検索順位がなかなか上がらない…
リライトのやり方がわからない…
リライトって本当に意味があるの?…
このような悩みを抱えていないでしょうか?
結論、リライトをしなければ、いつまで経ってもブログで成果を上げることはできません。
極論、『リライトを制する者はSEOを制する』とも言えるくらいです。
なぜなら、1回目で質の高い記事を書けることはほとんどないからです。
たとえば、後から記事を見返した時に、「これも書くべきだなぁ〜」「これって別に書かなくてもよくない?」と感じることがあります。
なので、ある程度サイト内に記事を投下しているのに(30記事は欲しい)、
それでもなかなか検索順位が上がっていないのであれば、ぜひ、この記事を最後まで読んでもらえればと思います。
と言うわけで本日は、
- リライトとは
- リライトが大切な理由
- リライトで検索順位を上げる【3ステップ】
- リライトでチェックする9つの項目
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
オータニが使うおすすめテーマ
リライトとは
一度書いた記事の加筆・修正・削除をすること
リライトの目的は、簡単に言うと「記事の質をより良くしていくこと」です。
疑問:なぜリライトが大切なのか?
結論、サイトアクセスを向上させるためです。
リライトによって、より質の高いコンテンツを作成することができます。
なぜなら、改めて記事を見返すと、
- この内容は、加えた方がいいなぁ〜
- この内容は、こう言い換えた方がいいなぁ〜
- この内容は、無くした方がいいなぁ〜
ということがあったりするからです。
このように、記事の質を高めることで、検索エンジンからの評価が高まり、検索順位を上昇させることができます。
最重要:リライトで意識すること
結論、読者の検索意図に応えることです。
検索エンジン(Googleなど)の任務は、あくまでも『読者の問題解決』です。
なので、これに逸れたコンテンツは検索順位を下降させられます。
もしも、読者の検索意図がガッツりズレている場合は、それを見直すだけで検索順位を一気に上昇させることができますよ。
検索意図の詳細はこちら
検索意図とは|活用法、読み取り方を徹底解説【→ブログ運営で一番大切】
補足:リライトの目的
結論、コピーコンテンツ(重複コンテンツ)対策でもあります。
外部サイトの内容を複製したコンテンツ(簡単に言うと、パクリコンテンツですね)
コピーコンテンツは、検索エンジンからペナルティーを受け、検索順位が下降したり、インデックスから削除されてしまいます。
なので、なるべくオリジナルコンテンツを作っていく必要があるわけです。
OK・NGなコピーコンテンツ
とはいうものの、コピーコンテンツになってしまうことは仕方がないことだったりもします。
なぜなら、読者の検索意図に応える上で、100%オリジナルなコンテンツを作ることはできないからです。
たとえば、『カレー 作り方』で検索した読者がいた場合、完全にオリジナルなコンテンツを作るって、結構難しいですよね?
なので、GoogleがOKしているコピーコンテンツとNGを出しているコピーコンテンツについて理解を深めておきましょう。
- サイトの一部を抜粋してURLが記載されている
- 同じ情報でも、構成・言い回し・表現が違う
- 他サイトの情報を参考に、補足・間違いの修正などがされている
- 他サイトの文章をそのままコピペして参照元を記載していない
- 語尾を「です」「ます」に変えただけ
- コピーコンテンツだらけのサイト
もしも、自分の記事が他サイトの文章と被っているかどうかを確かめたいのであれば、『こぴらん』というコピペチェックツールを使ってみてください。
ブログをリライトして検索順位を上げる【3ステップ】
- リライトする記事を選定する
↓ - 記事をリライトする
↓ - 検索順位を確認する
手順1:リライトする記事を選定する
まずは、どの記事をリライトするかを決めましょう。
リライト基準はこちら。
- リライトのメリットがある記事
- 検索順位が20位前後の記事
