PREP(プレップ)法とは、説得力を高める文章の型(フレームワーク)のことです。
これにより、分かりやすく、説得力を高めるトーク・ライティングをすることができるようになります。
というわけで本日は、
- PREP(プレップ)法とは
- PREP(プレップ)法の具体例
- 強化型PREP(プレップ)法とは
- 強化型PREP(プレップ)法の具体例
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
目次
PREP法とは
- P=Point(主張、結論)
↓ - R=Reason(理由)
↓ - E=Example(具体例)
↓ - P=Point(主張、結論)
具体例
やる気で行動するのはやめましょう
なぜなら、やる気での行動は安定しないからです
たとえば、「今日はやる気が出ないから、〇〇するのはやめよう〜」なんていう経験をしたことはありませんか?
このように、やる気での行動は安定しません
なので、やる気で行動しないようにしましょう
後半で、さらに多くの具体例を用意しておりますので、ご安心を!
補足:SDS法とは
- Summary=全体の概要
↓ - Details=詳細の説明
↓ - Summary=全体のまとめ
PREP(プレップ)法を勉強しているとよく出てくるのがSDS法です。
こちらもPREP(プレップ)法と同様に、トークやライティングで使われるフレームワークの一つです。
イメージとしては、SDS法は、PREP(プレップ)法をより簡単にしたフレームワークで、
逆にPREP(プレップ)法は、SDS法を細かくしたフレームワークと言えます。
SDS法で記すと…
やる気で行動するのはやめましょう。
たとえば、仕事で疲れてしまった日って、何もやる気が起こらず、自分との約束を破ってしまうことがほとんどですよね?
このように、我々は、やる気で行動しようとすると、自分との約束を破ってしまう可能性が高まります。
なので、やる気で行動するのは絶対にやめましょう。
どちらも非常に似ていますよね?
勘の鋭いあなただったら分かるかと思いますが、ただ“理由”の部分が抜けているだけなんですよね。
なので、これら2つのフレームワークには、そこまでの違いはないと考えてもらって問題ありません。
しかし、この後の文章を読んで、「PREP(プレップ)法って難しいなぁ・・・」と感じたら、まずはSDS法からスタートすることをオススメします。
SDS法の詳細はこちら
SDS法とは|「分かりやすい!」を引き出す究極のフレームワーク
PREP法の具体例
もう少し 具体例を使って 分かりやすく教えてくれる??
了解!ではここからは PREP法の具体例を5つ紹介していきますね!
具体例1
主張をしたら、必ず「理由」を添えるようにしましょう。
なぜなら、「理由」を添えることで、説得力を高めることができるからです。
たとえば、~エレンランガーの実験~(前述しました)
だから、何かの主張を伝える際には、必ず「理由」をいれるようにしましょう。
この記事の「理由」のところの内容ですね
具体例2
記憶したいのであれば、アウトプットをしましょう
なぜなら、脳はアウトプットした情報を記憶に強化するようにできているからです
たとえば、「水金地火木土天海冥」って何度も口に出して覚えませんでしたか?
そのおかげで、大人になった今でもスラスラ言えますよね?
このように、我々の脳はアウトプットした情報が記憶に強化されるようになっています
なので、覚えたい情報があれば、たくさんアウトプットしましょう
記憶の強化について知りたい方はこちら。
具体例3
こちらは、コミュニケーションプログラムCHANGEのクライアントが作ったものです
タバコはやめた方がいいと思います
なぜなら、ガンになるリスクが高くなるからです
例えば、アメリカの製薬会社ファイザー社の調査によると、タバコを吸う人は吸わない人に比べて、男性では肺がん全体で約4.4倍、女性では肺がん全体で約2.8倍リスクが高まるといわれています
このようにタバコを吸うとガンになるリスクが高まります。 なので、タバコはやめた方がいいと思います
具体例4
こちらは、コミュ力LINE講座のお客様からの文章です
お金を貯めたいと思う人は、収入を上げるより支出を抑えましょう
何故なら、収入を上げる為には莫大な努力が要りますが、支出を抑えるのは贅沢を減らすだけで良いからです
例えば、高収入の会社員は常に勉強が必要で、上司や仕事からの責任にも耐えなければいけなく、退職するまで毎日莫大な辛いストレスとの戦いになります
ですが支出を減らすにはジュースを買わない、格安スマホにすると言った些細な我慢の積み重ねだけで済むからです
でもその程度のストレスには1週間もすれば慣れます。その結果毎月1万円節約できれば年間12万円、10年で120万円ものお金が貯まります。月3万円減らせれば年間36万円、10年で360万円浮かせれます
なので、お金を貯めたいと思う人は、収入を上げるより支出を抑えましょう
具体例5
こちらもコミュニケーションプログラムCHANGEのクライアントが作ったものです
多くの人は、そもそも保険に入りすぎだと思います
なぜなら、日本には健康保険があるからです
たとえば、オータニさんが病気になって、治療費に100万円かかったとしたら、30万円は国が負担してくれるんです
このように、まず自分が民間の保険に加入するべきなのかはしっかり検討いた方がいいと思います
PREP法を解説
PREP法がなんとなく分かったよ!
次は PREP法の作り方を教えてくれない??
了解!
では ここからは、PREP法のルールなどを具体的に教えていこうと思います!
