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【クレショフ効果】を営業・マーケティングに活用する方法

クレショフ効果

クレショフ効果とは、前後の繋がりを無意識に関連付け、意味付けをしてしまう心理効果のことです。

 

たとえば、エナジードリンクの「リポビタンD」のCMをみたことがあるでしょうか?

※ケイン・コスギさんが出演しています

有名なセリフとしては「ファイトー!一発!」ですよね。

 

マッチョの男性がふたり崖を登るのですが、一人の男性が崖を踏み外してしまいます。

しかし、もう一人の男性がギリギリのところで腕を掴み、「ファイトー!」と叫ぶ。

そして、もう一人の男性が「一発!」と叫ぶ。

その後、ふたりがリポビタンDを飲み、CMが幕を閉じます。

 

このように、「崖を登るマッチョな男性ふたり」「リポビタンD」にはなんの関係もないのですが、

われわれは無意識のうちに「リポビタンD」の飲むことで、物凄いエネルギーを得ることができると関連付けしてしまうのです。

 

しかし、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?

 

というわけで本日は、

本日のテーマ

  1. クレショフ効果とは
  2. クレショフ効果の具体例
  3. クレショフ効果を営業に活用する方法
  4. クレショフ効果をマーケティングに活用する方法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

 

クレショフ効果とは

クレショフ効果
クレショフ効果

前後の繋がりを無意識に関連付け、意味付けをしてしまう心理効果

 

クレショフ効果の具体例

ではいくつか具体例をみていきましょう。

 

猫の感情

写真①と写真②をご覧ください。

 

写真①
写真②

では、写真①の猫写真②の猫では、それぞれどのような感情を抱いていると思いますか?

 

きっと、写真①を見た人は猫に対して「警戒している」とか、中には「友達になりたがっている」なんて答える人もいるかもしれませんね。

しかし、写真②を見た人は「魚を狙っている」とか「お腹が空いている」などと答えるのではないでしょうか?

このように、並べる写真によって、猫が抱く感情への解釈が違ってくるということですね。

 

男性の人間性

写真③と写真④をご覧ください。

 

写真③
写真④

では、写真③の男性写真④の男性は、それぞれどのような性格だと思いますか?

 

きっと、写真③を見た人は「チャラい」「遊び人」などの印象を受けたかもしれません。

しかし、写真④を見た人は「誠実」「勉強熱心」などの印象を受けたのではないでしょうか?

このように、並べる写真によって、男性の性格への解釈すら変わってしまうということが言えます。

 

オータニのアイコン

この記事の執筆者であるオータニは、TwitterやYouTubeのアイコンにある工夫をしています。

そのアイコンが右のものになります。

どんな工夫をしているか分かりますか?

そうです。本を持たせてあるのです。

 

ではなぜ本なんて持たせているのでしょうか?

それは、アイコンを見た人たちに「オータニ=頭がいい」と思ってもらうためです。

 

本には「頭がいい」というイメージが付与されているので、それをオータニと一緒に表示することで、

「オータニ=頭がいい」という関連付けをアイコンを見た人たちに無意識にさせることができるのです。

このように、読者や視聴者に持たれたいイメージの画像を使うことで、そのイメージを持ってもらいやすくなるのです。

ちなみに、YouTubeでは本棚を背にして、話をしているのですが、これもクレショフ効果を最大限に活用しています。

オータニのYouTubeチャンネルはこちら

 

クレショフ効果の実験

1922年旧ソビエト連邦の映画作家である、レフ・クレショフが全ロシア映画大学内である実験を行いました。

実験内容としては、被験者を3つのグループに分けて、それぞれ違うカットの次に俳優のイワン・モジューヒンの無表情のカットを見てもらいました。

 

カット1:「スープの入った皿」→「俳優」
クレショフ効果
カット2:「棺桶に入った遺体」→「俳優」
クレショフ効果
カット3:「ソファーに横たわる女性」→「俳優」
クレショフ効果

 

  1. 「スープの入った皿」→「俳優」
  2. 「棺桶に入った遺体」→「俳優」
  3. 「ソファーに横たわる女性」→「俳優」

そして、それぞれのグループが「俳優の無表情にどのような意味付けをしたか?」を調べました。

 

実験の結果、

  1. カット1を見た被験者は、俳優に対して「飢えている」と解釈
  2. カット2を見た被験者は、俳優に対して「悲しんでいる」と解釈
  3. カット3を見た被験者は、俳優に対して「欲情している」と解釈

という結果となりました。

このように、われわれは前に受けた画像・映像によって、その後の認知に大きな影響を受けるということが分かりますね。

 

クレショフ効果と関連のある心理学

ではここからは、クレショフ効果と関連のある心理学について解説していきます。

 

プライミング効果

プライミング効果

先行刺激(プライマー)が、無意識に後続刺激(ターゲット)に影響を与える心理効果のこと

 

もっと簡単に

先行刺激(プライマー)が、無意識に「思考」「行動」に影響を与える心理効果

 

「シャンデリア」と「シンデレラ」

「シャンデリア」と10回言わせてから、「毒リンゴを食べさせられるのは?」と質問をされると、「シンデレラ!」と答えてしまった経験はありませんか?

