自分は内気だし、営業マンに向いていないのかも…
営業にチャレンジしたいけど、内気だし…
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
確かに、内気な人で営業をしている人って、あまり想像できないですよね。
どちらかと言えば、イケイケの人たちの天職というイメージの方が強いと思います。
しかし、結論から言うと、営業は内気な人の方が向いています。
きっと、「え!そうなの!?」と思ったのではないでしょうか?
断言しますが、これは事実です。というわけで、これ以降ではそのナゾを科学的に解き明かしていこうと思います。
目次
内気な営業マンが売れる理由
では、なぜ内気な人は営業に向いていると言えるのでしょうか?
理由:営業は聞く仕事だから
「営業」というワードを耳にすると、多くの人は「商品・サービスを紹介してゴリゴリ売りつける」というイメージを持つでしょう。
しかし、これは全くの勘違いです。
なぜなら、このようなベラベラ営業では、商品・サービスを販売することはできないからです。
- ベラベラ営業=自分の話ばかりをする営業
- フムフム営業=相手の話に耳を傾ける営業
疑問1.営業とは
まずは、「営業とはなんのか?」というテーマを一緒に考えていきましょう。
結論、営業とは、顧客の問題解決を目的とした仕事です。
つまり、顧客の抱えている悩みを解決するのが営業なのです。
疑問2.問題解決とは
結論、「現状」と「理想」のギャップのことです。
具体例:化粧品
たとえば、女性はなぜ化粧品を購入するのでしょうか?
もちろん、人によって動機は様々です。
しかし、多くの場合は、下記のようなギャップを埋めたいと感じているからではないでしょうか?
これだとしっくりきますよね!
疑問3.問題解決するには?
結論、「現状」と「理想」を引き出しましょう。
超重要:押し売りとは
結論、「現状」と「理想」を聞かずに、商品・サービスを提案することです。
たとえば、営業コンサルタントが、あなたの営業での「現状」と「理想」をヒアリングしていないのに、「弊社のサービスの特徴は〜」などと話をしてきたらどう感じますか?
きっと「ウザいなぁ…」と感じるのではないでしょうか?
しかし、あなたの「現状」と「理想」にしっかり耳を傾け、その上で商品・サービスを紹介してきたらどうでしょうか?
きっと「話を聞こう!」と思いますよね?
なぜなら、商品・サービスは、顧客の問題(「現状」と「理想」のギャップ)を解決するために存在するからです。
結論:だから営業は内気でもOK!!!
なぜなら、何度も繰り返しになりますが、営業とは人の話を聞く仕事だからです。
何もベラベラ話をする仕事ではないからです。
内気な営業マンの方へ
もしも、「内気だし、営業に向いていないのかなぁ…」と感じているのであれば、
結論それは、営業のやり方が分かっていない、または、聞き方がヘタクソなだけです。
なので、これからは営業についてよりいっそう学びを深めていくようにしましょう。
営業をスタートしたい内気な人へ
もしも、「営業にチャレンジしたいけど、内気だし…」と感じているのであれば、結論、内気だからこそ営業を始めましょう!
