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ダニング・クルーガー効果とは|能力の低い人が能力を高く見積もる理由

ダニング・クルーガー効果とは、能力の低い人は、自分の能力を高く見積もるという心理現象のことです。

たとえば、学力の無い人に、自分の点数を予想させると、高めに見積もる傾向があり、予想とかけ離れた点数になっていることがあります。

このように、能力の低い人たちは、逆に自分の能力を高く見積もる傾向があるようです。

しかし、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?

というわけで本日は、

本日のテーマ
  1. ダニング・クルーガー効果とは
  2. ダニング・クルーガー効果のデメリット
  3. ダニング・クルーガー効果から脱する方法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

ダニング・クルーガー効果とは

ダニング・クルーガー効果

能力の低い人は、自分の能力を高く見積もるという心理現象

ダニング・クルーガー効果の由来

ダニング・クルーガー効果は、アメリカ・コーネル大学のデビット・ダニング教授とジャスティン・クルーガー教授により発見され、

彼らの名前をそれぞれ取って「ダニング・クルーガー効果」と名付けられました。

彼らの功績

2000年に、彼らの書いた論文は、イグノーベル賞(人々を笑わせ、考えさせられる業績に与えられる賞)を受賞しました。

イグノーベル賞は、あのノーベル賞のパロディーです

ダニング・クルーガー効果の具体例

では、いくつか具体例をみていきましょう。

3つの事例
  1. テストの点数
  2. 運転技術
  3. ユーモア

例1:テストの点数

勉強をせず、頭が悪い人ほど、テストの点数を高く見積もる傾向があります。

後ほど、実験を紹介します

例2:車の運転技術

あるアメリカの調査によると、なんと8割以上の人たちは、「自分の運転は上手い!」と感じているようです。

例3:ユーモア

研究によると、ユーモアに欠けている人ほど、「自分は面白い!」と評価する傾向があるということが分かっています。

ダニング・クルーガー効果の実験

では、ここでは、ダニング・クルーガー効果の提唱者であるデビット・ダニングとジャスティン・クルーガーの実験を紹介します。

ダニング教授は、被験者の学生に45点満点の大学試験で、どれくらいの点数が取れると思うか?を見積もらせます。

その後、実際に大学試験を受けてもらい、彼らを上位25%と下位25%に分けました。

実験の結果
  • 上位25%
    →ほぼ正確に自分の点数を予測できていた
  • 下位25%
    →予想:33点
    →結果:25点(8点の差があった)