- 公開から1ヶ月以上経過した記事
基準①:リライトのメリットがある記事
リライトしてもメリットがない記事は、「リライトしない」または「後回し」にしましょう。
たとえば、「サイト集客」「収益化」に貢献しない記事は後周しですね。
※そもそも、そのような記事はサイト内に投下しない方がいいですが
基準②:検索順位が20位前後の記事
検索順位が20位前後の記事を積極的にリライトするようにしましょう。
なぜなら、20位前後の記事をリライトすることで、1ページ目(1~10位)にランクインさせることができる可能性が高まるからです。
2ページ目の記事ってほとんど見られないんですよね。
しかし、1ページ目にランクインさせることができれば、そこからサイトアクセスに繋がり、サイト全体の評価も高まります。
検索順位の確認方法
結論、サーチコンソール(Search Console)を使いましょう。
左メニューの「検索パフォーマンス」をクリックすると、「どのクエリで?どの記事が?」ランクインしているのかを確認できます。
もちろん、検索順位チェックツールなどを使うのもアリです。
基準③:公開から1ヶ月以上経過した記事
公開してから1ヶ月経過した記事をリライトするようにしましょう。
なぜなら、記事を公開してから1ヶ月間は順位大きく変動するので、順位が安定しないからです。
※検索エンジンのクローラーが記事を評価し、インデックスするまでにそれくらいの時間がかかるよう
なので、記事を公開したら、カレンダーアプリなどに「1ヶ月後にどの記事をリライトするのか?」を記載しておきましょう。
手順2:記事をリライトする
次は、実際の記事をリライトしていきましょう。
リライトは、下記のようなことを意識していきます。
(下記のポイントは、全て後述します)
- 検索意図
- 競合サイト
- 共起語
- タイトル
- ディスクリプション
- 内部リンク
- 記事内容
- 被リンク・サイテーション
- H2 H3
手順3:検索順位を確認する
リライトし終わってから、1ヶ月ほど待って検索順位を確認しましょう。
※カレンダーアプリなどで管理しましょう
なぜなら、「リライト→再インデックス →クロール→再評価→インデックス」までにそれくらいの時間がかかるからです。
ツール:Rank Tracker
オータニは、Rank Trackerという検索順位チェックツールを使って、毎日250キーワードほどの順位をチェックしています。
個人的には、Rank Trackerが一番コスパが高いと感じています。
もしも、検索順位チェックツールをお探しの方は、下記のツールも一緒にチェックしてみてください。
- Macユーザー:RankGuru SEO(激安)
- Mac &Windowsユーザー:順一くん(キーワードが増えると高め)
- Mac &Windowsユーザー:Rank Tracker(高め)
- Windowsユーザー:GRS(激安)
リライトしても順位が上がらない…
その場合は、検索意図をもう一度見直して再度リライトするようにしましょう。
しかし、それでも順位が上がらないのであれば、ドメインパワーなどが要因として考えられます。
つまり、サイトのパワーが弱いので、該当する記事のランキングが上がらないということですね。
ドメインパワーについては、被リンクの獲得や長期のサイト運用などが大切になりますので、コツコツ続けていくことをオススメします。
※もちろん、ドメインパワーだけではなく、その他SEOにおいて大切な要素が抜け落ちている可能性も十分に考えられます
ブログのリライトでチェックする9つの項目
ポイント1:検索意図
読者がそのキーワードで検索した理由のこと
リライトする際は、検索意図を改めて確認しましょう。
なぜなら、検索意図に応えていない記事は、検索エンジンから低品質な記事だと評価されてしまうからです。
例:この記事の検索意図
たとえば、この記事をの検索意図はなんでしょうか?
- 検索順位を上げたい!
- リライトの具体的な方法を知りたい!
- リライトの意味は?
きっと上記の内容ですよね?
