課題の分離とは|悩みをゼロにする究極の思考法

課題の分離とは、他者の課題と自分の課題を切り分ける思考法のことです。

たとえば、親が子供に「勉強しなさい!」と説教したとする。

実はこの時、親子の間には軋轢が生じるでしょう。

なぜなら、親は“勉強する”という子供の課題に介入してしまったからです。

そして、自分の課題に介入された子供はきっとこう思うでしょう。

「うっせーな」と。

このように、他者の課題に介入することで、人間関係のトラブルが発生してしまうことは多々あります。

ではどうすれば、上記のような人間関係のトラブルを避けることができるのでしょうか?

結論、課題を分離するのです。

しかし、「課題を分離しろ!」と言われても、意味がわからないですよね?

というわけで本日は、

本日のテーマ
  1. 課題の分離とは
  2. 課題の分離のメリット
  3. 課題の分離の具体例

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

課題の分離とは

課題の分離

他者の課題と自分の課題を切り分ける思考法

課題の分離により、人間関係の悩みが一気になくなります

「課題の分離」の提唱者

課題の分離は、オーストリアの精神科医、心理学者であるアルフレッド ・アドラーにより提唱されました。

これは、アドラー が創設したアドラー心理学の中のひとつの考え方になります。

もしも、アドラー心理学の考え方について理解を深めたい方は、アドラー心理学とは|幸福になるための8つの基礎理論を参考にしてください。

アドラー心理学とは|幸福になるための8つの基礎理論

課題とは

課題とは、簡単にいうと「その人自身がやるべきこと」です。

たとえば、“勉強をするか?しないか?”は子供の課題となります。

課題の見分け方

結論、アドラー心理学では、下記のように定義しています。

課題を見分ける方法

「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」考える

たとえば、勉強をしなかったことで、その結末を引き受けるのは誰ですか?

子供ですよね?

なぜなら、「いい大学に行けなかったり、いい会社に就職できなかったり」という結末を引き受けるのはあくまで子供だからです。

課題の分離のメリット

しかし、なぜ他者と自分の課題を分ける必要があるのでしょうか?

人間関係のトラブルが生じる理由

アドラー心理学では、下記のように定義しています。

他者の課題に介入すること、または、介入されることで引き起こされる

たとえば、親が子供に「勉強しなさい!」と怒ったことで、

子供がイライラしてしまったのは、親が“勉強する”という子供の課題に介入したからです。

例:自分勝手な救世主

他にも、頼んでもいないアドバイスをしてくる友人っていませんか?

「〇〇ちゃんはもっと〜した方がいいよ!」などと。

アドバイスしている側からすると、その人のためを思ってのことなのでしょうが、介入されている側からすると「余計なお世話」なんですよね。

このように、課題の分離とは、人間関係のトラブルの元となる「課題への介入」を回避するための思考法と言えるでしょう。

重要:介入と援助

もちろん、求められたアドバイスには、しっかりと応えてあげるようにしましょう。

なぜなら、このような場合は介入ではなく援助となるからです。

介入と援助
  • 介入=求められてないのに課題に踏み込む→うざい
  • 援助=求められた上で課題に踏み込む→嬉しい

例:勉強教えて!

たとえば、子供に「数学で分からないところがあるから教えて!」と求められてから教えるのが援助です。

一方で、親が能動的に「今日の授業で何か分からないところはなかった?」と尋ねる行為は介入に当たります。

もしかしたら「これくらいいいのでは?」と思うかもしれませんが、このようなことが毎日積み重なるとどうなると思いますか?

結果、「ウザい…」と思われるという結末を迎えることになるのです。

課題の分離の具体例

では、ここからは課題の分離を具体例を用いてさらに詳しく見ていきましょう。

3つの具体例
  1. 親と子供
  2. 友達との会話
  3. 他者からのお願い

具体例1.親と子供

あえて今一度、この具体例を紹介します。

たとえば、親が子供に「勉強しなさい!」と叱りつけたとする。

しかし、子供は、勉強よりも「スポーツをやりたい!」と思っていたとします。

では、この場合の課題を整理していきましょう。

疑問:勉強は誰の課題?

結論、子供の課題です。

なので、親は「勉強しなさい!」なんて強制してはいけません。

疑問:スポーツは誰の課題?

結論、子供の課題です。

なので、親は「スポーツなんてやめなさい!」なんて強制してはいけません。

具体例2.夢を伝える

あなたはAくん「将来はハワイに住みたい!」と自分の夢を伝えたとする。

しかし、Aくんは「そんなの叶うわけないじゃん!」と否定してきました。

あなたは「はぁ!?なんでそんなことを言うんだ!」とAくんと口論になってしまいました。

この場合の課題を考えていきましょう。

疑問:夢を伝えるのは誰の課題?

結論、あなたの課題です。

だから、自分の思っていることを口にするのは全く問題ありません。

多くの人は、他者の顔色を伺い、自分がいいたいことを言えません。

疑問:夢を否定するのは誰の課題?

結論、Aくんです。

なので、仮にAくんに夢を否定されたとしても「なんでそんなことを言うんだ!」と反論してはなりません。

もしも、夢をどうしても叶えたいと思っているのであれば、Aくんとの付き合いはやめるのがいいでしょう。

大切なことは、相手を変えようとするのではなく、自分を変えることです。

具体例3.他者からの願い

たとえば、あなたが上司から「よかったら今日残業してくれないかな?」とお願いをされたとする。

しかし、あなたには、今日リアルタイムで観たい番組があり、その要求を断りました。

その場合の課題を整理していきましょう。

疑問:「承諾する・しない」は誰の課題?

結論、あなたの課題です。

だから、上司は、要求を断られたとしても怒ってはいけません。

仮に、今まで様々なことであなたを助けてきたとしてもです!

なので、お願いを断られたとしたら、別の人にお願いをするか、自分で片付けるしかありません。

疑問:「嫌う・嫌わない」は誰の課題?

結論、上司の課題です。

もしも、あなたが観たい番組を優先して、上司に妬まれたとする。

そこで、「嫌わないでください!」なんて伝えてはなりません。

もちろん、会社とはひとつの共同体であり、その秩序などを守ることも大切なので、観たい番組は録画して、別日に観るなどの選択をした方がいいこともありますが

仮に、それがきっかけで会社内で何かしらの嫌がらせをされたら、社長などに相談しましょう。

それでも虐めがなくならない場合は、別の会社に転職することを視野に入れましょう。

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まとめ:課題の分離

では最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  1. 課題の分離とは
  2. 課題の分離のメリット
  3. 課題の分離の具体例

というテーマでブログを執筆しました。

課題を分離をすることで、人間関係での悩みのほとんどが解消されます。

もしかしたら、最初は慣れないかもしれませんが、何度も繰り返していくうちに慣れていきますので

ぜひ何度もチャレンジしていくようにしましょう。

もしも、この記事を読んで「アドラー心理学についてより深く学びたい!」と思った方は、下記の記事なども参考にしてください。

アドラー心理学とは|幸福になるための8つの基礎理論

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