能力がある人は、自分の能力をほぼ正確に見積もることができていたのですが、

一方で、能力が無い人は、自分の能力を過大評価し、正確に見積もることができていなかったのです。

つまり、能力の無い人たちは、自分の能力が無いことにも気づけていないということですね。

ダニング・クルーガー効果はなぜ発動するのか

2つの理由
  1. 無知だから
  2. 自分を保護したいから

理由1:無知だから

結論、自分の能力をはかるための知的材料がないからです。

つまり、自分の能力を十分に測ることができないので、希望的観測で自分の能力を評価してしまうのです。

補足:ソクラテスの名言

無知の知を知るなり

これは、「自分はまだ何も知らないということを自覚しましょう」という意味でソクラテスが放った名言になります。

これを意識することで、「真の知」を追求できるということを意味しています

たとえば、「私は営業についてなんでも知っている!」と考えてしまうと、それ以上学ぼうとしなくなるため、レベルが上がっていきません。

しかし、「いや、私はまだまだだ!」と自覚することで、営業についてさらに理解を深めることができるようになるのです。

理由2:自分を保護したいから

結論、自分には能力が無いと思いたくないからです。

もしも、そのような感じてしまうと、自尊心が低下してしまい、精神的に辛くなってしまいます。

だから、無意識の中で「自分には能力がある!」と思い込むことで、その自尊感情を高めているわけです。

つまり、ダニング・クルーガー効果は、自尊心を保ための1つの手段だということですね。

ダニング・クルーガー効果の2つのデメリット

2つのデメリット
  1. 成長できない
  2. 周りからの評価が下がる

デメリット1:成長できない

結論、成長することができません。

なぜなら、自分の能力を高く見積もっているからです。

例:スポーツ

たとえば、いつも遅刻ばかりで、周りと比べると全く練習をしていないにも関わらず、

「絶対に選抜に選ばれるに違いない!」と勘違いし続けていたら、

ダニング・クルーガー効果の影響を受けていない周りの人たちとの差がドンドン開いてしまいます。

このように、「自分に能力が無い」と思うことは決して悪いことではなく、むしろあなたを成長させてくれる素晴らしい感覚なのです。

デメリット2:周りからの評価が下がる

結論、周りからの評価が下がってしまいます。

なぜなら、過大評価していた自分の能力はいつか周りにバレるからです。

例:テストの点数

たとえば、無能なのに「俺は天才だ!」と周りに言いふらしている人がいたとする。

しかし、いざテストの返却になった際、実際の点数が周りにバレてしまい、ネガティブな評価を受けることになるでしょう。

「あいつ口先だけじゃん…」という感じで。

ダニング・クルーガー効果から脱する方法

ダニング・クルーガー効果から脱する方法
  1. ダニング・クルーガー効果を理解する
  2. 自己分析をする
  3. フィードバックがもらえる環境を作る
  4. 学び続ける

方法1:ダニング・クルーガー効果を理解する

まずは、今回の記事をしっかり読んで、ダニング・クルーガー効果についての理解を深めましょう。

なぜなら、ダニング・クルーガー効果を理解することで、メタ認知力を高めることができるからです

自分を客観的に見つめること

例:スポーツ

たとえば、スポーツで「俺には能力がある!」と思っていたとする。

しかし、ダニング・クルーガー効果についてしっかり理解していれば、

「いや、もしかしたら、能力を高く見積もりすぎているかもしれない!」と軌道修正することができるようになります。

その結果、自惚れずに済みます。

方法2:自己分析をする

自己分析をすることで、自分の能力を評価するようにしましょう。

なぜなら、自己分析をすることで、能力の有無が簡単に分かるからです。

ポイント:数字を意識する

自己分析をする時は、数字を意識しましょう。

というのも、数字は客観的指標であり、嘘をつかないからです。

例:ブログ

たとえば、ブログの月間アクセス数の目標が5万だが、現在の月間アクセス数は1万だったとする。

この場合、まだ4万アクセス必要になるので、簡単に「能力が無い」と判断することができます。

このように、自分のレベルを客観的な基準で判断することができれば、能力の有無を簡単に知ることができます。

能力を知ることができれば、あとはそのギャップを埋めるための戦略を積極的に取るだけです。

方法3:フィードバックがもらえる環境を作る

フィードバックがもらえる環境を作りましょう。

なぜなら、ダニング・クルーガー効果は、無意識のうちに発動してしまうものだからです。

例:コーチ

プロスポーツ選手の多くはコーチをつけていますが、これは自分自身では意識できないところを修正してもらえるようにするためです。

このように、自分で自分自身を評価することは非常に難しいことなので、そういった環境を作り、第三者の目を使うようにしましょう。

方法4:学び続ける

常に、学び続けるようにしましょう。

なぜなら、学ぶことで、能力が上がっていくからです。

つまり、学び続けていれば、ダニング・クルーガー効果を意識する必要はほとんどありません。

例:オータニ

オータニは、心理学や営業に関する情報をブログやYouTubeで配信しているのですが、たまに「オレの心理学・営業の知識は最強だ!」と勘違いしてしまうことがあります。

しかし、そんな時に読書をしていたりすると、「新しい用語」や「新しい考え方」に出会い、「危ない!勘違いしていた!」と自分の無能さに気づかされることがあります。

このように、学び続けていると、それと同時に自分の無能さに気づけるようになるので、ぜひ学び続けるという姿勢を忘れないで下しさい。

\\バイアスを学ぶならこれ!//

まとめ:ダニング・クルーガー効果

では最後にまとめましょう。

本日は、

本日のテーマ
  1. ダニング・クルーガー効果とは
  2. ダニング・クルーガー効果のデメリット
  3. ダニング・クルーガー効果から脱する方法

というテーマでブログを執筆しました。

結論、学び続けましょう!すると、能力は上がっていくので、ダニング・クルーガー効果の影響を受けることもありません。

なので、今一度「無知の知を知るなり」を意識するようにしましょう。

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