すると、結果、話し方も少なからず鍛えられますよ。
なぜなら、営業は聞くだけの仕事ではないからです。
プレゼンテーションなどをして、商品・サービスをアピールする時間も存在するからです。
なので、自然とコミュニケーション力も鍛えられるでしょう。
もしも、営業職のメリットなどについて詳しく知りたい方は、『【未経験者必見】営業職の仕事内容とメリットを解説』を参考にしてください。
オータニは4年ほど前、自己啓発の営業をしていたのですが、最初の3ヶ月は契約数はゼロで、全く売上を作ることができませんでした。
悔しさと、恥ずかしさから
- 「何でこれほどまでに商品が売れないんだろう?」
- 「他の営業マンは売れているのに、何で自分だけ売れないんだろう?」
とずっと考えていました。
しかしあることをきっかけに、オータニは月間280万円の売上を挙げるトップ営業マンとなったのです。
ある日の営業終わりに事務所に帰った時の話です。
当然、その日もオータニは商品を売ることができずという結果だったのですが、そんな時に代表から「オータニ、今日はどうだった?」という質問をされました。
オータニはちょっとふてくされながら「今日も全くダメでしたね・・・」と返事をしたのですが、代表は続いてもう1つ質問をしたのです。
「今日のお客様ってどんな人だった?」
オータニはすぐにその質問に答えようとしたのですが、、、「あれ、今日のお客様ってどんな人だったっけ?・・・」と固まってしまったのです。
そこでオータニはこう思ったのです。
「俺って。。。お客様のことを何も知らないじゃん・・・」
内気な営業マンが売れるその他の理由
実は、内気なフムフム営業マンが売れる理由は他にもあります。
ここでは、その理由を2つ紹介していこうと思います。
- 相手の気分がよくなるから
- 返報性の原理が働くから
理由1.相手の気分がよくなるから
「聞き上手はモテる」なんて言葉を聞いたことがあるでしょう。
結論、聞き上手はモテます。
なぜなら、ハーバード大学の研究によると、人は自分が関心のあることについて話をすると、脳の快楽レベルが上がるということが分かっているからです。
具体例:ホラー映画が大好き
オータニは、ホラー映画が大好きなのですが、相手もホラー映画が好きだと、めちゃめちゃテンションが上がってしまいます。
気がついたら、相手よりも話をしてしまって「申し訳ない…」と後悔してしまうほどです。
きっと、あなたにも何か興味関心を寄せているものがあるでしょう。
たとえば、スポーツ、本、人気アイドルなど。
その話になった時のテンションって凄まじいですよね?(脳が快楽になっている証拠)
つまり、相手が興味関心を寄せているものを引き出し、それに耳を傾けることができれば、相手の脳は快楽になります。
その結果、「この人と話をしていると面白い!」と感じさせることができるので、信頼を強化することができるようになるのです。
聞き上手になりたい人は
聞き上手になりたい方は、無限ループ話法をマスターするといいでしょう。
無限ループ話法とは、「相手の脳を快楽にしながら、無限に会話を展開することができるフレームワーク」のことです。
- 自己開示
↓ - 質問
↓ - バックトラッキング
もしも、無限ループ話法について詳しく知りたい方は、『バックトラッキング|潜在意識に働きかけつ信頼獲得術』を参考にしてください。
理由2.返報性の原理が働くから
貰い物をしたら、お返しをしなければならないと感じる心理現象
たとえば、バレンタインデーのチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?
これは、返報性の原理による心理現象です。
話を聞く=プレゼント
結論、「話を聞く」という行為には、相手にプレゼントを送っているのと同じ効果があります。
たとえば、話しすぎてしまった時って、「申し訳ない…」という気持ちになりますよね?
なので、信頼関係の構築やヒアリングのプロセスで聞き手に回ることができれば、悪い言い方になりますが、相手に恩を着せることができます。
つまり、顧客は「これだけ話を聞いてもらって悪いし、話くらい聞くか!」という感情になるのです。
その結果、プレゼンテーションの移行率やクロージング時の契約率を高めることができるようになるのです。
- 信頼(聞く)
↓ - ヒアリング(聞く)
↓ - プレゼンテーション(話す)
↓ - クロージング(話す)
営業プロセスについて詳しく知りたい方は、『【営業トーク】営業マンの悩みを徹底解析した【マニュアル】を公開』を参考にしてください。
まとめ:内気な人が営業に向いている理由
では最後にまとめましょう。
本日は
- 内気な人が営業に向いている理由
- 内気な人が売れる2つの理由
というテーマでブログを執筆しました。
「内気な人には営業は向いていないのか…」と感じているのであれば、それは先入観であり、ただの勘違いです。
むしろ、内気で話が下手な人の方が、営業には向いています。
なので、現在営業をしている人は、これからも自信を持って営業活動に勤しんでもらえれば!
一方で、営業未経験でこれからチャレンジしようとしている人は、ぜひ一度チャレンジしてみることをオススメします。
理想:美しく見られたい!
↑
現状:お肌が荒れている…