こんな悩みを抱えていませんか?
オータニも、昔は他者と話をしている時に、相手の頭上にハテナマークが浮かんでいること多々ありました。。。
しかし、あるフレームワークを意識することで、相手から「分かりやすい!」と言われることが増え、今では“話し方”をビジネスにする程になりました。
それが、今回お伝えするCREC法なのです!
というわけで本日は、
- CREC法とは
- CREC法の具体例
- CREC法を理解する
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
分かりやすく伝えるためのフレームワーク
CREC法は、下記の4つの要素で構成されているフレームワークになります
- Conclusion:結論
↓ - Raeson:理由
↓ - Example:具体例
↓ - Conclusion:結論
ちなみに、CREC法は、PREP法とも言われています
CREC法の具体例
理屈はなんとなく分かってけど、具体例はないの?…
というわけで、ここからは、オータニのクライアント(CHANGEというサービスで)が実際に作った文章を使って、CREC法をより詳しく解説していきますね!
具体例1
こちらはお子さんに向けて作った文章だそうな
ナースコールを鳴らすイタズラはやめしましょう
なぜなら、大事な時に看護師さんが来てくれなくなるからです
たとえば、『オオカミ少年』というお話は知っていますか?
ある村に、ヒツジ飼いの少年がいました。ある日この少年は、ちょっといたずらをしたくなりました。
そこで男の子は、「たいへんだ! オオカミだ。オオカミだ」と大声をあげました。
村人がおどろいて、かけつけてきました。それを見て、男の子は大笑い。
これが大変面白くて何度も繰り返していました。
ところがある日、本当にオオカミがやってきて、ヒツジの群をおそいました。
男の子はあわてて、叫び声をあげました。
「オオカミが来た! オオカミが来た! 本当にオオカミが来たんだよ!」
けれども村人は、知らんぷり。なんどもうそをいう男の子を、だれも信じようとはしなかったのです。かわいそうに、男の子のヒツジは、オオカミにみんな食べられてしまいました。
このように、大事な時にナースコールが使えなくってしまいます
なので、ナースコールを鳴らすイタズラはやめましょう
具体例2
こちらは、営業マンへ向けて作られた文章だそうな
営業では必ずメモをしましょう
なぜなら、人間の記憶には限界があるからです
例えば、一年前にお客様が話したことを正確に覚えることは難しいですよね?
一方で、商談でメモを持っていれば、当時の面談の内容を振り返ることができ、営業活動に活かすことができます
だから、営業では必ずメモをしましょう
具体例3
こちらは、営業マンに向けて作られた文章だそうな
営業では、相手の話をしっかり聞くようにしましょう
なぜなら、営業は相手の問題解決をする仕事だからです
たとえば、あなたが腹痛を訴えているとします
そこで、お医者さんが、「じゃあこの薬どうぞ!」といきなり薬を出してきたら、どう感じますか?
「いやいや!まだ何が原因でお腹が痛いか分からないでしょ!」と感じますよね?
このように、営業は、相手の話を聞いた上で、商品・サービスを提案する仕事です
なので、営業では、相手の話をしっかり聞くようにしましょう
具体例4
筋肉をつけるにはプロテインを取りしましょう
なぜなら、筋肉の源となるタンパク質が効率良く取れるからです
例えば、タンパク質を取るのに毎日大量の肉や魚を食べるのは大変ですよね
一方で、プロテインであれば、コップ一杯で一食分のたんぱく質を確保することでき、非常に効率的です
だから、筋肉をつけるにはプロテインを取りしましょう
具体例5
こちらは、会社員へ向けて作られたそうな
職場では、積極的に雑談をしましょう
なぜなら、職場で雑談をすることによって、社内の生産性が上がるからです
たとえば、米国の有力銀行バンク・オブ・アメリカでは、コールセンターの4チーム、約80人にセンサーを携帯させ、データを収集しました
すると、同じチームのメンバーが同じタイミングで1日15分のコーヒー休憩を取れるようにしたところ、生産性が高まり、年間1500万ドルもの運営コストを削減できたといいます
このように、職場で雑談をすることによって、社内の生産性が上がりやすくなります
なので、職場では、積極的に雑談をしましょう
CREC法をさらに理解する
具体例が豊富だから、なんとなく分かったよ!
