アフォーダンス理論とは|意味・具体例・活用法を解説

アフォーダンスとは、「人と物の間に存在する関係性」のことです。

たとえば、ドアノブが付いているドアがあったとする。

これにより、われわれは「このドアはノブをひねって開けるんだ!」と思考することができます。

他にも、ブログ記事の中に「>>続きはこちら」と「>>」を付けるだけで「ここをクリックしよう!」と思いますよね?

このように、世の中はモノ・環境がアフォード(提供)したものを、われわれがピックアップ(受け取る)するという関係でできています。

この考え方が「フォーダンス理論」です。

しかし、アフォーダンス理論を学ぶことでどんなメリットがあるのでしょうか?

というわけで本日は、

本日のテーマ
  1. アフォーダンス理論とは
  2. アフォーダンス理論の具体例
  3. アフォーダンス理論の活用方法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

脳科学マーケティング100の心理技術

アフォーダンス理論とは

アフォーダンス理論

「物・環境がアフォード(提供)したものを、人間・動物がピックアップ(受け取る)する」という理論

アフォーダンス理論の提唱者

アフォーダンス理論は、1950年代後半にアメリカの心理学者ジェームス・J・ギブソンにより提唱されました。

語源としては、「アフォーダンス」(affordance)は、「与える・提供する」の意味がある「Afford」から来ています

アフォーダンス理論の具体例

ではいくつか具体例をみていきましょう。

例1.イス

こんな形の物があったら、それは100%イスですよね?

しかし、イスには「座っていいですよ!」なんて書かれていないのにも関わらず、われわれはそれに座るという行動をとります。

なぜなら、イスがその情報をアフォード(提供)し、それをわれわれがピップアップ(受け取る)するからです。

例2.ドアを開ける

ドアノブ
引き戸

左のイラストはドアノブが付いているドアで、右のイラストは引き手の付いたドアです。

これら2つは、壁を隔てた一枚の厚い板になりますが、それぞれのドアは別々の情報をアフォード(提供)をしています。

そして、それをわれわれがピックアップ(受け取る)して、ドアを開けるという行動をとっているのです。

例3.電車に並ぶ

駅のホーム

朝通勤をしているとよく目にする光景ですが、多くの駅には通勤者が電車に並ぶためのラインが敷かれています。

そのおかげで、通勤者は無意識で電車に並ぶことができているのですが、これは駅に敷かれてあるラインがそれをアフォード(提供)してくれているからですね。

そして、これを通勤者がピックアップ(受け取る)し、機械的に並ぶという行動をとることができているのです。

例4.ゴミ箱

ゴミ箱

最近のゴミ箱は、何をどこに捨てればいいのかが一目瞭然になりました。

というのも、アフォーダンス理論をしっかり活用するようになったからです。

たとえば、燃えるゴミだったら「炎のマーク」が施されていたり、キャップの大きさに対応した穴になっていたり。

つまり、ゴミ箱が何をどこに捨てるべきかの情報をアフォード(提供)していてくれているのです。

そのおかげで、われわれがそれを無意識にピックアップ(受け取る)し、ゴミ箱に対応したゴミを捨てることができているのです。

例5.動画のボタン

再生ボタン
停止ボタン
リピートボタン

動画が普及した現代であれば、このボタンが何を意味するか分かりますよね?

左から、「再生ボタン」「一時停止ボタン」「リピートボタン」ですね。

それぞれのボタンは、それぞれ別々の情報をアフォード(提供)してくれています。

そのため「どれが再生ボタンだ??」なんて迷うことなく、目的のボタンを押すことができているのです。

アフォーダンス理論をマーケティングに活用する方法

アフォーダンス理論をマーケティングに活用する方法
  1. リンクを工夫する
  2. ボタンを工夫する
  3. アイコンを工夫する

これら3つを工夫することで、回遊率、クリック率(CTR)、成約率(CVR)などを高めることができるので、サイトを運用している人は要チェックですね

サイト内の様々なページを閲覧してもらうこと

ちなみに、回遊の反対は「離脱」です。

方法1.リンクを工夫する

では、下記の2つのうち、どちらのリンクをクリックしようと思いますか?

  • アフォーダンス理論についてはこちら
  • ➡︎アフォーダンス理論についてはこちら

明らかに後者ですよね?

「➡︎」や「光」が、読者に「クリックして〜」とアフォード(提供)しているわけです。

結果、読者もその情報をピックアップ(受け取る)するので、クリック率などを高めることができるようになります。

リンクは大きく3種類に分けることができます。

3つのリンク
  • テキストリンク
  • カードリンク
  • ボタンリンク

もしも、リンクの使い分けについて詳しく知りたい方は、『内部リンクとは|使い分け方・貼り方を徹底解説』を参考にしてください。

内部リンクとは|使い分け方・貼り方を徹底解説

方法2.ボタンを工夫する

たとえば、下記の2つのボタンだったら、どちらのボタンの方がクリックしようと思いますか?

▶︎決済はこちら
▶︎決済はこちら

明らかに後者ですよね?

なぜなら、黒いボタンだと文字の色とかぶっているので、目立たないからです。

他にも、ちょっとした工夫にはなりますが、「➡︎」を入れることで、「クリックして!」という情報をアフォード(提供)することができます。

結果、クリック率などを高めることができるのです。

方法3.アイコンを工夫する

アイコンを工夫することは非常に大切です。

なぜなら、読者のストレスを大幅に軽減させることができるからです。

いくつか具体例をみていきましょう。

例1.虫眼鏡アイコン

検索窓

虫眼鏡のアイコンを使うことで、一瞬で検索窓だと判断させることができます。

「ここで検索するんだ!」という感じで。

しかし、中には「どこから検索すればいいんだろう?」と読者にストレスを与える設計になっているサイトもあります。

多くのサイトの検索窓は図のようなものとなっているので問題なしですが

例2.ハンバーガーアイコン

知のブログ

ハンバーガーアイコンにを使うことで、一瞬で「メニューだ!」だ判断させることができます。

※左上の横3本線のアイコンがハンバーガーアイコンになります

メニューを開いてもらうことは、サイト内の回遊率をあげる上で非常に大切な要素です。

なので、文字で「メニュー」と記載するのではなく、必ずハンバーガーアイコンを使うようにしましょう。

例3.SNSの色

SNSのクリック率を上げたいのであれば、色にも気を配るようにしましょう。

たとえば、オータニのブログのトップには、YouTube、Twitter、ラジオ の情報が記載されているのですが、下記のような色合いになっています。

YouTube=赤Twitter=青、というイメージってありますよね?

(ラジオはイメージする色がないので適当です)

このように、色で情報をアフォード(提供)するのも非常に大切です。

おすすめ図書

まとめ:アフォーダンス理論

では最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  1. アフォーダンス理論とは
  2. アフォーダンス理論の具体例
  3. アフォーダンス理論の活用方法

というテーマでブログを執筆しました。

アフォーダンス理論は、消費者を誘導する上で非常に大切な理論です。

初めてアフォーダンス理論を知った人は少し理解に苦しむところもあるかもですが、

一度理解できるとあなたの売上を爆増させてくれます。

なので、理解できるまで、何度も繰り返しこの記事を読むようにしましょう。

もしも、その他の心理テクニックについて知りたい方は、下記の記事を参考にしてもらえればと思います。

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