もしも、①と②しか満たしていないのであれば、66%の内容しか執筆できていないので、検索エンジンから低品質な記事だと評価されてしまいます。
また、この検索意図とズレた内容を執筆してしまうと、読者の問題を解決することができないので、これもまた検索エンジンから低品質な記事として評価されてしまいます。
なので、リライトをする際は、まずは必ず検索意図から見直すようにしましょう。
検索意図の詳細はこちら
検索意図とは|活用法、読み取り方を徹底解説【→ブログ運営で一番大切】
ポイント2:競合サイト
リライトをする際は、競合サイトの記事をチェックするようにしましょう。
なぜなら、記事の漏れを確かめることができるからです。
※上位表示されている記事のほとんどは網羅性がある
たとえば、1~5位の記事を確認すると、「この内容について触れていなかった!」ということがあります。
これは、Googleが大切にしている「網羅性」に応えていないことになるので、低品質な記事として評価されてしまうのです。
なので、競合サイトを確認して、読者の問題を解決する網羅性のある記事を書くようにしましょう。
ポイント3:共起語
主軸キーワードと一緒に使われることが多いキーワードのこと
リライトをする際は、共起語を意識しましょう。
例:「ブログ リライト」
記事 リライト ブログ 検索 順位 方法 サイト Google SEO キーワード 情報 表示 コンテンツ 初心者 解説 効果 タイトル コツ リンク 運営 クリック
※共起語検索という無料ツールで出力しました
ここで大切なことは、「共起語を使おう!」ということではありません。
そうではなく「共起語が使われていないということは、記事に漏れがある!」ということです。
つまり、使われていない共起語を意識して、記事をリライトすることで、記事の網羅性を追求することができるのです。
共起語の詳細はこちら
ポイント4:タイトル
タイトルもしっかりリライトしていきましょう。
- キーワードは前半に
- 30文字前後にする
- キャッチーにする
ポイント①:キーワードは前半に
たとえば、「ブログ リライト」というキーワードで狙っているのであれば、
ブログのリライトのコツと手順を解説【→9つの内容を見直そう】
という感じになるわけです。
ポイント②:30文字前後にする
SEOに最適な文字数は全角28文字と言えるでしょう。
(2020年10月13日現在)
なぜなら、パソコンでもスマホでも、全て表示されるからです。
下記のような感じになってしまうともったいないですからね。
なので、なるべくタイトルは28文字くらいにするようにしましょう。
ポイント③:キャッチーにする
タイトルに工夫がないと、その他の記事の中に埋もれてしまうことになります。
なので、なるべくキャッチーなタイトルにするようにしましょう。
その際に使えるツールを紹介しますね。
ポイント5:メタディスクリプション
コンテンツの内容を要約したもの
リライトをする際は、メタディスクリプションにも注意しましょう。
メタディスクリプションは、パソコンだと100文字程度が表示され、スマホだと60文字程度が表示されます。
なので、60文字以内にしておけば、パソコンでもスマホでも全て表示されるということですね。
メタディスクリプションのSEO効果
昨今では、メタディスクリプションはSEO効果はないとされていますが、
読者は、タイトルとメタディスクリプションを見て、検索意図に合っているかどうかを判断します。
さらに、メタディスクリプション内では、キーワードは太文字で表示されるので、目につきやすくもなります。
なので、必ず設定しておくようにしましょう。
ポイント6:内部リンク
サイト内に設置した自社サイトのリンクのこと
リライトをする際は、内部リンクを入れるようにしましょう。
なぜなら、内部リンクを入れることで、クローラビリティ、ユーザビリティの向上が期待できるからです。
ブログ初心者の場合、最初の記事には内部リンクを設置することができません。
なぜなら、設置するだけの記事数がないですからね。
しかし、記事数が増えてくると内部リンクも設置できるようになってくるので、リライトをする際は注意するようにしましょう。
内部リンクの詳細はこちら
ポイント7:記事内容
リライトする際には、「リード文・本文・まとめ」という3つの要素に注意しましょう。
記事は、基本的に下記の3つの要素で構成されています。
- リード文(書き出し)
↓ - 本文
↓ - まとめ
それぞれ、読者に長時間滞在してもらうためのテンプレートが存在します。
なので、それぞれのテンプレートに当てはめながらリライトするようにしましょう。
ブログのテンプレートの詳細はこちら
ポイント8:被リンク・サイテーション
外部サイトに設置された、自社サイトのリンクのこと
引用のこと
リライトをする際は、被リンク・サイテーションを意識しましょう。
外部サイトの情報を引用する際に、被リンクを設置したり、サイテーションしないと、コピーコンテンツとして評価されてしまいます。
結果、検索順位が下降してしまったり、インデックスから削除されてしまうことになるので、気を付けるようにしましょう。
サイテーションの詳細はこちら
ポイント9:H2 H3
リライトする際は、H2やH3にキーワードが入っているかを確認しましょう。
もちろん、キーワードを無理やり入れてしまうと、ユーザビリティの低下に繋がってしまうので、「入れれるのであれば!」というイメージでOKです。
例:本記事の目次
たとえば、本記事でもなるべく「ブログ リライト」というキーワードを入れるようにしています。
3つ目のH3に関してはキーワードが入れずらかったので諦めましたが、それ以外のH2 H3にはなるべくキーワードを入れるようにしました。
まとめ:ブログのリライトのコツと手順
では最後にまとめましょう。
本日は、
- リライトとは
- リライトが大切な理由
- リライトで検索順位を上げる【3ステップ】
- リライトでチェックする9つの項目
というテーマでブログを執筆しました。
リライト力は、SEOにおいて非常に大切な力となります。
なので、これからは書きっぱなしにするのではなく、リライトも意識してブログ運営していくようにしましょう。