、人生を他者や原因に縛られる人生となってしまうため、幸福感が低下してしまうのです。

 

目的論と性格(ライフスタイル)

アドラー心理学では、「性格は変えることができる!」と提唱しています。

その理由を目的論と原因論を比較しながら説明していきます。

 

人見知りな少年

たとえば、人見知りな少年がいたとする。多くの人たちは、こう言うでしょう。

「彼は生まれながらにして、内気な性格だから〜」と。これは原因論的な考え方ですね。

つまり、彼は今後一切、この内気な性格を楽天的な性格にすることができない。

<原因論>
内気な性格→人見知る

 

目的論で考える

しかし、目的論では下記のように説明します。

彼には、「人と関わらない!」という目的がある。

そして、その目的を達成するために「内気な性格」という性格(ライフスタイル)を選択したと。

そうすれば、人と関わることで、傷つくこともなくなりますからね。

<目的論>
人と関わらないという目的→内気な性格を選択

 

ワンポイントアドバイス

あなたの周りにも高校デビューした友達はいなかったでしょうか?

中学時代は地味〜だったのに、高校生になって急に派手になり、友達も増え明るい性格になるというような。

これは、その人自信がライフスタイルを再選択したことによる現象です。

「このままではダメだ!高校くらいは楽しみたい!」と思って勇気を出したんですよね。

つまり、「人と関わる!」という目的を持ち、それを達成するために「明るい性格になる!」というライフスタイルを選択したのです。

 

目的論と劣等感

アドラー心理学では、われわれは劣等感をある目的を達成するために意図的に保持するものだとしています。

その理由を目的論と原因論を比較しながら説明していきます。

 

身長が低いから告白しない

たとえば、身長が160センチの男性がいたとする。

彼には好きな子がいるのですが、自分の身長が小さいからなかなか告白できずにいます。

つまり、身長が低いという劣等感を持っているから、告白できないという因果関係を作っているわけです。

<原因論>
身長が低い→告白しない

 

目的論で考える

では、これを目的論で考えていきましょう。

結論から言うと、まず「告白しない!」という目的を持っています。

そのため、自分のコンプレックスである身長を取り出しているのです。

 

では、なぜわざわざ劣等感を持ち出すのでしょうか?

それは、告白することによって傷つくのが怖いから。

このままずっと劣等感を持ち続けていれば、永遠に告白せずに済むので、傷つくこともなるなくというわけです。

つまり、可能性の中に生きることができるわけです。

「もしも、告白したら、OKがもらえるかもしれない!」という・・・

<目的論>
告白しないという目的→身長を言い訳にする

 

ワンポイントアドバイス

アドラー は、劣等感について「主観的な解釈によるもの」としています。

たとえば、小さい身長に対して「男らしくない」という解釈もできますが、「可愛い」という解釈もできるわけです。

実際に、身長が小さくて可愛らしい男性が好きな女性もいますよね?

他にも、太っている人が好きなんて女性もいたりします。

 

このように、劣等感は客観的な事実ではありますがその解釈は無数。

あなたの持っているコンプレックスは、主観的な解釈により自由自在に変容可能なのです。

 

目的論と怒り

アドラー心理学では、「怒りは出し入れ可能な道具である」と提唱しています。

その理由を目的論と原因論を比較しながら説明していきます。

 

娘を叱る母親

ある日、母親が悪さをした娘を大声で怒鳴りつけています。娘も泣きじゃくりながら、母親の説教を聞いています。

そんな時に、自宅の固定電話に電話が鳴ります。

母親は電話に出ます。すると、相手は娘の通う学校の担任の先生。

母親は、電話の相手が担任の先生だと分かった途端、怒りを沈め天使のような声で「お世話になっております〜」と電話に対応。

一通り会話を終えると、電話を切ります。そして、また娘を怒鳴り散らすのでした。

 

多くの人は、怒りをコントロールできない感情だと言うでしょう。

だから、原因論で下記のように考えるでしょう。

娘がイタズラをしたから、怒ってしまったと。

<原因論>
娘が悪さをした→怒る

 

目的論で考える

しかし、目的論ではそのように考えません。

「大声を出す!」という目的を達成するために、怒りという道具を意図して使ったと考えるのです。

では、なぜ大声を出そうと思ったのでしょうか?

それは、相手を安直に屈服させるためです。

大声を出せば、簡単に相手をびびらせ、簡単に降参させることができますからね。

<目的論>
大声を出すという目的→怒りを利用する

 

ワンポイントアドバイス

アドラーは、「怒り」をコストの安い安直なコミュニケーションとしています。

「怒り」を使う人たちの多くは、理性で解決するための勇気がないことが多いようです。

特に子供時代は、ボキャブラリーが少ないため、暴力というコミュニケーションで解決しようとしますが、これは「怒り」も全く一緒ですね。

 

まとめ

本日は、

本日のまとめ

  1. 目的論とは
  2. 原因論とは
  3. 目的論のメリット
  4. 目的論の具体例

というテーマでブログを執筆しました。

 

目的論とは

人は現在の目的に沿って思考・行動しているという考え方

 

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【アドラー心理学】幸福になるための5つの基礎理論【勇気付け】

 

参考図書

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