SWOT分析とは|事例・やり方を詳しく解説【→ビジネスマン必見】

SWOT分析って?

こんな疑問を持っていないでしょうか?

SWOT分析とは、自社の「強み・弱み」と自社にとっての「機会・脅威」という4つの要素から、市場に参入するべきかの判断材料を得るフレームワークです。

たとえば、ある市場に参入する際に、Aという強みを持っているけれども、ある時それが法律で禁止されてしまっていたら、市場に参入してもお金が稼げないですよね?

他にも、ある市場が急成長してはいるが、その市場で活かせる強みを持っていないと参入しても負け戦をすることにもつながってしまいます。

このように、内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を分析することは、ビジネスの成功においてものすごく大切なことです。

なので、この記事でSWOT分析をしっかり理解し、あなたの今後の成長に繋げていただければと思います。

というわけで本日は、

本日のテーマ
  • SWOT分析とは
  • SWOT分析の事例
  • SWOT分析のやり方

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

SWOT分析とは

SWOT分析の図
SWOT分析

自社の「強み・弱み」と自社にとっての「機会・脅威」という4つの要素から、市場に参入するべきかの判断材料を得るフレームワーク

では、もう少しこれら4つの要素を具体的に見ていきましょう。

4つの要素
  • Strength(強み):自社の目標達成に貢献する商品が持つリソースや特徴のこと
  • Weakness(弱み):自社の目標達成を妨げる商品が持つリソースや特徴のこと
  • Opportunity(機会):自社の目標達成に貢献する外部要因のこと
  • Threat(脅威):自社の目標達成を妨げる外部要因のこと

もしかしたら、「機会」と「脅威」がイメージしずらいかもしれませんが、

簡単に説明すると、「機会=チャンス」「脅威=リスク」と捉えてもらって大丈夫です。

SWOT分析の事例:アップル

では、ここからはアップルを例にSWOT分析を行っていきましょう。

アップルの仮説

ハードウエアだけではなく、サブスクリプションモデル(月額定額制)のサービスにも力を入れるべきでは?

というのも、アップルはハードウエアを売ることによって、大きな収益を得ています。

しかし、それだけでは安定した収益を得ることができません。

なぜなら、消費者の購入サイクルが長いからです。(せいぜいiPhoneを買い換えるのは2年に1一度ですよね?)

そこで、「サブスクリプションモデルのサービスにも力を入れるべきでは?」と仮説を立てるようになりました。

アップルはサブスクではないものの、ソフトとしては、iTunesやApple Storeからも多くの収益を得ています

Strength(強み)

Strength(強み)

自社の目標達成に貢献するリソースや特徴のこと

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あなたの強みはなんですか?
  • 圧倒的なブランド力
  • シンプルなデザイン力
  • アプリケーションの充実
  • PCなどに留まらない様々な製品
    (iPod、Apple Watch、iPadなど)

(もっと記入してOK)

Weakness(弱み)

Weakness(弱み)

自社の目標達成を妨げるリソースや特徴のこと

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あなたの弱みはなんですか?
  • 大半の売上をハードに依存してきた
  • 競合と比べると高額

(もっと記入してOK)

Opportunity(機会)

Opportunity(機会)

自社の目標達成に貢献する外部要因のこと

▼▼▼▼▼▼

外部環境にはどんなチャンスがありますか?
  • サブスクモデルのビジネスがトレンドになってきている

(もっと記入してOK)

Threat(脅威)

Threat(脅威)

自社の目標達成を妨げる外部要因のこと

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外部環境にはどんな脅威がありますか?
  • サブスク・オンデマンド系の競合が多く存在する
    (Netflix、Amazonプライム、Adobeなど)

(もっと記入してOK)

テンプレートに記入すると

SWOT分析のテンプレートに落とし込む

最後に、それぞれの要素を記入できたら、上記のようなテンプレートに書き込みましょう。

というのも、次にクロスSWOT分析に入り、市場に参入するべかどうかをしっかり選定していく作業に入るからです。

(後ほど解説していきますね)

SWOT分析のやり方

では、ここからはSWOT分析のやり方について解説していこうと思います。

SWOT分析のやり方
  1. 仮説を立てる
  2. 外部環境を調べる
  3. 内部環境を調べる
  4. クロスSWOT分析
  5. 戦略に落とし込む

ステップ1:仮説を立てる

まずは、必ず仮説を立てましょう。

なぜなら、仮説という目的を決定しないと、分析という手段の意味がないからです。

たとえば、とりあえず飛行機に乗るなんてことはないですよね?

必ず、「アメリカに行くから飛行機に乗る」という目的地が明確にありますよね?

仮説というのは、「もしかしたら、〜するべきでは?」というものです。

先程のAppleを例にすると、「もしかしたら、サブスクモデルのサービスを始めるべきでは?」というものです。

このように、直感でもいいので、何かしら内的・外的変化があれば、SWOT分析を使ってみるようにしましょう。

ステップ2:外部環境を調べる

調べる時は、必ず外部環境(法律、経済状況、技術など)から調べるようにしましょう。

なぜなら、内部環境(自社の強み・弱み)から調べても、外部環境によってコントロールされてしまうからです。

たとえば、飲食店を経営しているとして、どれだけ多くの強みがあったとしても、コロナウイルス(外部環境)の脅威には勝てないですよね?

