ロジカルシンキングで使える3つのフレームワークと4つの思考法

ロジカルシンキングで使えるフレームワークって何かない?

ロジカルシンキングができるようになりたいなぁ〜

こんな疑問・願望を持っていないでしょうか?

ロジカルシンキングは、特定の問題解決をする上で、ものすごく大切な思考法です。

たとえば、あなたが今、ある悩みを抱えていたとする。

たとえば、「売上が下がっている…」「運動しても痩せない…」「ブログのアクセス数が増えない…」など。

さて、あなたはどのようにして、解決策を導きだそうとしますか?

きっと、多くの人たちは、ただなんとなくの直感で「とりあえず〜してみるか!」と解決策を導き出すでしょう。

しかし、このような思考というフィルターを通していない手段で、問題を解決できる可能性は著しく低くなります。

そこで必要になってくるのが、ロジカルシンキングです!物事を筋道立てて思考することで、本質的な解決策を導きやすくなります。

しかし、「じゃあ論理的に物事を考えてみよう!」と言われても、具体的に何をすればいいか分からないですよね?

というわけで本日は、

本日のテーマ
  1. ロジカルシンキングで使える3つのフレームワーク
  2. ロジカルシンキングで使える4つの思考法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキング

物事を筋道立てて解決策を導き出す思考法

ロジカルシンキングの具体例

たとえば、あなた今、「営業成績が上がらない…」という悩みを抱えていたとする。

そこで、あなたは「売れている営業マンは、アプローチ数が多いのでは?」という推論をします。

それは確信にするために、会社内の年収1,000万円を超えている営業マンたち5名を対象に、月間のアプローチ数を調べました。

結果、売れている営業マンのアプローチ数は、売れていない営業マンと比べると、平均で1,5倍も多いということが分かりました。

そこで、あなたも「じゃあ、もっと数を打つことを意識しよう!」と考えるようになりました。

ロジカルシンキングのメリット

上記の例では、後ほど紹介する「帰納法」という思考法を使ったのですが、

ここで理解してもらいたいのが、筋道立てて物事を思考することで、本質的な解決策を得やすいということです。

もしも、論理的にではなく、直感的に思考していたら、本質的ではない別の解決策を実践していたかもしれませんよ?

このように、ロジカルシンキングというフィルターを通すことで、本質的な解決策を導き出せるようになるのです。

ロジカルシンキングで使える3つのフレームワーク

では、ここからは頭の中の情報を視覚化し、より物事をロジカルに考えるためのフレームワークを3つほど紹介しようと思います。

3つのフレームワーク
  1. ピラミッドストラクチャー
  2. ロジックツリー
  3. MECE

フレームワーク1:ピラミッドストラクチャー

ピラミッドストラクチャーの図
ピラミッドストラクチャー

主張や根拠をピラミッド状にしたフレームワーク

ピラミッドストラクチャーを使って主張することで、説得力を感じさせることができます。

事例:保険

こちらはオータニのコミュニケーションプログラム『CHANGE』を受講中のクライアントの主張です

例:保険

保険の仕事はとてもやり甲斐のある仕事です。 (結論)

なぜなら、医者でも救えない命を救えるからです。 (根拠)

例えば、どんなにいい医者がいても、どんなにいい治療があっても、お金がなければどうもなりません。保険はそのお金を届けることができます。(事例)

このように、保険は医者でも救えない命も救うことができるのです。 なので、保険の仕事はとてもやり甲斐のある仕事です。

これは、「主張1:根拠1:事例1」の構成の文章ですが、もちろん、根拠や事例を複数入れてもOKです。

フレームワーク2:ロジックツリー

ロジックツリー

原因究明や問題解決、要素分解をしたい時に使われるフレームワーク

ロジックツリーは、大きく分けると3つ存在します。

  1. Whyツリー(原因追求ツリー)
  2. Whatツリー(要素分解ツリー)
  3. Howツリー(問題解決ツリー)

それぞれ解説しますね。

①Whyツリー(原因追求ツリー)

Why(原因究明ツリー)の図

Whyツリー(原因追求ツリー)は、原因を究明する時に使われるフレームワークです。

このように、今抱えている問題・課題に対して「なぜ?」という質問で深掘りしていき、本質的な原因を探っていきます。

②Whatツリー(要素分解ツリー)

Whatツリー(要素分解ツリー)

Whatツリー(要素分解ツリー)は、構成物を要素に分解する時に使われるフレームワークです。

このように、1つの構成物を要素に分けることで、モレやダブリの発生を抑えることができます。

要素の分解のやり方については、後ほど解説するMECE(ミーシー)で解説しますね

③Howツリー(問題解決ツリー)

Howツリー(問題解決ツリー)

Howツリー(問題解決ツリー)は、解決策を見つけ出す時に使われるフレームワークです。

このように、今抱えている問題・課題に対して「どのように?」という質問で深掘りしていき、本質的な解決策を探っていきます。

フレームワーク3:MECE(ミーシー)

MECE(ミーシー)

相互にダブりなく、全体としてモレなくという概念
※「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った概念

MECE(ミーシー)を使うことで、徹底的に原因追求、問題解決をすることができるようになります。

では、どうすれば、ダブりなく、モレがないように要素分解することができるのでしょうか?

