5W1Hとは、あるテーマや課題、問題に6つの質問をぶつけることで、多面的に考察するフレームワークです。
5W1H思考により、思考が広がり、それまで気付いていなかった視点を手にすることができるようになります。
なので、「もっと、問題について多面的に考えたい!」「面白い企画や商品のアイデアを出したい!」という方は参考にしてください。
というわけで本日は、
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
5W1Hとは
あるテーマや課題、問題に6つの質問をぶつけることで、多面的に考察するフレームワーク
↓
- Who(誰が?)
- What(何を?)
- When(いつ?)
- Where(どこで?)
- Why(なぜ?)
- How(どのように?)
では、これ以降では5W1Hを使って「恋活イベント」のアイデアを出すという具体例を使って説明していきます
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1:Who(誰が?)を変える
従来の商品・サービスを「誰が?」使っていたのかを考えます。
- 年齢
- 性別
- 年収
- 地域
- 業種
- 価値観
例:新しい恋活イベントを作る
たとえば、この場合は、「性別」を変えてみましょう。
すると、「同性愛者の恋活イベントってないな?」という考えに至れるわけです。
性別にコンプレックスを持っている人たちも多く、出会いの場が限られていることもあるので、かなりGOODなアイデアですよね?
あとは、同性愛者の人口などを調べ、コストと見合うかどうかなどを検討に入れます。
(実際に、同性愛者向けのマッチングアプリが開発されているので大丈夫だと思いますが)
2:What(何を?)を変える
従来の商品・サービスは、「何を?」提供しているのかを分析します。
つまり、「どのような価値を提供しているのか?」を考えるのです。
- 即効性(すぐに〜できる など)
- 利便性(〜できて便利 など)
- 価格(激安の〜 など)
- 情動(楽しい! など)
たとえば、吉野家は「早い!うまい!安い!」をという価値を掲げています。
結果、時間がない、小遣いが少ないサラリーマンなどが多く利用しているわけです。
例:新しい恋活イベントを作る
たとえば、「テニスが好きな人たちが集う恋活イベント」なんてどうでしょうか?
(スポーツであればなんでもOK)
そうすることで、変な緊張感を払拭できて「楽しく!」恋活できる空間を提供することができそうですよね。
しかも、運動をすると心拍数が上昇して、脳はそれを恋だと錯覚するので、マッチング率がUPし、今後のイベント実績として使えそうですよね。
3:When(いつ?)を変える
従来の商品・サービスは「いつ?」提供しているのかを分析します。
- 時間
- 季節
- タイミング(〇〇の前後)
- 順番
例:新しい恋活イベントを作る
たとえば、人肌恋しい冬ではなく、あえて灼熱の夏に行う「真夏の!沖縄恋活イベント」を行ったり、
男性から告白するのではなく、逆に「女性から告白する恋活イベント」など。
4:Where(どこで?)を変える
従来の商品・サービスは「どこで?」提供しているのかを分析します。
- 場所
- 位置
例:新しい恋活イベントを作る
- 運動場
- 神社
- バス
- 自宅(ビデオ通話)
これらの場所で行うのはどうでしょうか?
特に、“神社好き”というポジションは珍しいですよね。
5:Why(なぜ?)を変える
従来の商品・サービスは、「なぜ?」選ばれていたのかを分析します。
実は、「5W1H」の中で「なぜ?」が一番大切と言えるでしょう。
なぜなら、消費者が商品・サービスを選択する真の理由が眠っている可能性が高いからです。
なので、ここからは、真の理由を探すためのツールを3つ紹介します。
- マズローの欲求五段階説
- ベネフィットを意識する
- なぜなぜ分析
ツール①:マズローの欲求五段階説
人間の根源的欲求を5段階にした概念
つまり、これら5つのうちのどれかの欲求に刺すアイデアを作ればいいのです。
例:新しい恋活イベントを作る
従来の恋活イベントであれば、「社会的欲求」に刺したものが基本ですよね。
つまり、「人と交わりたい」「恋人が欲しい」など。
しかし、それにプラスαして、
「食事をしたい!(生理的欲求)」「歌を自慢したい!(承認欲求)」など、別の欲求に刺したイベントにすると、さらに集客できるかもしれないですよね?
ツール②:ベネフィットを理解する
顧客が得られる恩恵
例:ワイヤレスの掃除機
たとえば、ワイヤレスの掃除機があったとする。
ワイヤレスであることは商品のメリットになりますが、これにより消費者はどのような未来を手にすることができるでしょうか?
結論、「手間をかけることなく掃除ができる!」です。
販売では、メリットではなく、このようなベネフィットを意識して販売することで、契約率を一気に高めることができます。
なので、今すぐあなたの提供する商品・サービスのベネフィットを書き出してみましょう。
ツール③:なぜなぜ分析をする
ある課題に「なぜ?」という質問を繰り返すことで、本質的な原因を究明するフレームワーク
あなたの販売する商品・サービスに対して、「なぜ?」という質問を最低5回はぶつけてみましょう。
なぜなら、消費者が商品・サービスを購入する真の理由を発見することができるからです。
例:肌を綺麗にしたい
たとえば、ある男性が「肌を綺麗にしたい!」という欲求を持っているとする。
しかし、本当に彼が望んでいることはなんなのでしょうか?
そこで、「なぜ??」という質問をぶつけるのです。
すると、「女性にモテるため!」という真の理由を導き出すことができます。
6:How(どのように?)を変える
従来の商品・サービスは、「どのように?」使われていたのかを分析します。
つまり、消費者がどのような順番で商品・サービスを利用しているかを考えるのです。
例:新しい恋活イベントを作る
たとえば、消費者がイベントに参加するまでの流れは下記のものだとする。
- ネット検索
↓ - 参加申込
↓ - 当日参加
しかし、これを口コミだけの集客にするのです。
すると、紹介する側も変な人を紹介できないので、質の高い恋活イベントになるでしょう。
さらに、その際は、紹介者が同行する恋活イベントにしてもいいですね。
なぜなら、紹介者が連れてきたお友達を積極的に異性に紹介する仕組みが出来上がるからです。
すると、人見知りなイベント参加者でも、しっかり対話を楽しむことができますし、紹介側も恋のキューピットとなれますから。
まとめ:5W1H思考
では最後にまとめましょう。
本日は、
5W1Hで創造的なアイデアを出すコツ
というテーマでブログを執筆しました。
5W1H思考を使うことで、より画期的なアイデアを創造することができます。
なので、現在、販売している商品・サービスなどを6つの視点から見直してみるようにしましょう。
思いもよらぬ気づきがあったりしますよ?
5W1Hで創造的なアイデアを出すコツ