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確証バイアスとは|意味・具体例・回避法を徹底解説

確証バイアスとは、自分にとって都合の良い情報ばかりを集め、都合の悪い情報は排除しようとする心理傾向のことです。

たとえば、あなたは血液型がB型の人にどのようなイメージを持っているでしょうか。きっと、「B型の人」=「自己中心的」というイメージを持っているのではないでしょうか。

ちなみに、あなたの周りの人たちでB型の人たちはどうですか。もしかして、「確かに、B型の人って自己中だよねぇ〜」と思っているのでは?…

しかし、なぜこのような現象が発動してしまうのでしょうか。本記事では、確証バイアスの事例、またそれから逃れる方法などを紹介していきます。

というわけで本日は、

本日のテーマ

確証バイアスとは|意味・具体例・回避法を徹底解説

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

確証バイアスとは

確証バイアス

自分にとって都合の良い情報ばかりを集め、都合の悪い情報は排除しようとする心理現象

確証バイアス(confirmation bias)とは、人々が自分の既存の信念や仮説を支持する情報に注意を向け、それによって信念を強化しようとする傾向を指します。これは、情報処理において一般的に発生する心理的なバイアスであり、人々が自分の意見や信念を変えるのを難しくさせる要因となります。

このバイアスは、意思決定や問題解決に悪影響を与えることがあります。特に、自分の信念に対する客観的な評価や異なる視点への開放性が欠けている場合、誤った結論を導き出すリスクが高まります。また、確証バイアスは、意見の偏りや※エコーチェンバー現象を引き起こすことがあり、これがさらなる分断を生み出すことがあります。

エコーチェンバー現象(echo chamber)とは、特定のグループやコミュニティの中で、類似した意見や信念が繰り返し強調され、異なる意見や情報が排除される現象のこと

確証バイアスの具体例

では、いくつか具体例をみていきましょう。

  1. 政治的な意見
  2. 自己評価
  3. スポーツチームへの忠誠心

事例1:政治的な意見

例えば、ある人が特定の政治的な党派や思想に傾倒している場合、その人は自分の意見を裏付けるニュースや意見ばかりを探して読み、異なる意見を持つ情報源を無視するか否定的に評価することがあります。これによって、その人の政治的な信念はさらに強化され、異なる意見に対する理解や受容が困難になります。

事例2:自己評価に関する確証バイアス

自分に対する信念や評価にも確証バイアスが現れることがあります。例えば、自分が不運だと思っている人は、悪い出来事や困難に直面した際に「やはり私は不運だ」と考え、良い出来事を無視したり過小評価することがあります。このような思考パターンは、自己評価をさらに悪化させることがあります。

事例3:スポーツチームへの忠誠心

スポーツチームに対する忠誠心も、確証バイアスが働く場面です。自分が応援するチームのファンは、そのチームが勝利した時には試合の結果や選手のパフォーマンスを肯定的に評価し、敗北した時には審判の判断や相手チームの行為を非難することがよくあります。このようなバイアスは、自分の応援するチームに対する信念を維持し、他のチームに対する評価を低く保つことにつながります。

確証バイアスが発動する理由

確証バイアスが発動する理由は、人間の心理的な要因や認知プロセスに関連しています。以下の3つの要因を挙げます。

  1. 快適さと安心感
  2. 認知の省エネ
  3. 自己概念の維持

要因1:快適さと安心感

人間は自分の信念や意見が正しいと感じることで、安心感や快適さを得る傾向があります。そのため、自分の信念を支持する情報に目を向けることで、自分が正しいという確信を強化し、心理的な不安を減らすことができます。確証バイアスは、この快適さを追求する心理的な要求に応える役割を果たしています。

要因2:認知の省エネ

人間の脳は、情報処理の際にエネルギーを節約しようとします。既存の信念に沿った情報を受け入れることは、新しい情報に対応して信念を変えるよりもエネルギーを消費しません。確証バイアスは、この認知の省エネのメカニズムに関連していると考えられます。

要因3:自己概念の維持

人間は自分自身に関する一貫したイメージやアイデンティティを持ちたがります。自分の信念や意見が揺らぐと、自己概念が脅かされると感じることがあります。確証バイアスは、自分の信念を強化する情報を選択することで、この自己概念の維持に寄与します。

確証バイアスから逃れる方法

確証バイアスから逃れるためには、意識的に異なる意見や情報に触れること、自分の信念を客観的に評価すること、そして他者との対話を通じて異なる視点を理解することが重要です。以下に、初心者にも分かりやすい事例を用いた方法を紹介します。

方法1:情報源の多様化

異なる立場や意見を持つ情報源から情報を得ることで、自分の信念に挑戦することができます。例えば、政治的なニュースを追う際に、自分の立場と異なる政治思想を持つメディアや専門家の意見も積極的にチェックしましょう。これにより、自分の意見に対する偏りを緩和し、よりバランスの取れた見解を持つことができます。

方法2:仮説反証法の導入

自分の信念に反する証拠を探すことで、確証バイアスによる判断の歪みを軽減することができます。例えば、新しいダイエット方法が効果的だと信じている場合、その方法に対する否定的な研究や報告も調べてみましょう。その結果、自分の信念が正しいかどうかをより客観的に評価できるようになります。

方法3:異なる意見の人との対話

異なる意見や視点を持つ人との対話を通じて、自分の信念に対する理解を深めることができます。例えば、映画の感想について、自分とは異なる意見を持つ友人とディスカッションすることで、映画に対する新たな見方や解釈が得られるかもしれません。このような対話を通じて、異なる意見を尊重し、自分の信念に対する確証バイアスを克服することができます。

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まとめ

本日のテーマ

確証バイアスとは|意味・具体例・回避法を徹底解説

確証バイアスは、初めて知る方にとっては非常に難しい概念だったかもしれません。

しかし、確証バイアスの理解を深めることで、自分を客観的に見つめることができるようになり、それが日々迫り来る罠からあなたを救い出してくれます。

なので、ぜひ何度も繰り返し読んで、理解を深めてもらえればと思います。

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