マズローの欲求五段階説とは、人間の欲求を五段階にした概念のことです。
きっと、誰もが一度は耳にしたことがあるマズローの欲求五段階説!
しかし、多くの人は知っているだけで、それを説明できないし、実生活に応用することはできていません。。。
というわけで本日は、
- マズローの欲求五段階説とは
- マズローの欲求五段階説を営業に活用する方法
- マズローの欲求五段階説をマーケティングに活用する方法
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
マズローの欲求五段階説とは
人間の欲求を五段階にした概念
マズローの欲求五段階説の提唱者
1943年にアメリカの心理学者エイブラハム・マズローにより提唱されました。
この理論は段階的なものであり、低次の欲求が満たされることで、次の段階の欲求が生まれると定義されています。
つまり、「生理的欲求」が満たされていないのに、「安全欲求」を満たそうとは思わないということです。
※ただし、この考え方を否定する人たちもいます
マズローの欲求五段階説を詳しく解説
では、一番下の「生理的欲求」から順番に解説していこうと思います。
生理的欲求
★★★★★
生理的欲求とは、生命を維持したいという根本的な欲求です。
安全欲求
★★★★☆
安全欲求とは、安全を確保したいという欲求です。
社会的欲求
★★★☆☆
社会的欲求とは、社会(集団)に属したいという欲求です。
承認欲求
★★☆☆☆
承認欲求とは、他者から認められたいという欲求です。
自己実現の欲求
★☆☆☆☆
自己実現の欲求とは、理想の自分になりたいという欲求です。
マズローの欲求五段階説を営業に活用する方法
では、ここからはマズローの欲求五段階説を営業に活用する方法について解説します。
方法:ホットボタンを意識する
商品を購入する「真の動機」のこと
実は、「真の動機」はマズローの欲求五段階に隠されていることがほとんどです。
オータニは、営業のコンサルティングを販売しているのですが、顧客がコンサルを受ける動機は、もちろん十人十色です。
- 同期の中で一番になりたい(承認欲求)
- いつもバカにしてくる上司を見返したい!(社会的欲求)
- もっと売上を安定させて、経済的に安心したい(安全欲求)
なので、顧客の「真の動機」を明確にして、それに合わせた提案をしなければなりません。
つまり、商品・サービスというのは、「マズローの欲求五段階」を満たすための材料ということですね。
マズローの欲求五段階説をマーケティングに活用する方法
では、ここからはマズローの欲求五段階説をマーケティングに活用する方法について解説します。
方法:欲求を絞りすぎない
マーケティングでは、独自性を出そうとして「消費者の欲求を絞り込む」ということをします。
※これを、セグメンテーション、ポジショニングというのですが
しかし、実はこれらを意識し過ぎると逆に、全く売上につながらなくなってしまうことがあります。
なぜなら、ターゲットが極端に縮小されてしまうからです。
強い欲求は普遍的
では、ターゲットを絞り込まずに売上を上げるにはどうすればいいのでしょうか?
結論、マズローの欲求五段階説を意識しましょう!
なぜなら、マズローの欲求五段階説は、多くの人たちに刺さる根源的な欲求だからです。
- モテるようになる
- 有名になれる
- よく眠れるようになる
これらの欲求って抽象的ではありますが、魅力的に見えますよね?
というのも、何度も繰り返しになりますが、これらの欲求は誰でも普遍的に持っている欲求だからです。
もちろん、具体的に欲求を絞り込むことも大切です。
しかし、マズローの欲求五段階説を使うことで、消費者の欲求に強く突き刺すことができるようになるのです。
まとめ:マズローの欲求五段階説
では最後にまとめましょう。
本日は、
- マズローの欲求五段階説とは
- マズローの欲求五段階説を営業に活用する方法
- マズローの欲求五段階説をマーケティングに活用する方法
というテーマでブログを執筆しました。
マズローの欲求五段階説は、非常に分かりやすく使いやすいという魅力があります。
なので、ぜひ積極的に営業・マーケティング活動に活用していきましょう。