記事がなかなか読まれない…
ブログって何を意識して書けばいいの?…
読者の滞在時間が短い…
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
実際、オータニも昔は「読みにくい!分かりづらい!」などの悲しいコメントをもらうことがありました。
この時は「え、そんなに読みにくい?…センスないのかな…」とガチで凹みました。
しかし、あることを意識することで上記のような悩みは全てなくなり、
むしろ「分かりやすいです!、今日も素敵な情報ありがとうございます!」などのポジティブなコメントが増えるようになりました。
本日は、そんな「読者に感謝されるような魅力的なブログの書き方」について解説していこうと思います。
というわけで本日は、
- ブログを書く前の3つのコツ
- ブログを書く時の9つのコツ
- ブログを書いた後の2つのコツ
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
ブログの書き方:書く前のコツ【3ポイント】

- 想定読者を決める
- 書くべき内容を選定する
- 目次を作成する
コツ1.想定読者を決める
想定読者とは、その記事のターゲットユーザーのことです。
記事を書く上で、想定読者を設定することは非常に大切なことです。
なぜなら、あらかじめ「想定読者」を設計することで、読者に刺さる文章を書くことができるようになるからです。
例:田中さん
ブログを開設したものの、書き方がまるで分からない田中さん
すると、「山田さんの問題を解決するために〇〇についても触れておこう!」などと、
読者の問題をピンポイントで解決するための記事を執筆することができるようになります。
もしも、想定読者の設定の仕方について詳しく知りたい方は、『ペルソナとは|作り方やマーケティングでの使い方を解説』を参考にしてください。
想定読者を設定しないと…
想定読者を設定せずに記事を書いてしまうと、離脱率が増える可能性も高まります。
なぜなら、読者が必要としていない情報を届けてしまう可能性が高まるからです。
他にも、読者にとって分かりにくい文章になってしまうことにもなるからです。
たとえば、「初心者向け!」の記事であるにも関わらず、専門用語をバンバン使ってしまうと、読者はストレスを感じてしまい、あなたの記事から離脱してしまいます。
そういう意味でも、想定読者を設定することは必要不可欠と言えるでしょう。
ポイント:過去の自分でもOK
もしも、想定読者が作れないという方は、想定読者を「過去の自分」にしても大丈夫です。
「過去の自分が知りたかったこと」は、その他の読者も知りたい可能性が高いので、十分に想定読者になり得ます。
ちなみに、オータニの想定読者はいつも「過去の自分」ですね
コツ2.書くべき内容を選定する
次に、「どのような内容の記事を書けばいいのか?」をしっかりと選定しましょう。
そのために、あなたが狙っているキーワードで、ライバルがどのような記事を書いているのかを調査するのです。
想定読者とプラスして、書くべき内容の選定をすることで、さらに読者に刺さる文章を書くことができるようになります
手順1:シークレットウィンドウを使う


シークレットウィンドウとは、純粋な検索順位を知るために使うウィンドウのことです。
普通のウィンドウで検索してしまうと、あなたの検索履歴を考慮した検索結果が出てしまうため純粋な検索結果を知ることができません
MacBookの方は、デスクトップ左上から「ファイル→新規シークレットウィンドウ」で開けます。
そして、ここに自分が狙っているキーワードを打ち込みます。
これ以降では、「自己肯定感を高める方法」(検索ボリューム→480)を例にして解説していきますね
手順2:1ページ目の記事を全てチェックする


「自己肯定感を高める方法」で検索した結果、上位4つは広告なので、ここは気にしなくてOKです。
それより下はブログ記事なので、これらの記事を片っ端からチェックしていきます。
「command」キーを押しながら、記事をクリックすると次々にタブを開くことができます
↓


かなり面倒ですが、頑張りましょう!
ちなみに、広告が多すぎる場合、あまりキーワードとして狙わない方がいいです。なぜなら、仮に検索順位で1位を獲得できたとしても、読まれる可能性が低いからです
手順3:目次から書くべき内容を選定する
もちろん、全ての記事を読み込んでも大丈夫ですが、目次を見るだけで書くべき内容は大体拾うことができます。
たとえば、「自己肯定感を高める方法」というキーワードで2位のこちらのサイトをご覧ください。


これを見るだけで、なんとなく書くべき内容って分かりますよね?
次に、ここで調査した目次をメモアプリなどにどんどん書いていきます。


コツ3.目次を作成する
最後に、調査した内容を目次としてまとめていきます。
↓


ここで忘れてはならないことは、「想定読者」にとって必要な情報をまとめることです。
さらに、SEOで上位表示を狙うには「網羅性」も必要になってきますので、
「自己肯定感を高める方法」というキーワードに必要な情報はなるべく書くようにしましょう。
まとめ:書く前のコツ
ここまでやって、やっと記事を執筆していきます。
かなり面倒な作業に思えますが、これらの作業をやってから記事書きしないと、下記のような弊害が出てしまいます。
- 途中で筆が止まる
- 頭が混乱する
- 時間が余計にかかる
なので、必ず上記3つの準備は行うようにしましょう。
「急がば回れ」ということですね
動画にしました
ブログの書き方:書く時のコツ【9ポイント】