結論、下記の3つの方法を使いましょう。

  1. 足し算
  2. 掛け算
  3. プロセス

①足し算

先程の例で説明をすると、

  • 生き物=脊椎動物+無脊椎動物
  • 脊椎動物=哺乳類+鳥類+爬虫類+両生類+魚類

という足し算の構成要素でできています。

②掛け算

先程の例で説明をすると、

売上=契約率×集客数×顧客単価

という掛け算の構成要素でできています。

③プロセス

営業には、

信頼→ヒアリング→プレゼン→クロージング

という4つのプロセスがあります。

このように、プロセス化することで、どのプロセスに売れない問題があるのか?を突き止めることができるのです。

ロジカルシンキングで使える4つの思考法

では、ここからは、ロジカルシンキングを助ける4つの思考法について解説していきます。

これらにより、よりロジカルに物事を考えることができるようになりますよ!

4つの思考法
  1. 批判的思考(クリティカルシンキング)
  2. 演繹法
  3. 帰納法
  4. アブダクション

思考法1:批判的思考(クリティカルシンキング)

クリティカルシンキングの図
批判的思考(クリティカルシンキング)

健全な批判精神を持ちながら、物事を論理的に考える思考法

簡単に説明すると、対象に「なぜ?」「本当に?」と問う思考法のことです。

事例:お酌

日本には、上司にお酌をするという文化がありますが、これって本当に面倒ですよね…

というのも、部下はゆっくりお酒を楽しむことができないからです。

つまり、お酌ってただ上の人たちしか得をしない文化なんですよね。

もしも、お酌文化がなくなったら、「気が利かないな!」などと思われるきっかけもなくなるので、上司も部下の関係もより豊になるのに。

まぁ、でも古い会社では、お酌文化がなくなることはないでしょうが。

(なぜなら、お酌をされることで気分がいい人たちが、そのような文化を変えるわけがないからです)

まさに、このような「よくよく考えたら、お酌って必要なのか?」と考える思考法こそが批判的思考です。

このように、世の中の常識や一般論を疑うことで、本質に近づくことができます。

ロジカルシンキングと一緒に使う

左側=ロジカルシンキング
右側=クリティカルシンキング

このように、大前提や分解要素を疑うことで、より本質的な原因や解決策を導き出すことができるようになります。

思考法2:演繹法

演繹法の図
演繹法

大前提となるルール・理論に物事を当てはめて結論を導き出す推論法

事例:重力

たとえば、りんごが下に落ちるのを発見しました。

そこで、あなたは「物体は下に落ちる(重力)」という大前提を用いて、下記のように結論づけました。

「それだったら、私の持っている本も下に落ちるのでは?」と。

他にも、東大出身の友達の親の年収が1,000万円だということを知ります。

そこで、あなたは「東大出身の親の平均年収は800万円」という大前提を用いて、下記のように結論づけました。

「もしかしたら、親の年収と子供の学歴には、相関関係があるのでは?」と。

思考法3:帰納法

帰納法の図
帰納法

複数の事実から共通点を発見し、結論を導き出す推論法

事例:重力

たとえば、本、スマホ、コップも下に落ちるということがわかりました。

それを見たあなたは、「もしかしたら、物体は下に落ちるのでは?」と結論づけます。

他にも、年収1,000の男性、年収800万円の女性、年収2,000万円の男性は、全員毎月10冊以上の本を読んでいることがわかりました。

それを知ったあなたは、「もしかしたら、読書数と年収には相関関係があるのでは?」と結論づけます。

思考法4:アブダクション

アブダクション

事実からそれが起きた理由を導き出す推論法

事例:重力

たとえば、あなたがりんごが下に落ちるところを目撃しました。

それを見たあなたは「もしかしたら、物体は地球に引っ張られているのでは?」と結論づけます。

そこで、さまざまな物体を落としてみた結果、全ての物体が下に落ちました。

そして、「やっぱり、物体は地球に引っ張られているんだ!」と確信を持つというイメージですね。

他にも、友人の営業マンが月に100件以上のアプローチをしていることを知ります。

それを知ったあなたは「もしかしたら、営業って結局は運なのではないか?」と結論づけます。

(つまり、誰と出会うか?が大切ということ)

そこで、社内の営業マンたちの月間のアプローチ数を聞いて回ったところ、

売れている営業マンの平均アプローチ数は、売れていない営業マンの1,5倍であることがわかりました。

そして、「やっぱり、営業って数を打って、角度のある顧客と会う確率を上げることが重要なんだ!」と確信を持つというイメージですね。

まとめ:ロジカルシンキングのフレームワーク

では、最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  1. ロジカルシンキングで使える3つのフレームワーク
  2. ロジカルシンキングで使える4つの思考法

というテーマでブログを執筆しました。

今まで「もっとロジカルに考えよう!」と思っても、具体的にどうすればいいのかがわからなかったのではないでしょうか?

しかし、本日お伝えした3つのフレームワークと4つの思考法をマスターすれば、簡単にロジカルな人間になることができます。

なので、何度もこの記事を読んで、よりロジカルな人間になれるようにしましょう。

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