でも、もう少し具体的にCREC法を学んでみたくなった!
了解!では、CREC法の4つの要素をそれぞれ詳しく解説していきますね!
- Conclusion:結論
↓ - Raeson:理由
↓ - Example:具体例
↓ - Conclusion:結論
結論(1)
- 〜しましょう!
- 〜だと思う!
結論は、「〜しましょう!」「〜だと思います!」と意識して作ってみてください。
というのも、「最初に結論を伝えましょう!」と言われても、何を伝えればいいのか分からないからです。
たとえば、
- 「ながらスマホはやめましょう!」
- 「コーヒーの飲み過ぎには、気をつけましょう!」
- 「このままでは、日本経済は、後退していくことになると思います」
これらは全て結論となります。
どうですか?上記の語尾を意識するだけで、結論が作りやすくなりますよね?
理由
なぜなら、〜だからです
理由は、結論との因果関係を意識して作るようにしましょう。
なぜなら、因果関係がしっかりしていると、説得力が高まるからです。
たとえば、下記の文章をご覧ください。
- 結論:夜ふかしするのはやめましょう
↓ - 理由:なぜなら、次の日の仕事に支障が出てしまうからです
こちらの文章では、「夜ふかしをする(原因)→次の日の仕事に支障が出る(結果)」という因果関係が成立していますよね?
結論と理由の因果関係が逆なることもアリ
一方で、下記の文章はいかがでしょうか?
- 結論:夜ふかしするのはやめましょう
↓ - 理由:なぜなら、夜ふかしは良くないことだからです
夜ふかしをする(原因)→夜ふかしは良くないこと(結果??)
どうですか?この文章に説得力を感じますか?きっと感じないかと思います。
むしろ、説得力が落ちているように感じるのではないでしょうか?
なので、結論と理由の因果関係を意識して文章を作るようにしましょう。
具体例
たとえば、〜
具体例とは、結論と理由を分かりやすく説明する材料のことです。
たとえば、下記のような結論と理由に対して、あなただったら どのような具体例を出しますか?
ちょっと考えてみてください。
- 結論:好意を得たいのであれば、話を聞くことを心がけるようにしましょう
↓ - 理由:なぜなら、人は話をしたい生き物だからです
こちらの文章は、原因と結果が逆になっているパターンになります
「人は話をしたい生き物(原因)→話を聞くことを~(結果)」
オータニだったら、下記のような具体例を挙げます。
具体例:
自分が好きなことについて話をしている時って、ものすごく良い気分になりませんか?
たとえば、オータニは、ホラー映画の話題になると、相手をそっちのけに、ベラベラ話と話をしてしまい、いつも反省してしまうことが多々あります。。。
このように、具体例とは、結論と理由を分かりやすく説明するプロセスです。
なので、相手が理解できるような具体例を作成することを心がけるようにしましょう。
具体例の種類は下記の動画を参考にしてください
結論(2)
だから〜しましょう!
最後に、再度、結論を付け加えるようにしましょう。
なぜなら、結論を改めて認識してもらうことが出来るようになるからです。
たとえば、話をしていて、「あれ?私って結局何が言いたかったんだっけ?…」と絶望した経験はありませんか?
なぜ、このような現象が起こるのでしょうか?
それは、結論を伝えた後に、「理由→具体例」と寄り道をして、結論を忘れてしまったからです。
これは、聞き手視点からでも全く一緒のことが言えます。
つまり、最初に結論を伝えたとしても、再度結論を伝えないと、「この人、結局、何が言いたかったんだっけ?…」と結論を忘れてしまうことにつながります。
なので、文章の最後には、必ず改めて結論を挿入するようにしましょう。
まとめ CREC法
では、最後にまとめましょう。
本日は、
- CREC法とは
- CREC法の具体例
- CREC法を理解する
というテーマでブログを執筆しました。
もし、「CREC法で話ができるようになりたい!」と思った方は、無料のコミュ力LINE講座にご参加していただければと思います。
10日間のレッスンですが、オータニのフィードバック付きなので、短期間で伝え方を習得することができます。
少しでも興味がある方は、ぜひご参加をお待ちしております。
もっと分かりやすく話ができるようになりたい…