面接で意識するべきことは?…
面接では何をアピールした方がいいの?…
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
面接って営業職に限らず、めちゃめちゃ緊張しますよね。。。
特に「集団面接」ともなると、複数の人に見られているので、いつものようなパフォーマンスを発揮できなかったりします。
しかし、安心してください!
本日の記事を読んでいただくことで、面接に合格するためのテクニックを知ることができます。
しっかり対策しておくことで、本番で安心感を持って、正々堂々と自分をアピールすることができるようになります。
というわけで本日は、
- 面接で意識するべきこと
- 面接官を落とすたった1つのこと
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
営業職の面接で意識するべきこと
では、早速営業の面接で一番大切なことをお伝えしようと思います。
結論:非言語コミュニケーション
面接で大切なことは、「何を伝えるか?」が大切だと思っているのでは?
たとえば、「志望動機」「実績」「転職理由」など。
もちろん、これらの要素も面接では大切にはなります。
しかし、意外かもしれませんが、実際はこのような「何を伝えるか?」は、面接官にそこまで大きな影響を与えません。
なぜなら、面接に大きな影響を与えるのは、「どう伝えるか?」という非言語情報だからです。
- 言語情報=何を伝えるか?
- 非言語情報=どう伝えるか?
心理法則:メラビアンの法則
話し手が、聞き手に与える影響を3つの要素に分け、それぞれを数値化した概念
例:笑いながら叱る
この場合、聞き手はどのような印象を受けるでしょうか?
これをメラビアンの法則に沿って整理すると下記のような感じです。
- 笑う=視覚情報(55%)聴覚情報(38%)
- 叱る=言語情報(7%)
なので、この場合「笑う」という視覚情報と聴覚情報が優先され、聞き手は「叱られている」と感じなくなります。
このように、我々は、言語情報よりも非言語的な視覚情報・聴覚情報の影響を受けるということが分かりますね。
当たり前ですが、これは面接官の時も一緒です。
つまり、あなたの、言語情報よりも、非言語情報を見て優秀かそうじゃないかを判断するのです。
非言語コミュニケーションで営業の面接を攻略する方法
しかし「非言語情報が大切です!」といっても、では面接の時には、具体的に何を意識することが大切なのでしょうか?
これ以降では、「視覚情報」と「聴覚情報」に分けて解説していきます。
視覚情報をコントロールする
- ルックス
- 髪型
- 服装
- 靴
- 笑顔
- ボディーランゲージ
ルックス
男性の場合、ルックスはコントロールするのが難しいでしょう。
しかし、女性の場合、化粧などでコントロール可能なので、なるべく綺麗めにするようにしましょう。
なぜなら、ぶっちゃけ面接に受かってしまえば、こちらの勝ちだからです。
髪型
清潔感のある髪型であれば、なんでもOKです。
服装
もちろん、スーツで面接に向かうようにしましょう。
シワなどをしっかりと伸ばした状態であれば、特に問題なしです。
靴
靴は意外と見られています。
というのも、「その人の身だしなみは靴に現れる」とも言われているからです。
なので、面接当日だけでもいいので、必ず靴は磨いた状態で面接に臨むようにしましょう。
笑顔
笑顔は最強の武器です。
なぜなら、笑顔が無い状態は、無愛想だと感じられ、これは営業職において大きなマイナス点だからです。
いちおう、笑顔のコツをお伝えしておくと、口だけで笑うのではなく、目も笑うようにするようにしましょう。
といのも、口角だけ上げても、作り笑いに見えてしまうからです。
ボディーランゲージ
自信が無い人は小さく表現し、自信がある人は大きく表現しようとします。
つまり、面接官に自信がある印象を与えたいのであれば、大きく表現するようにしましょう。
特に、営業ではやる気を伝えることが非常に大切なので、これは結構大きなファクターと言えるでしょう。
営業マンの見た目を攻略したい方はこちら
聴覚情報をコントロールする
- 声の大きさ
- 声の高さ
- 話すスピード
声の大きさ
自信が無い人は声が小さく、自信がある人は声が大きくなります。
なので、全体として声が小さい人は、大きな声で話すようにしましょう。
ただ、大切なのはメリハリです。
つまり、強調したいところはあえて大きな声で話すレベルの工夫で問題ありません。
声の高さ
声の高さには、安心感と相関関係があります。
声が高いと相手に温かさを伝え、声が高いと相手に強さを伝えることができるようになります。