このように、我々は、ほとんどのケースで外部環境に支配されるので、分析は必ず外部環境からスタートするようにしましょう。

PEST分析

PEST分析

外部環境を分析するフレームワーク

PEST分析とは、下記の4つの外部要因について調べるフレームワークです。

4つの外部要因
  • P:Politics(政治的)
  • E:Economy(経済的)
  • S:Society(社会的)
  • T:Technology(技術的)

もしも、PEST分析について詳しく知りたい方は、PEST分析とは|やり方・事例などを徹底解説します【→マジで重要】を参考にしてください。

ステップ3:内部環境を調べる

次に、内部環境(強み・弱み)を調べましょう。

強みや弱みは、思考を通さず、とにかくひたすら書き出すようにしましょう。

なぜなら、思考を通してしまうと、書き出すまでに時間がかかってしまうからです。

たとえば、「これは強みじゃないかぁ〜」「これって弱みぃ?」などといちいち思考を入れるといつまで経っても書き進めることができないですよね?

なので、強みや弱みに関しては、とにかくひたすら書き出すようにしましょう。

もしも、「なかなか書き出せないなぁ…」と感じた方は、ブレインストーミングとは|やり方・進め方・ルールを解説を参考にしてください。

ステップ4:クロスSWOT分析

クロスSWOT分析の図
クロスSWOT分析

自社の内部要因(強み・弱み)と外部要因(機会・脅威)をかけ合わせることで、取るべき戦略を明確化させる分析法

次に、強み、弱み、機会、脅威を書き出したら、それを掛け合わせましょう。

イメージとしては、上記の画像のように、それぞれの要素を掛け算するだけです。

クロスSWOT分析
  • 強み×機会
  • 強み×脅威
  • 弱み×脅威
  • 弱み×機会

強み×機会

強み×機会
あなたへの質問

自社の強みを使って、目の前の機会をどう利用しますか?

強みと機会をクロスさせることで、目の前のチャンス(機会)を効果的に利用することができるようになります。

たとえば、アップルの例であれば、

「圧倒的なブランド力を利用し、シンプルなデザイン性を意識して、オンデマンド配信サービス事業に参入しよう!」という感じになります。

追記

ちなみに、アップルはオリジナルの番組や映画を楽しむことができる「Apple TV +(アップル・ティーヴィー・プラス)」(月額600円)の他に

現在「ONE(ワン)」という音楽・テレビ・ゲーム・クラウドという4つのサービスを定額で使えるサービスを提供しています。

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強み×脅威

強み×脅威
あなたへの質問

自社の強みを使って、目の前の脅威をどう攻略しますか?

強みと脅威をクロスさせることで、脅威を攻略することができます。

たとえば、アップルの例であれば、

「競合と差別化するために、『Apple TV+』とその他のサブスクサービスをセットにして、お得に使えるサービスもリリースしよう!」という感じになります。

弱み×脅威

弱み×脅威
あなたへの質問

目の前の脅威を攻略するために、どうやって自社の弱みを克服しますか?

弱みと脅威をクロスさせることで、脅威による打撃を最小限に抑えることができます。

たとえば、アップルの例であれば、

「今年はハードのローンチを捨てて、サブスクサービス事業に全てのリソースを投下しよう!」という感じになります。

弱み×機会

弱み×機会
あなたへの質問

目の前の機会を利用するために、どうやって自社の弱みを克服しますか?

弱みと機会をクロスさせることで、機会を利用できる可能性を高めることができます。

たとえば、アップルの例であれば、

「プレミアム戦略で販売していたので、サブスクサービスは競合よりも安い値段で提供するようにしよう!」という感じになります。

ステップ5:戦略に落とし込む

最後に、クロスSWOT分析によって創出されたアイデアを戦略に落とし込みましょう。

アップルの戦略
  • 月額600円でアップルオリジナルのコンテンツを楽しむことができる『Apple TV+』開発しよう!
  • 競合と差別化するために、音楽(Apple Music)・ゲーム(Apple Arcade)・テレビ(Apple TV+)・クラウド(iCloud)がお得で使える『ONE(ワン)』を開発しよう!

まとめ:SWOT分析

では、最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  • SWOT分析とは
  • SWOT分析の事例
  • SWOT分析のやり方

というテーマでブログを執筆しました。

SWOT分析は、誰でも簡単に取り組むことができる最強のフレームワークです。

しかし、それが故に、間違った使い方をしてしまう人たちがほとんど。

なので、もしも今からSWOT分析をしようと思っているのであれば、この記事を読みながらコツコツと分析していくようにしましょう。

もしも、「市場を一からしっかりと分析していきたい!」と感じた方は、下記の順番で分析を行うようにしましょう。

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