どうやってキーワードを選んだらいいのか分からない…
記事を書いているのに、SEOの順位が全く上がらない…
このような悩みを抱えてはいないでしょうか?
実際、オータニも1年間、毎日!毎日!ブログを更新し続けてきましたが、結果としては、アクセスアップにつながりませんでした。
(しかも、1年間で書き続けた記事の半分は消去する羽目に…)
なぜなら、ただ闇雲に記事を書き続けていただけだったからです。
今となっては「早くキーワード選定を学んでおくべきだった…」と後悔するばかりです。
しかし、あなたにはオータニのような無駄な失敗をして欲しくはありません。
なぜなら、365記事も書いて成果が出なければ、多くの人はブログのセンスがないと勘違いし、撤退してしまうからです。
なので、今からしっかりキーワード選定の方法を学び、そしてSEOを攻略し、アクススアップを狙っていきましょう!
オータニが使うおすすめテーマ
キーワード選定とは
ブログで大切なことは、“記事を書くこと”ではありません。
“正しいキーワードで記事を書くこと”です。
キーワード選定と検索順位
結論、検索順位をあげる上で「キーワード選定」は命です。
なぜなら、間違ったキーワードを選んでブログ記事を書き続けても、期待する成果を得ることはできないからです。
例:ブログ=筋トレ
たとえるなら、「ブログ」は「筋トレ」と似ています。
間違ったフォームで筋トレをし続けても、なかなか筋肉をつけることができません。
しかし、正しいフォームで筋トレを続ければ、しっかりと筋肉をつけることができる。
つまり、SEOで成果をあげるためには、下記のような手順が大切なのです。
- キーワード選定
↓ - 記事を書く
↓ - 継続する
↓ - 成果が出る
このように、「キーワード選定」は、ブログで成果をあげるための要だということが分かってもらえるかと思います。
記事の書き方のコツについてはこちら
キーワード選定で大切なこと
結論、検索ボリュームの少ないキーワードから攻めていくことです。
なぜなら、最初から検索ボリュームの多いキーワードを攻めても、それを検索上位にすることが難しいからです。
例:「眠気を覚ます方法」
※「眠気を覚ます方法」というキーワードの月間検索ボリュームは14,800
このような多くの人たちが検索しているキーワードを狙っても、ライバルが多いため検索順位をあげることがほぼ不可能となります。
複合キーワードを狙え
2語以上からなるキーワードのこと
ex.「眠気を覚ます方法 仕事中」
しかし、下記のようなキーワードは狙いやすくなります。
- 眠気を覚ます方法 仕事中=「170ボリューム」
- 眠気を覚ます方法 ツボ=「170ボリューム」
- 眠気を覚ます方法 夜=「140ボリューム」
(「Ubersuggest」調べ)
なぜなら、検索ボリューム数が少なく、競合もそこまで多くないと想定されるからです。
このように、キーワードを狙うには、まずは検索ボリュームが少ない「複合キーワード」などを狙っていきましょう。
そして、これらの記事を検索ボリュームの多い記事に貼り付けることで(内部リンク)、ボリュームの多い記事の上位表示を狙っていくのです。
キーワード選定はたったの3ステップ
キーワード選定は、下記の3つの順番で行っていきます。
- キーワード候補を出す
↓ - キーワードを整理する
↓ - 記事を書いていく
これ以降では、どのようにそれぞれのプロセスを実行していくのか?を解説していきます。
手順1:キーワード候補を出す:キーワード選定
- キーワード候補を出す
↓ - キーワードを整理する
↓ - 記事を書いていく
⑴軸キーワードを決める
まずは、あなたの専門分野に合わせて、軸となるキーワードを決めましょう。
たとえば、あなたが「睡眠」のコンサルタントなのであれば下記のような感じ。
- 眠気を覚ます方法
- 睡眠の質
- 早起き
他にもいろいろなキーワードがあると思いますが、この中からひとつを選んでください。
(ここでは、『早起き』を選択します)
⑵関連キーワードを調べる
次に、『早起き』に関連したキーワードを抽出していきます。
関連キーワードを調べるには、『ラッコキーワード』というキーワードツールを使いましょう。
たとえば、検索窓に『早起き』と検索すると、その関連キーワードを抽出することができます。
そして、画面右上に『全キーワードコピー(重複除去)』というボタンを押すと、関連キーワードを全てコピーできます。
⑶検索ボリュームを調べる
次に、取得したサジェストキーワードの月間検索ボリュームをそれぞれ抽出します。
そのためには、「キーワードプランナー」というキーワードツールを使います。
キーワードプランナーに登録したら、下記の画面の『検索ボリュームと予測のデータを確認する』をクリック。
すると、「ラッコキーワード」で取得したサジェストキーワードをいれるところがありますので、貼り付けます。
そして、右下にある青いボタンの『開始する』をクリック。
次に、『過去の指標』をクリック。
そして、画面を下にスクロールすると下記のような画面になりますので、『月間平均検索ボリューム』というところ2回クリックしましょう。
すると、検索ボリュームが少ない順に表示されます。
(1回クリックすると、検索ボリュームが多い順に表示されます)
▼▼(2回クリックすると)
「キーワードプランナー」では、上記のようにアバウトな形で、検索ボリュームが表示されるのですが、これでもOKです。
- 10~100
- 100~1,000
- 1,000~1万
- 1万~10万
- 10万~100万(YouTubeでこのくらいのアクセス数)
- 100万~1,000万(Yahoo!でこのくらいのアクセス数)
補足:Ubersuggestがおすすめ!
