自己開示が苦手だ・・・
自己開示をすると嫌われるのでは・・・
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
結論、自己開示は、他者と強固な信頼を獲得する上でものすごく大切なスキルと言えます。
と言うのも、自己開示は他者開示を誘発し、最終的にそれが信頼へとつながるからです。
もしも、その具体的な仕組みについて知りたい方は、先に『自己開示のコツ|恋愛などで使える10のネタを紹介』を読んでもらえればと思います。
というわけで本日は、
- 自己開示が苦手な人の特徴4選
- 自己開示のトレーニング方法
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
自己開示が苦手な人の特徴4選
- メリットが分からない
- やり方が分からない
- 嫌われるのが怖い
- 自分勝手
特徴1:メリットが分からない
自己開示のメリットが分かっていないと、それを行動に移そうとも思いません。
なので、いつまで経っても苦手のままとなってしまっているのです。
メリット:好意の獲得
結論、自己開示には、“相手から好意を獲得できる”というメリットが存在します。
では、その仕組みを簡単に解説していこうと思います。
- 自己開示
↓ - 返報性の原理
↓ - 他者開示
↓ - 一貫性の原理
↓ - 好意
※詳しい仕組みについては別記事からどうぞ
上記の流れを簡単に説明します
まず、自己開示をすることで、相手は「私も自己開示しないと!」(返報性の原理)という義務感を背負うようになるので、他者開示を引き出すことができるようになります。
それを何度か繰り返していくと、“普段多くの人には開示しない情報”を開示させることができます。
たとえば、自分のコンプレックスや悩みなど。
すると、相手の脳は「こんな重要な情報を開示したということは、相手を好きだからに違いない!」(一貫性の原理)と錯覚するようになります。
その結果、相手から好意を獲得することができるようになるのです。
特徴2:やり方が分からない
自己開示のやり方が分からないと、そもそも自己開示が出来ないですよね?
なので、いつまで経っても自己開示スキルが上がらないので、苦手なままとなってしまうのです。
結論:自己開示→質問
自己開示は、思っているほど難しいスキルではありません。
たとえば、下記の具体例をみてください。
僕は休日読書をするのが趣味なんですけど(自己開示)、花子さんは何をされているんですか?
私は、映画鑑賞することが多いですね
映画鑑賞ですか!
僕は、ホラー映画とかが好きなんですが(自己開示)、花子さんはどんなジャンルの映画を鑑賞されるんですか?
私は、ファンタジー系が好きですね
このように、質問の前に“自分の情報”を入れるだけで、誰でも簡単に自己開示をすることができます。
「自己開示→質問」によって、前述した返報性の原理が生じるので、相手からどんどん情報を引き出せるようになります。
特徴3:嫌われるのが怖い
と言うのも、自己開示は、他者から嫌われてしまう一つのきっかけとなる側面があるからです。
たとえば、極論ですが、こちらが「そろそろ大丈夫だろ!」と思って、“性癖”に関する情報を開示したとする。
しかし、相手は下ネタが大嫌い。すると、「うわ!気持ち悪い!」と思われてしまい、結果嫌われてしまう可能性もあるわけです。
このように、自己開示には、相手から嫌われてしまう可能性を高めるといった側面があります。
なので、多くの人は、「相手が情報を開示してきたら、私も開示しよう!」と待ちの姿勢でコミュニケーションを取ろうとするのです。
結論:嫌われてもOK
好意獲得において自己開示は行うべき。ただ、自己開示をすると、相手から嫌われてしまう可能性もある…
さて、どうすればいいのでしょうか?
結論、「他者から嫌われることがダメなこと!」という先入観を取り去りましょう。
というのも、ある対象への解釈は人それぞれだからです。
たとえば、先ほどの下ネタがまさにその典型例ですが、「そのネタはマジで無理!」という人もいれば、「そのネタ大好き!」という人もいます。
なので、仮にそれで嫌われてしまったとしても、「運が悪かったな!次行こう!」と思えばいいのです。
つまり、めちゃめちゃポジティブな解釈をするのであれば、自己開示には、あなたが今後付き合うべき人間をフルイにかけるという側面があるわけです。
しかし、もちろんのこと、相手から嫌われないようなネタで自己開示をすることを忘れてはなりません。
もしも、相手から好意を獲得できる自己開示のネタについて知りたい方は、『自己開示のコツ|恋愛などで使える10のネタを紹介』を参考にしてください。
特徴4:自分勝手
自己開示が苦手な人は、自分勝手である傾向があります。
というのも、自己開示が苦手な人は、「あなたが開示してくれたら、私も開示する!」という考えを持っていることが多いからです。
※もちろん、全ての人がそうではありませんが
例:バレンタインデー
たとえば、ある女性が、バレンタインデーにチョコレートをくれなかったのに、ホワイトデーのお返しを求めて来たらどう感じますか?
きっと、「はぁ?何でホワイトデーに何かあげないといけないの?」となりますよね?つまり、「こいつ、自分勝手だなぁ〜」と思いますよね?
これは、自己開示でも全く一緒で、「相手が自己開示してくれたら〜」ってものすごく自分勝手な発想なんですよね。
自己開示では、「こちらも情報を与えるから、あなたも情報を頂戴ね?」という姿勢が大切になります。
なので、相手に自己開示をしてもらいたいと思うのであれば、積極的に自己開示を行うようにしましょう。
実際に、オータニは、「オータニさんだから言いますけど〜」と機密情報を入手できることが多々あります。
それは、嫌われることを恐れずに、積極的に自己開示を行うようにしているからです。
自己開示が苦手なヒト必見!【トレーニング方法を解説】
今日から自己開示を実践してみたいけど、何から始めれば?…
誰でも簡単にできるトレーニング方法を解説していきます!
結論:無限ループ話法
相手から好意を獲得するために使うフレームワーク(型)のこと
▼▼▼▼▼▼
- 自己開示
↓ - 質問
↓ - バックトラッキング
※これはオータニが名付けたフレームワークになります
例:無限ループ話法
- 赤=自己開示
- 緑=質問
- 青=バックトラッキング
僕は、営業職をしているのですが
花子さんはどんなお仕事をされているんですか?
私は、動画編集の仕事をしています
動画編集ですか!
僕は動画編集の経験がないので分からないのですが、
動画編集って結構大変なんですか?
そうですねぇ〜
大変と言ったら、大変ですかね
大変なんですね!
どういったところが大変なんですか?
正直、テロップが一番大変ですね
なんかただ作業をしているだけって感じなので・・・
作業しているって感じなんですね!
逆に、動画編集で楽しいところってどういったところなんですか?
テロップ以外はすごく楽しいですよ!
たとえば、アニメーションを入れたり、効果音を入れたりなど
テロップ以外は楽しいんですね!
僕も、YouTuberの動画を見ることが多いのですが、彼らも陰でそんな努力をされているんですね・・・
自己開示を入れると不自然なところでは、無理に入れる必要はありません
まとめ:自己開示が苦手な人の特徴4選
本日は、
- 自己開示が苦手な人の特徴4選
- 自己開示のトレーニング方法
というテーマでブログを執筆しました。
自己開示は、他者から好意を獲得する上でものすごく大切なスキルになります。
なので、「相手から好意を獲得したい!」と考えている方は、自己開示をマスターするようにしましょう。