著書:サイコロジーセールスを出版しました

面白い話し方に激変するたった5つのポイント

お悩みくん

自分にも面白い話ができたらな…
もっとユーモア溢れる人間になれたら…

オータニ

こんなことを思ったことはありませんか?

ところで、あなたはこんなことを思っていませんか?

「面白い話ができるかできないかは、先天的なものだ!」と。

確かに、オータニも昔はそう思っていました。お笑いとは、感覚的なもので、後天的には鍛えることができない『神様からの贈り物』なのだと。

しかし、実際のところ、そうとも言えないようです。というのも、お笑い芸人さんで、昔は根暗だったが、養成所に通ったことで、面白いトークができるようになった人たちは数知れないからです。

たとえば、オリエンタルラジオの中田さん、ピースの又吉さん、平成ノブシコブシの吉村さんなど。

このように、面白い話し方ができるかできないかは、後天的に身に着けることができる能力(スキル)ということが分かります。

しかし、どうすれば相手がつい笑ってしまうような面白い話し方ができるようになるのでしょうか?

というわけで本日は、

本日のテーマ

面白い話ができるたった5つのポイント

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

面白い話し方で大切なこと

では、早速、面白い話し方の内容に入っていきますが、ここであなたに絶対に知っておいてもらいたいことがあります。

それは、面白い話し方に大切なことは「何を話すか?」ではなく、「どのように話すか?」だということ。ちょっと具体例を見ていきましょう。

例:近藤春菜から学ぶ話し方

たとえば、ハリセンボンの近藤春菜さんがそれを教えてくれています。あなたも一度は、彼女の下記のフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか。

角野卓造じゃねぇ〜よ!!!

きっと、多くの視聴者がこの「〇〇じゃねぇ〜よ!!!」シリーズには爆笑したことでしょう。しかし、これって別に文字で読んだだけでは、そこまで面白くはないんですよね。つまり、言語情報そのものが面白いわけではないのです。

非言語>言語

では、なぜ「〇〇じゃねぇ〜よ!」は、これだけ有名になり、多くの視聴者を笑わせることができたのでしょうか?

結論、非言語的なものを総動員して伝えているからです。「顔の表情」や「声のトーン」などあらゆる非言語的なものを使って「〇〇じゃねぇ〜よ!!!」と伝えているわけです。

このように、面白い話し方とは、言語的なものではなく、非言語的なもので決まると思っておいてください。

面白い話し方とメラビアンの法則

メラビアンの法則

話し手が聞き手に与える影響を3つに分け数値化した概念

メラビアンの法則は、かなり知名度のある心理学用語になりますが、これをしっかりと理解している人は少ないように思います。そして、何より少し難しい概念でもあります。というわけで、以降では、具体例を用いて、メラビアンの法則についての理解度を深めていきましょう。

例:笑いながら叱る

この場合、聞き手はどのような印象を受けるのでしょうか?これをメラビアンの法則に沿って整理すると下記のような感じです。

  • 笑う=視覚情報(55%)聴覚情報(38%)
  • 叱る=言語情報(7%)

この場合、「笑う」という視覚情報と聴覚情報が優先され、聞き手は「叱られている」と感じなくなります。つまり、”冗談を言っている”と認識されてしまうのです。

このように、聞き手が面白い・面白くないと感じるのも、非言語的な要素が大きいと言えるでしょう。

つまり、我々が「角野卓造じゃねぇ〜よ」と言われてクスッとしてしまうのは、言語的な要素からはなく、顔の表情(視覚情報)や声のトーン(聴覚情報)などに影響を受けているためということが分かりますね。