もしも、本格的にキーワード選定を行いたいのであれば、Ubersuggestを使うのがおすすめです。
なぜなら、Ubersuggestだと、これまでの一連の流れやこの後の流れを一瞬で行うことができるからです。
つまり、効率を意識したいのであれば、100%Ubersuggestがおすすめ。
なので、「今後、ブログで飯を食っていくんだ!」という方は、ぜひUbersuggestを購入することをおすすめします。
手順2:キーワードを整理する:キーワード選定
- キーワード候補を出す
↓ - キーワードを整理する
↓ - 記事を書いていく
※キーワードプランナーによる作業です
⑷キーワードをダウンロード
右上にある「ダウンロードボタン」をクリックして「Excel」または「Googleスプレットシート」に保存します。
すると、下記のようにキーワードを全て出力することができます。
しかし、これだとぐちゃぐちゃしているので、これらのキーワードを整理していきます。
このプロセスは一番根気が必要ですが頑張りましょう!
⑸キーワードを整理する
整理するポイントは、下記の通りです。
- A.0~10のキーワードは全て削除
- B.狙わないキーワードは削除
- C.複合キーワードを整理
A.0~10のキーワードは削除
検索ボリュームがあまりにも少なすぎるキーワードに関しては削除してもOKです。
オータニの場合は、0~10のキーワードは、チェックすることなく全て削除しています。
B.狙わないキーワードは削除
ダウンロードしたキーワードの全てが使えるキーワードではありません。
たとえば、『早起き』というキーワードの場合、下記のような意味不明なキーワードが出てきたりします。
- 早起き 画像(10~100)
- 早起き 中国語(10~100)
- 早起き 金運(10~100)
- 早起き スピリチュアル(10~100)
このようなキーワードは、睡眠コンサルタントとしてサイト集客するべきキーワードではないので削除しましょう。
C.複合キーワードを整理
複合キーワードを整理していきましょう。
- 早起き 勉強(100~1,000)
- 早起き 勉強 何時(10~100)
- 早起き 勉強 効果(10~100)
- 早起き 勉強 眠い(10~100)
- 早起き 勉強 社会人(10~100)
▼▼▼▼▼▼
整理し終わったシートはこちらになります。
(ここでは全てをまとめきれてはいません)
ちなみに、場面左下の「キーワード2」を押すと、まだまとめていないキーワードがみれます。
▼▼▼▼▼▼
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キーワードをまとめたスプレットシートはこちらからどうぞ。
シートは「まとまっていないシート1」と「まとめたシート2」の2つを作ると整理しやすいです
シート1にあるキーワードを、シート2に移していくイメージです
手順3:記事を書いていく:キーワード選定
- キーワード候補を出す
↓ - キーワードを整理する
↓ - 記事を書いていく
⑹検索ボリュームの少ない記事から書く
まずは、上記10~100の記事を書いていき、その後に100~1,000の記事を書いていきましょう。
なぜなら、ボリューム数の多い記事を上位表示させるには、内部リンクが大切だからです。
たとえば、下記のキーワードを引用しましょう。
- 早起き 勉強(100~1,000)
- 早起き 勉強 何時(10~100)
- 早起き 勉強 効果(10~100)
- 早起き 勉強 眠い(10~100)
- 早起き 勉強 社会人(10~100)
まずは、赤文字を含んだ検索ボリュームの少ないキーワードの記事を書いていきます。
そして、それらのキーワードを包括した100~1,000の記事(『早起き 勉強』)を書いていきます。
最後に、100~1,000の記事の中に、10~100の記事のリンクを貼り付けていきます(内部リンク)。
すると、100~1,000の記事が上位表示されやすくなります。
⑺検索意図を考える
読者がそのキーワードで検索した目的のこと
これは記事を書く上で非常に大切になります。なぜなら、検索意図がずれていると、離脱に繋がるからです。
例:「早起き 方法」
たとえば、『早起き 方法』と検索している読者の検索意図を考えてみましょう。
この場合の検索意図は、単純に「簡単に早起きするための方法が知りたい!」ですよね?