- P=Point(主張、結論)
↓ - R=Reason(理由)
↓ - E=Example(具体例)
↓ - P=Point(主張、結論)
ステップ1:主張
- 私はこう思う!
- 〇〇しましょう!
まずは必ず主張から伝えるようにしましょう。
なぜなら、先に 読み手に話のゴールを伝えることができるからです。
これは、読み手へのストレス軽減につながります。
たとえば、行き先も伝えられずに、車に乗せられると、不安な気持ちになりますよね?
これは文章でも全く一緒で、先に主張を伝えないと早急に離脱されてしまいます。
なので、まずは必ず主張からスタートするようにしましょう。
ステップ2:理由
なぜなら〜
主張をしたら、必ず理由を入れるようにしましょう。
なぜなら、理由を伝えることで、説得力を高めることができるからです。
たとえば、「私はPREP(プレップ)法を使って文章を書いた方がいいと思う!」という主張だけされても納得できないんですよね?
きっと、心の中で「いや!なんで!?」と感じるでしょう。
なので、主張をしたら、必ずその理由を伝えるようにしましょう。
ステップ3:具体例
たとえば〜
具体例は、トークやライティングにおいて非常に大切なスキルです。
なぜなら、主張と理由だけでは、完全に理解させることができないからです。
(もちろん、理解させることができるケースもありますが)
例:返報性の原理
貰い物をしたら、お返しをしなければならないと感じる心理現象
しかし、この説明だけでは、返報性の原理を初めて聞いた人には伝わらないでしょう。
なので、具体例を用いて説明していきましょう。
たとえば、バレンタインデーにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しをしなければならないと感じますよね?
これが返報性の原理です。
非常に分かりやすいですよね?
このように、具体例を用いることで、分かりにくいものを分かりやすくすることができます。
なので、主張、理由を伝えたあとは、必ず具体例を添えるようにしましょう。
※説明不要なものに関しては、くどくなるので具体例は不要です
たとえ話の作り方はこちら
ステップ4:主張
だから、〜しましょう
最後に改めて主張を伝えましょう。
なぜなら、最後にもう一度主張を繰り返すことで、改めて主張を思い出してもらえるようになるからです。
※最初の主張と全く一緒でもOKです
理由:親近効果
最初よりも最後の方が記憶に残りやすいという心理効果
たとえば、映画ではハッピーエンドかバットエンドかで、その映画の印象が大きく変わりますよね?
このように、人間の脳は最初よりも最後の方が記憶に残りやすいのです。
これはPREP(プレップ)法でも全く一緒です。
最後に再度「主張」を入れることで、こちらが本当に伝えたかったことを強く印象に残すことができるようになるのです。
イメージ:寄り道から帰ってくる
最初の主張を分かりやすく伝えるために、「理由」→「具体例」は寄り道をしました。
だから、もしも最後に「主張」を伝えなった場合、読み手は文章中で迷子になってしまいます。
「結局、何が言いたかったんだっけ?」と。なので、もう改めて主張を伝えることが大切なのです。
強化型PREP法とは
では、ここからは さらに説得力を高める強化型PREP(プレップ)法について解説していきます!
- P=Point(主張、結論)
↓ - R=Reason(理由)
↓ - E=Example(具体例)
↓ - P=Point(主張、結論)
↓ - R=Refutation(反論)
※P・R・E・P については前述したため、割愛させていただきます
ステップ5:反論
しかし、とは言うものの〜
次に、読者が言いそうな想定される反論を提起しましょう。
というのも、PREP(プレップ)法だけでは、内容に漏れが生まれる可能性があるからです。
ちょっと具体例をみていきましょう。
具体例
こちらは CHANGE(コミュニケーションプログラム)の生徒が作った文章になります
根拠を持って営業活動をしましょう
なぜなら、商談の契約率の向上に繋がるからです
例えば、理由はよくわからないけど、話が弾み、契約を取れしまうことってありますよね?
一方で、根拠を持って営業をしていれば、意図的に契約が取れやすい状況を作り出し、契約を獲得しやすくなります
だから、根拠を持って営業活動をしましょう
しかし、とはいうものの、「どうすれば根拠を持って営業活動ができるのだろうか?」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう方は、まずは大谷さんのコミュ力UP講座を受けましょう
なぜなら、体系的に営業に必要な根拠を学ぶことができるからです
例えば、話は弾んだけど、契約することができなかったことってありますよね?
一方で、コミュ力UP講座を受けていれば、何が原因で契約ができなかったなど契約が取れなかった理由をとことん分析することができます
また、契約が取れた場合もなぜ取れたのかもしっかり分析することも可能です
だから、まずは大谷さんのコミュ力UP講座を受けましょう
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もしも、そう思ったら、オータニが無料で提供しているサービス
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それぞれに、文章を添削するサービスがあるので、ぜひ有効活用してね。
結論、PREP(プレップ)法などのフレームワークは、トークでも使えますが、ライティングでも使用可能です。
なので、これを機に“正しくトーク・ライティングをすること”をぜひ意識するようにしましょう。
まとめ:PREP法
では最後にまとめましょう。
本日は、
- PREP(プレップ)法とは
- PREP(プレップ)法の具体例
- 強化型PREP(プレップ)法とは
- 強化型PREP(プレップ)法の具体例
というテーマでブログを執筆しました。
PREP(プレップ)法を使うことで、「分かりやすい!」と言われるようになります。
なので、コツコツ練習していきながら、マスターしていきましょう。