- 文章の型を意識する
- 一文は短くする
- リストを使う
- 難しい言葉を使わない
- たとえ話を使う
- ひらがな・カタカナ・漢字の割合を考える
- 同じ語尾を繰り返さない
- 句読点を意識する
- 写真・図を使う
コツ1.文章の型を意識する
文章の型とは、「文章を書く順番」のことです。
文章の型を意識することで、スムーズに文章を書き進めることができるようになります。
なぜなら、「どのように書くか?」に迷わなくなるからです。
記事の構成
記事は下記の3つの要素で構成されています。
- 書き出し
↓ - 本文
↓ - まとめ
これら3つの要素にそれぞれ型が存在します。
もしも、これらの型について詳しく知りたい方は、『ブログの書き方テンプレート|思わず読んでしまう文章術』を参考にしてください。
コツ2.一文は短くする
一文は、52文字以内にするようにしましょう。
なぜなら、それ以上になるとスマホで読みづらくなってしまうからです。(スマホだと2~3行)
悪い例
たとえば、こちらの文をみてください。
これら3つの要素にそれぞれ型が存在します。もしも、これらの型について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考に!
(54文字)
これを、スマホで見たらこんな感じです。
↓


ちょっと読みづらいですよね?これが三行にもなればもっと読みづらくなるはずです。
良い例
なので、一文が長くなるようであれば、文章を短く切るようにしましょう。
これら3つの要素にそれぞれ型が存在します。(21文字)
もしも、これらの型について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考に!(33文字)
コツ3.リストを使う
リストとは、下記のことです。
- 〜〜〜
- 〜〜〜
- 〜〜〜
リストは主に、「列挙」の時に使います
リストを使うことで、読者に与えるストレスを軽減させることができます。
なぜなら、文章が横に広がらなくなるからです。
悪い例
たとえば、下記の内容を見てください。
お使いを頼みたいんだけど、卵、レタス、人参、ピーマン、牛乳、バターを買ってきてくれる?
どうですか?結構読みづらいですよね?
良い例
しかし、これをリストを使うとこんな感じになります。
お使いを頼みたいんだけど、
- 卵
- レタス
- 人参
- ピーマン
- 牛乳
- バター
を買ってきてくれる?
結構読みやすくなりましたよね?
特に、列挙数が3つを超える場合は、リストを使うようにしましょう。
コツ4.難しい言葉を使わない
専門用語などは、なるべく避けるようにしましょう。
例:返報性の原理
たとえば、あなたは「返報性の原理」という心理法則を知らなかったとする。
貰い物をしたら、お返しをしなければならないと感じる心理現象
悪い例
その場合、下記の文章を読んで「分かりやすい!」と感じるでしょうか?
ビジネスでは、他者に与える姿勢を持つようにしましょう。
なぜなら、返報性の原理が働くからです。
「ん?」ってなりますよね?
良い例
しかし、下記のように表現したらどうでしょうか?
ビジネスでは、他者に与える姿勢を持つようにしましょう。
なぜなら、人は貰い物をしたら、そのお返しをしなければならない感じる心理が働くからです。
これだったら分かりますよね?
このように、当たり前のように専門用語を使っても、理解できない可能性があります。
なので、難しい言葉を使う際は注意が必要です。
もちろん、想定読者にもよりますが
コツ5.たとえ話を使う
難しい言葉を使う場合には、「たとえ話」を使うことで、分かりやすくするようにしましょう。
④では「難しい言葉を使わない」という話をしましたが、そうは言っても難しい言葉を使わなければならない時もありますよね?
そんな時は、必ず「たとえ話」を使うようにしましょう。
例:返報性の原理
たとえば、「返報性の原理」という難しい言葉を当たり前のように使うのではなく、下記のように説明するのです。
たとえば、バレンタインにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?
これが返報性の原理です。
このように、「たとえ話」は「分かりにくい…」を「分かりやすい!」に変えてくれる変換装置です。
もしも、たとえ話の作り方について理解を深めたい方は、『【分かりやすい話し方】「たとえ話」を巧みに操る方法と作り方』を参考にしてください。
コツ6.ひらがな・カタカナ・漢字の割合を考える
「ひらがな・カタカナ・漢字」の割合は、「7:1:2」くらいにしましょう。
ただ、こんな縛りがあったらなかなか文章が書けないと思いますので、「漢字を連続して使わない」ということをしっかり覚えておいてください。
たとえば、あなたはどちらの文章が読みやすいですか?
|
きっと、Bを選択したのではないでしょうか?
それもそのはず、BはAと比べて漢字を連続して使っていないからです。
なので、漢字の間にひらがなを入れたり、漢字で書くところをあえてひらがなにするように工夫していきましょう。
- 契約率向上→契約率の向上
- 営業戦略会議→営業戦略についての会議
- 近々開かないと→近々ひらかないと
コツ7.同じ語尾を繰り返さない
「です」を連続で使ったり、「ます」を連続で使ったりしないようにしましょう。
なぜなら、話し言葉にしてみると分かりますが、けっこう違和感があるからです。
悪い例
たとえば、下記の文章を見てどう思いますか?
専門用語を使う時は、たとえ話を使うことが大切です。
なぜなら、分かりやすくしないと、読者はストレスを感じるからです。
たとえば、返報性の原理を説明する時には
「たとえば、バレンタインにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?」と説明する感じです。
このように、たとえ話は非常に大切なスキルなのです。
文章としてかなり違和感がありますよね?
良い例
なので、この場合は下記のように工夫するようにしましょう。
専門用語を使う時は、たとえ話を使いましょう。
なぜなら、分かりやすくしないと、読者はストレスを感じるからです。
たとえば、返報性の原理は下記のように説明します。
「たとえば、バレンタインにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?」
この方が分かりやすいですよね?
このように、たとえ話は非常に大切なスキルなのです。
オータニはよく下記の語尾を工夫して使っています。
- です
- ます
- ましょう
- ですか?
- ですよね?
コツ8.句読点を意識する
「、」「。」などを使って、文章を見やすくしていきましょう。
悪い例
たとえば、下記の文章を読んでみてください。
たとえば返報性の原理を説明する時には「たとえばバレンタインにチョコレートをもらったらホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?」と説明する感じです。
かなり読みづらいですよね?
良い例
しかし、句読点を意識することで、読みやすくなります。
たとえば、返報性の原理は下記のように説明しましょう。
「たとえば、バレンタインにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?」
と説明する感じです。
特に「、」に気をつけるようにしましょう。
オータニは、接続詞のあと、節の終わり に挿入するようにしています。
コツ9.写真・図を使う
写真や図を効果的に使うようにしましょう。
なぜなら、文字だけでは、読者にストレスを与えてしまうからです。
さらに、写真や図を使うことで、イメージしてもらいやすくもなります。
方法1.H2に写真を入れる
オータニの場合、「H2(見出しのこと)」のところでは、必ず写真を入れるようにしています。
なぜなら、「H2」に写真を入れることで、文章全体のまとまりが生まれるので、読みやすくなるからです。
たとえば、今回の記事には3つの写真を挿入しています。