なので、その方法についての記事を書けばいいわけです。
しかし、この検索意図に沿った記事を書かないと、読者は「答えが書いてないなぁ〜、次の記事をみてみよう〜」と別の記事へ飛んでしまいます。
なので、必ず検索意図を理解してから記事を書くようにしましょう。
検索意図が分からない…
その場合は、結論、そのキーワードで実際に検索してみるのがオススメです。
そして、検索結果の1ページ目にある記事を全てチェックしましょう。
※オータニは、3記事くらいしかチェックしません
なぜなら、検索順位が高いということは、検索意図に答えている記事である可能性が高いからです。
⑻実際に検索してみる
記事を書く前に、実際にそのキーワードを検索してみましょう。
なぜなら、上位表示が狙えるキーワードなのかが分からないからです。
例:「早起き 効果」
たとえば、『早起き 効果』と検索すると上記のような検索結果となります。
パッと見てみると、広告はかかっていないようですね。なので、ここだけ見ると上位表示は狙えそうです。
しかし、上位表示されている記事1つひとつを見ていくと、上位にある記事のほとんどが企業が運営しているものでした。
しかも、かなり作り込まれていて、コンテンツの数も非常に多いということが分かりました。
調査結果
『早起き 効果』というキーワードでは、あまり攻めない方がいいということが分かります。
(睡眠系は専門性が要求されたりするので、どのキーワードも難しいとは思いますが)
このように、記事を書く前に、自分でも戦えるキーワードなのかをしっかり調査してから記事を書くようにしましょう。
ライバルが多すぎて勝ち目がないキーワードの記事を書いたとしても、それが無駄な努力になる可能性が高いですからね。
⑼ポイントを押さえて書く
ただ記事を書いているだけでは、読まれる記事を生産することはできません。
大切なことは、分かりやすい!魅力的な! 文章を書くことです。
疑問:分かりやすい!魅力的な!文章を書くには
そのためには、下記のようなことを意識していきましょう。
- 先に目次を作成してから書く
- 一文は短くする
- リストを使う
もちろん、これらは意識するポイントの本の一部です。
もしも、魅力的なブログ記事を書きたいと感じている方は、『読者を惹きつける!!!ブログの書き方のコツ14選』を参考にしてください。
⑽テンプレートを使う
テンプレートとは、文章の型のことです。
ブログを書く上で、テンプレートは非常に大切なものになります。
なぜなら、テンプレートがあるだけで、スムーズに文章を書くことができるようになるからです。
疑問:なぜ筆が止まるのか
たとえば、記事を書く時に筆が止まる人がいるのですが、その原因のその多くは「どういう風に書こうか?」ということに迷っていることから生じます。
たとえるなら、これは地図を持たずに目的地に行こうとするのと全く一緒です。
しかし、あらかじめテンプレートを用意しておけば、そのテンプレート通りに記事を書き進めることができます。
つまり、テンプレートを用意しておくだけで、時間や労力などのコストを節約することができるようになるのです。
もしも、魅力的な記事を書くためのテンプレートを知りたい方は、『ブログの書き方テンプレート|思わず読んでしまう文章術』を参考にしてください。
まとめ:キーワード選定
では最後にまとめましょう。
本日は、
- キーワード候補を出す
↓ - キーワードを整理する
↓ - 記事を書いていく
というキーワード選定に必要な3つの手順について執筆してきました。
冒頭でも触れた通り、キーワード選定は、SEOで上位表示を狙う上で命とも言える非常に大切な要素となります。
しかし、多くの人たちは、キーワード選定をせずただ闇雲に記事を投下しているだけ。
だからこそ、面倒だとは思いますが、しっかりキーワード選定をして、アクセスアップを達成してもらえればと思います。
「急がば回れ!」ですね。
検索順位をあげるためのキーワードを選ぶこと