あなたはUbersuggestというSEOツールを知っているでしょうか?
結論、Ubersuggestは、ブロガーであれば必ず導入するべきSEOツールです。
なぜなら、Ubersuggestを導入するだけで、多くの要素を解析できることができるからです。
- 検索ボリューム
- 関連キーワード
- キーワードのランキング
他にも、SEO対策に必要な様々な要素を知ることができます。
というわけで本日は、
- Ubersuggestの使い方
- Ubersuggestの購入方法
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
オータニが使うおすすめテーマ
目次
Ubersuggestとは
まずは、Ubersuggestの魅力について説明して行こうと思います。
「Ubersuggest」の開発者
「Ubersuggest」は、アメリカのマーケッターであるニール・パテル(Neil Patel)氏により作られたツールです。
その他のキーワードツールと違うところは、無料で精度の高い情報が取得できるところですね。
無料だと1日の検索回数に制限はありますが、「ブログを始めたてで、いきなりお金をかけたくない!」という方にはピッタリのツールと言えるでしょう。
無料だと1日3回しか検索できません
これ以降では、有料プランの話もしていきます
「キーワードプランナー」との違い
「キーワードプランナー」というツールをご存知でしょうか?
「キーワードプランナー」も、「Ubersuggest」と同様に、検索ボリュームを調べることができるツールです。
※キーワードプランナーのメインの機能は、Google広告の出稿です
キーワードプランナーの欠点
結論、下記のように検索ボリュームがアバウトに表示されてしまいます。
中には「1000~1万」なんていう結果もあったりします。
これでは正確な情報を知ることができないので、本気でSEOで成果を上げたい人にとっては不利です。
※ただし、Googleに広告を出稿すれば、具体的な検索結果を見ることができるようになります
「Ubersuggest」は違う!
しかし、「Ubersuggest」で検索すると、ボリュームがかなり細かく表示されるのです。
このように、数字が細かく解析できた方が、当然SEO対策がしやすくなります。
「Ubersuggest」は有料プランでも安い
もしも、「1日に何回も検索ボリュームなどを調べたい!」という方は、もちろん、有料版にすることをオススメします。
ただ、上記の画像を見てもらっても分かる通り、Ubersuggestは、高機能・多機能であるにも関わらず、すごくリーゾナブルです。
正直、一番安い月額2,999円の「パーソナルプラン」でも全く問題ありません。
実際、オータニも一番安い「パーソナルプラン」です
「買い切り」で購入が可能!?
「Ubersuggest」は、「買い切り」での購入も可能です。
なので、今後ブログをずっと運営していきたいと感じている方は、買い切りの方がいいでしょう。
しかも、買い切りの場合は、「30日間の返金保証」も付いています。
なので、もしも「使えないなぁ〜」と感じたら、返金してしまえばOK。
※さらに、「買い切り」の方が「月額プラン」よりもお得
オータニは、「パーソナル」の買い切りで購入しました!
Ubersuggestで解析できること
- 検索ボリューム
- キーワード候補
- コンテンツ候補
- キーワードランキング
- サイトスピード
- 被リンク
- 類似するウェブサイト
もちろん、その他の細かい要素も調べることが可能なのですが、ここではオータニが普段使うものだけお伝えしますね。
要素1:検索ボリューム
ユーザーが1ヶ月に検索エンジンで検索した数を知ることができます
検索ボリュームを調べることで、どのキーワードで記事を書くべきかが明確になります。
基本的には、1ヶ月で計測されることが多いですね。たとえば、「月間検索ボリューム1,000」みたいな感じで。
検索ボリュームの調べ方
左メニューバーから「キーワード分析」→「キーワード概要」へと進み、検索窓にキーワードを検索してください。
すると、下記の5つの要素を抽出することができます。
- 検索ボリューム
- SEO難易度
- 有料難易度
- クリック単価(CPC)
- 検索ボリューム推移
①検索ボリューム
ユーザーが月間で検索した回数のこと。
基本的に、ボリューム数が多いほど、そのキーワードの競争率は高くなります。
②SEO難易度
オーガニック検索の競争の激しさのこと。
SEO難易度は、1〜100で表現されます。
③有料難易度
検索連動型広告(リスティング広告のこと)の競争の激しさのこと。
有料難易度は、1〜100で表現されます。