方法2.文章では伝わりづらいものは図を使う
たとえば、「潜在意識と顕在意識」を説明する時には、下記のような図を使いました。


これを文字で、「潜在意識97%、顕在意識3%で人間の意思決定に影響を与えています」と言われてもちょっとイメージしづらいですよね?
方法3.データなどは必ず図で説明する
たとえば、「メラビアンの法則」を説明する際は、下記の図を使いました。


これを文字ベースで
- 視覚情報:55%(見た目、表情、しぐさ、視線)
- 聴覚情報:38%(声のトーン、声の高さ、話す速さ)
- 言語情報:7%(話の内容)
と説明されても、いまいちピンとこないですよね?
画像などはPowerPointを使っています
ブログの書き方:書いた後のコツ【2ポイント】


- 音読する
- 後日、もう一度音読する
コツ1.音読する
書いた記事は必ず音読するようにしましょう。
なぜなら、音読をすることで、下記のようなメリットを得ることができるからです。
- 誤字脱字に気づける
- 文章の違和感に気づける
誤字脱字に気づける
書いている時には意外と気づかなかった誤字脱字に気づくことができます。
文書の違和感に気づける
たとえば、「です」が続いていたり、論理構成がおかしかったり〜とただ読んでいるだけでは気づかないことも、音読をすることで気づけるようになります。
コツ2.後日、もう一度音読する
後日、もう一度音読するようにしましょう。
なぜなら、記事を書いたあとは、集中力が低下しているので、細かいところまで注意が行き届かないことがあるからです。
なので、後日改めて、文章を音読するようにしましょう。
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まとめ:ブログの書き方のコツ
では最後にまとめましょう。
本日は、
- ブログを書く前のコツ【3ポイント】
- ブログを書く時のコツ【9ポイント】
- ブログを書いた後のコツ【2ポイント】
について解説してきました。
これら14のポイントを意識するだけで、読者から喜ばれる魅力的な記事を書くことができます。
しかし、14のポイントを一気に全て意識するのは厳しいと思うので、3つだけでもいいので、実践してみて見ましょう。
もしも、さらに魅力的なブログ記事が書けるようになりたいという方は、下記の記事たちも参考にしてください。