テクニックとしては、最初は高い声で話すのが良いでしょう。
なぜなら、いきなり低い声で話すと、面接官に高圧的だと感じられてしまうからです。
だから、自分の強みをアピールするなどの時に以外は、高い声の方がいいでしょう。
話すスピード
話すスピードは大切ですが、そこまで意識する必要はありません。
なぜなら、改善するのが難しいからです。
なので、遅すぎず、早すぎずを心がけるようにすればOKです。
もしも、話すスピードを感覚で理解したい方は、オータニのYouTubeチャンネルを視聴してみてください。
非言語コミュニケーションを改善する注意点
結論、ここまでにお伝えした全ての非言語情報を意識しすぎないようにしましょう。
なぜなら、一度に全てのことを意識していては、面接に集中できないからです。
我々の脳はマルチタスクができない作りとなっており、一度に複数のタスクをこなそうとすると、全てが中途半端になってしまいます。
なので、自分ができていないところをピンポイントで、あるいは意識できることを1つ2つ改善するようにしてもらえればと思います。
面接までかなり時間がある人は、それまでに友達などとの会話で意識して改善するようにしてみるのもアリですね。
営業職の面接官を落とすたった1つの方法
ではここからは、多くの人たちが勘違いしている、面接官に好印象を与えるコツについて解説していこうと思います。
結論:「実績」よりも「ポテンシャル」
もちろん、実績もある程度は大切です。しかし、それよりも大切なことがあります。
それは、ポテンシャルです。
つまり、「こいつならやってくれるかもしれない!」という期待を面接官に持たせることが大切なのです。
スタンフォード大学の実験
米国スタンフォード大学のザッカリー・トルマラ氏は、被験者たちにある応募者のプロフィールを見せるという実験を行います。
その際、被験者を2つのグループに分けます。
- 過去5年間で応募者があげた得点についての実績のみが書かれたプロフィールを見せられたグループ
- ①の情報にプラスして、「6年目にはこれだけの得点をあげることができるだろう」という期待が書かれたプロフィールを見せられたグループ
最後に、被験者たちに「応募者に対して6年目に支払いたい年俸はどれくらいですか?」という質問をしたところ、下記のような結果となりました。
- 426万ドル(実績のみ)
- 525万ドル(実績&ポテンシャル)
このように、過去5年間の実績が同じでも、そこにポテンシャルが加わると、年俸が100万ドル近くも跳ね上がるという結果となりました。
朗報:営業の面接ではポテンシャルだけでもOK
なぜなら、実績をアピールすると、自慢しているようであまりウケがよくないからです。
もちろん、「あなたの実績を教えていただけますか?」などと質問をされたら伝えるべきですが、それ以外では、ポテンシャル重視のアピールをする方がウケが良かったりします。
これはポジティブな言い方をするのであれば、実績がなかったとしても、採用してもらえる可能性は全然あるということです。
ポテンシャル+実績
もしも、実績を理解してもらいたい場合は、角が立たないように伝えるのがいいでしょう。
というのも、いきなり「私には〇〇という実績があります」なんて伝えてしまうと生意気に感じるからです。
そこで使えるのが、下記の方程式になります。
ポテンシャル+実績
私には、この1年間で、新人賞をとる力があります。(ポテンシャル)
なぜなら、今までに、コミュニケーションスクールに1年間通い、そこで講師をしていた経験もあるからです。(実績)
コツ:理由づけが大切
この時に大切なことは、ポテンシャルを伝えた後に、理由づけをすることです。
「なぜなら〜だからです」というやつですね。
なぜなら、理由づけをすることで、説得力を高め、承諾率を高めることができるからです。
たとえば、社会心理学者エレン・ランガーの古典的な研究によると、「なぜなら」という理由を添えるだけで、承諾率が1.5倍に跳ね上がったという結果となりました。
このように、理由を添えることは、説得力や承諾率に大きな影響を与えますので、積極的に使うようにしましょう。
まとめ:営業の面接を攻略する方法
では最後にまとめましょう。
本日は、
- 面接で意識するべきこと
- 面接官を落とすたった1つのこと
というテーマでブログを執筆しました。
営業の面接で意識することは、「非言語コミュニケーション」「ポテンシャルのアピール」です。
これにより、自信のある人間に見せ、面接を一発合格させることができますので、必ず意識するようにしてもらえればと思います。
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