※答え:白雪姫

これは、「シャンデリア」という先行刺激(プライマー)に引っ張られてしまうことにより起こります。

 

クレショフ効果に話を戻すと、先行刺激(画像・映像)により、その後の画像・映像の認知が歪められてしまうわけです。

つまり、プライミング効果とクレショフ効果には密接な関係があると言えますね。

【プライミング効果】人の思考・行動の9割は操作されている

 

クレショフ効果を活用する3ステップ

ではここからは、クレショフ効果を活用するための3ステップについて解説していきます。

  1. どんなイメージを持たせたいかを決める
  2. そのイメージを持った対象を決める
  3. 対象とアイテムをくっ付ける

 

①どんなイメージを持たせたいのかを決める

まずは、「自分」「商品」にどんなイメージを持たせたいのかを決めます。

たとえば、オータニの例で言うのであれば

  • 頭が良いイメージ
  • しっかりしたイメージ
  • 親しみやすいイメージ

などですね。

オータニは、ここで「頭がいい」を選択しました。

 

②そのイメージを持ったアイテムを決める

先ほど「頭がいい」というイメージを設定しました。

なので、そう思われるようなアイテムを考えるのです。

たとえば、

  • メガネ
  • 白衣

などですね。

 

③対象とアイテムをくっ付ける

オータニの例で言うと、「オータニ」「本」をくっ付けたわけですね。

そのために、YouTubeのアイコンには本を持たせていますし、YouTubeの動画でも本棚を背にして話をするようにしています。

作ったアイテムをどのように忍ばせるかは、いろいろ試行錯誤してみてください。

 

クレショフ効果を営業に活用する方法

クレショフ効果

ではここからは、クレショフ効果を営業に活用する方法について解説していきます。

 

印象を操作する

ちょっとした工夫をすることで、簡単に印象を操作することができます。

 

優しい印象を与える

強面の営業マンであれば、出会い頭でかなり警戒心を持たれやすくなるので、営業には不利になります。

なので、そんな時には、ちょっと派手目でおしゃれな服装で営業する方がいいでしょう。

 

営業では、漆黒のスーツに身を包むことがオーソドックスとされていますが、

見た目の印象がお客さまに与える影響はかなり大きいので、顔・身長などによって見た目は変えていくのがオススメです。

 

もしも、見た目が与える印象について理解を深めたい方は、メラビアンの法則という記事をチェックしてもらえればと思います。

【メラビアンの法則】「話し方」が影響を与える心理学

 

「頭がいい」と思われたい

お客さまから「頭が良さそう!」と思われたいのであれば、メガネをかけましょう。

もしも、目が悪くないのであれば、伊達メガネでも全然OKです。

なぜなら、人はメガネに対して「頭がいい」というイメージも持っているからです。

 

このように、ある突出した特徴がその後の認知に影響を与える現象をハロー効果(後光効果)といいます。

【ハロー効果(後光効果)】を営業・マーケティングに応用する方法

 

クレショフ効果をマーケティングに活用する方法

ではここからは、クレショフ効果をマーケティングに活用する方法について解説します。

 

画像・映像を意識する

たとえば、ブログのヘッダー画像、販売ページの画像、テレビ広告の映像〜などですね。

これらを工夫することで、企業や商品の印象を容易に操作することができます。

 

シャンプーの広告

たとえば、「シャンプー」「天然由来」のイメージを持たせたいのであれば、下記のように表現するのがいいでしょう。

※即興で作ったために、文字は適当です

「なんだか髪の毛に良さそう〜」という印象を与えることができそうですよね?

画像の決め方などに関しては、上記でお伝えした「クレショフ効果を活用する3ステップ」からチェックしてもらえればと思います。

 

オータニのブログのヘッダー

こんな感じで、「心理学」を思わせるようなヘッダー 画像に変えました。

このヘッダーを見た読者は、「このサイトは、心理学について学べるサイトなんだ!」と理解してくれるでしょう。

さらに、心理学には「頭がいい」などのイメージも付与されているため、同時に読者に明晰なイメージも与えることができるでしょう。

だから、もしかしたらをベースにした画像でもいいかもしれませんね。

 

まとめ

本日は、

本日のまとめ

  1. クレショフ効果とは
  2. クレショフ効果の具体例
  3. クレショフ効果を営業に活用する方法
  4. クレショフ効果をマーケティングに活用する方法

というテーマでブログを執筆しました。

 

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もしも、その他の心理テクニックについて理解を深めたいという方は、こちらの記事をチェックしていただければと思います。

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