④クリック単価(CPC)
検索連動型広告における1クリックあたりの費用のこと。
基本的に、クリック単価が高いほど価値のあるキーワードとなります。
⑤検索ボリューム推移
キーワードの流行り・廃りを知るためのグラフのこと。
基本的に、ボリューム数が減っているキーワードは、廃れている可能性が高いので、狙わない方がいいとされています。
要素2:キーワード候補
キーワードのサジェストキーワードを知ることができます
サジェストキーワードを知ることで、SEOに最適化したサイト設計にすることができるのです。
検索エンジンがおすすめしてくれたキーワードのこと
たとえば、Googleで「コミュニケーション能力」と検索をすると、下記のようにサジェストキーワードが出現します
キーワード候補の調べ方
左メニューバーから「キーワード分析」→「キーワード候補」へと進み、検索窓にキーワードを検索してください。
すると、サジェストキーワードだけではなく、
- 検索ボリューム(VOL)
- SEO難易度(SD)
- 有料難易度(PD)
- クリック単価(CPC)
なども一緒に抽出することができます。
なので、キーワード選定が楽に行えるようになります。
要素3:コンテンツ候補
SNSでシェアが多い記事を知ることができます
人気な記事を参考にして、記事を作成することで、高品質な記事の作成に繋がります。
Ubersuggestでは、facebookとPinterestでのシェア数を重要視して、候補を出力してくれます。
コンテンツ候補の調べ方
左メニューバーから「キーワード分析」→「コンテンツ候補」へと進み、検索窓にキーワードを検索してください。
※コンテンツ候補は、facebookのシェア数が多い順で出力されます
すると、シェアの多い人気の記事だけではなく、その記事の
- 流入見込み
- 被リンク
- facebookのシェア数
- Pinterestのシェア数
なども一緒に抽出することができます。
流入見込み
Google検索から見込める推定月間トラフィックのこと。
つまり、「月間でこれだけのアクセスが見込めますよ〜」という指標です。
被リンク
外部サイトから、設置されたリンク数のこと。
もしも、発リンクや被リンクの違いについて詳しく知りたい方は、『発リンクとは|被リンクとの違いとは』を参考にしてください。
要素4:キーワードランキング
狙ったキーワードのランキングを知ることができます
キーワードランキングを知ることで、「どの記事をリライトするべきか?」が明確になります。
たとえば、『コミュニケーション能力 高い人』というキーワードの順位が90位だった場合、
コンテンツの質に問題がある可能性があるので、高品質な記事に書き直したりします。
このようなリライトの繰り返しが、ブログでは非常に大切な作業となってきます。
もしも、高品質な記事作りを成功させるリライトのコツについて知りたい方は、『ブログのリライトのコツと手順を解説【→9つの内容を見直そう】』を参考にしてください。
キーワードランキングを調べる方法
※ここでは「バーナム効果」というキーワードしか登録していません
左メニューバーから「ダッシュボード」を選択すると、「新しいプロジェクト」というボタンがありますので、それを選択。
そして、サイト名やサイトURLなどの必要項目を埋めていきましょう。
すると、キーワードを入力する画面へたどり着きますので、そこであなたの狙っているキーワードを全て入力します。
入力し終わったら、数時間もかからずそのキーワードの検索順位を出力してくれます。
入力できるキーワード数
入力できるキーワード数は、プランによって制限があります。
- パーソナルプラン(月額2,999)=100キーワード
- ビジネスプラン(月額4,999)=150キーワード
- エンタープライズ(月額9,999)=200キーワード
ブログ初心者の方は、パーソナルプランでもいいと思います。
ただ、もっとキーワード数を登録したいという場合は、別のSEOツールを使うことをおすすめします。
オータニの場合、記事数が270を超えているので、Ubersuggestでは足りなくなってきました。
そこで、Rank Trackerというツールを使うようになりました。
なので、もしも「キーワード数が増えてきたなぁ〜」と感じたら、“Rank Tracker”もチェックして見てくださ。
要素5:サイトスピード
ページの読み込みが終わるまでの時間のこと
サイトスピードは、ユーザビリティ(ユーザー視点の使いやすさ)と相関関係があります。
たとえば、ページの読み込み時間が遅かったら、イライラしませんか?
しかし逆に、アクセスした記事が一瞬で表示されたら、嬉しい気持ちになりますよね?