面白い話し方の5つのポイント

では、ここからは、面白い話し方をする上で欠かせない5つのポイントについて解説していきますね。

面白い話し方の5つのポイント
  1. オノマトペ
  2. 一人二役
  3. 心の中の感情
  4. ちょい盛り
  5. 言葉と表情を一致させる

話し方1:オノマトペを使う

オノマトペとは、擬音語、擬態語の総称です。オノマトペを使うことで、話に躍動感が生まれ、それが笑いに繋がります。よく使うオノマトペを下記に記しておきます。

  • じ〜と
  • のそのそ
  • じろじろ
  • ぺちゃくちゃ
  • ぎゃあぎゃあ
  • ぶよぶよ
  • ぺんぺん

お笑い芸人さんの宮川大輔さんは、オノマトペのマジシャンです。

たとえば、彼は「人志松本のすべらない話」の中で、”お父さんが経営していた喫茶店の熱帯魚が死んだ”という旨の話をしているのですが、それをオノマトペの力でかなり面白い内容に仕上げています。気になった方は、ぜひ上記動画の一話目を一度ご視聴ください。

話し方2:一人二役

一人二役とは、“誰か”と“誰か”が話をしているところを再現することです。

一人二役には、話に躍動感や臨場感を与える効果があります。一番イメージしやすいのは、落語ではないでしょうか。たとえば、下記のような感じで語ります。

  • 僕ね。お母さんにこう言ったんですよ。
  • 「ねぇねぇ、お母さん?おもちゃ買っておくれよ〜」
  • そしたら、お母さんがこう言ったんです。
  • 「はぁ?お節?。あんた何言ってんだい?まだ7月だよ?」

もちろん、多少の勇気は必要ですが、繰り返し使っていくと慣れてきますので、ぜひ根気強く使っていきましょう。

話し方3:心情を伝える

心情を伝えるとは、その時の心の声を伝えるということです。

心の声を伝えることで、躍動感や臨場感を伝えることができます。たとえば、「お母さんに勉強しなさいと言われてムカついた」という内容の話をするとします。この場合、下記のような感じで、心情を表現しましょう。

  • お母さんに「勉強しなさい!」って言われたから「ハイハイ〜」て聞き流したんですけど、心の中では「ホンマにコイツしばいたろうかなぁ〜」って思ったんですよ。

他にも、「熊と出会って命の危機を感じた」という内容の場合はこうなります。

  • びっくりしたんですけど、ある日、キャンプしてたら熊と遭遇したんですよ!「これはもうアカン!絶対に殺される!」って思って〜

話し方4:ちょい盛り

話をちょっと・・・盛ることで、面白いトークに仕上げることができます。

ちょっと話を盛ることで、聞き手にイメージをさせやすくなり、それが笑いに繋がります。たとえば、「お母さんにかなり怒られた」という話を盛るのであれば、下記のような感じになります。

  • お母さんに鬼の形相で怒られたんですよ!

他にも、「テレビ番組で浮気がバレた」というエピソードを話ている俳優さんがこう言ってました。

  • いや〜嫁に浮気がバレた時は、「死んだ…」と思いましたね!

さらに、日本テレビで放送されている『しゃべくり007』という番組では、ネプチューンのホリケンさんが、いろいろ悪戯をした際に、司会であるクリームシチューの上田晋也さんが放った一言がこちら。

  • お前は、どこかに収容されてしまえ!

話し方5:言葉と表情を一致させる

言葉と表情を一致させるようにしましょう。

たとえば、怒ったセリフを伝える時は、怒りの表情を。喜びのセリフを伝える時は、笑顔の表情を。このように、言葉と表情を一致させて表現することで、その時の情景をありありと伝えることができるようになります。

たとえば、想像してもらいたいのですが、真顔で下記のような話をされたらどうでしょうか?

  • 私がひっそり想いを寄せていた人から、急に声をかけられたの!

明らかにおかしいですよね。真顔で嬉しいエピソードトークをされると、かなり不気味な感じがしますよね?この場合は、笑顔で話をすることで、相手にその気持ちをしっかり伝えることができます。

まとめ

本日のテーマ

誰でも簡単に面白い話し方ができてしまう5つのポイント

実は、面白い話し方は、先天的なものではなく、後天的に習得可能なスキルであり、レシピさえしっかり理解していれば誰にでも作ることができます。

ただ、これを習得するためには、かなりの反復練習をこなさなければなりません。ぜひ一度や二度で諦めるのではなく、根気強く使って行くようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です