このように、サイトスピードは、ユーザビリティの低下に繋がり、それが離脱へと繋がってしまいます。
なので、現在のサイトスピードを知り、それを改善していくようにしましょう。
※GoogleはSXOとして、サイトスピードをランキングの評価対象としています
サイトスピードの調べ方
左メニューバーから「SEO探索」→「SEO分析」へと進み、検索窓にサイトのURLを入れてください。
すると、上記のように分かりやすく、サイトスピードをチェックすることができます。
※サイトスピードはなるべく3秒以内に抑えるようにしましょう。なぜなら、3秒を超えると、離脱率が一気に上昇するということが分かっているからです
もしも、サイトスピードを改善したいという方は、
を参考にしてください。
要素6:被リンク
外部サイトから設置されたリンクのこと
被リンクの数を調べることで、高品質な記事を書けているか?をチェックできます。
被リンク数は、簡単に説明すると、「どれくらいの人たちに紹介されたか?」という指標です。
つまり、紹介されている数が多いほど、それだけGoogleも高評価してくれるわけです。
※もちろん、質の低いサイトから被リンクをもらっても大きな影響はありません
被リンクの調べ方
左メニューバーから「SEO探索」→「被リンク」へと進み、検索窓にサイトのURLを入れてください。
すると、被リンク数を確認することができます。
さらに、
- ドメインパワー
- 参照ドメイン
- 月間オーガニックトラフィック
- 被リンク経時変化
なども調べることが可能です。
①ドメインパワー
サイトのパワーのこと。
ドメインパワーは、Googleからさまざまな要素で評価されますが、主に被リンクの影響が大きいと言えるでしょう。
1~100で表現されます。
②被リンク
前述したので割愛。
③参照ドメイン
サイトの訪問に貢献したドメインの数のこと。
つまり、簡単に説明すると、「どれくらいのサイトから被リンクをもらったか?」ということです。
④月間オーガニックトラフィック
オーガニックキーワード検索で見込める月間推定トラフィックのこと。
つまり、簡単に説明すると、「月にこれくらいの訪問が見込めるよ〜」ということです。
⑤被リンク経時変化
被リンク数の推移のこと。
被リンクと参照ドメインの推移をグラフ化でチェックすることが可能です。
要素7:類似するウェブサイト(新機能)
自社と競合するサイト情報のこと
競合のサイトを調べることは非常に大切なことです。
なぜなら、競合を調べることで、自社が取るべき戦略が明確になるからです。
たとえば、
- どんなキーワードを狙っているのか?
- どんなサイト設計になっているのか?
- ユーザビリティ向上のための工夫は?
など。
これらの情報を踏まえてサイト運用することで、よりユーザーを集める、よりコンバージョンを増やす、サイトを作ることができるのです。
類似するウェブサイトの調べ方
左メニューバーから「競合分析」→「類似するウェブサイト」へと進み、検索窓にサイトのURLを入れてください。
すると、競合に関する様々な情報を取得できるようになります。
①:競合のトラフィック
Ubersuggestのアルゴリズムにより算出された、あなたのサイトと競合関係にあるであろうサイトの月間トラフィッフィックを出力してくれます。(1年分)
これにより、自社サイトとのトラフィックの違いを視覚的に比較できたり、「このサイト落ちてきてるな〜」「アップデートでやられたかぁ〜」などの情報を知ることができます。
オータニが調べたところ、5つの競合サイトを出力してくれました。
(人によって出力される競合サイトの数は違うかもしれません)
②:さらに細かい内容
ここでは、①よりもさらに細かい情報を取得することができます。
- A:類似するウェブサイト
- B:一般キーワード
- C:キーワードギャップ
- D:推定トラフィック
- E:被リンク
A:類似するウェブサイト
分析サイトと類似するキーワードでランキングしている競合サイトリストのこと。
B:一般キーワード
競合サイトと共通しているキーワードのリストのこと。
C:キーワードギャップ
分析サイトではランキングしていないが、競合サイトではランキングしているキーワードのリストのこと。
D:推定トラフィック
このウェブサイトが特定の期間でGoogle検索から見込める推定月間トラフィックのこと。
E:被リンク
外部サイトから、設置されたリンク数のこと。
まとめ:Ubersuggestの使い方
では最後にまとめましょう。
本日は、
- Ubersuggestの使い方
- Ubersuggestの購入方法
というテーマでブログを執筆しました。
Ubersuggestは、SEO対策において大切な機能が全て詰まったツールです。
(本日紹介できていない機能はまだまだたくさんあります!)
なので、今後「ブログで飯を食べるんだ!」と思っているのであれば、必ず導入しておくようにしましょう。