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DESC(デスク)法とは|承諾率を高めるフレームワーク

DESC(デスク)法とは、承諾率を高めるトークの型(フレークワーク)のことです。

承諾率を高めることは、人生においてものすごく大切なことです。

というのも、承諾率を上げられるようになれば、自身の人生を思い通りに制御することができるようになるからです。

たとえば、営業活動、企画提案、ディベートなどでYESがもらえるようになれば、あなたの人生は180度好転するはずです。

ではどうすれば、承諾率を上げることが出来るようになるのでしょうか。そんな時に使えるフレームワークことが、DESC(デスク)法なのです!

DESC法に沿って、あなたのメッセージを伝えることで、今よりも確実に相手からYESがもらえる確率を高めることができるのです。

というわけで本日は、

本日のテーマ

DESC(デスク)法とは|承諾率を高めるフレームワーク

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

DESC(デスク)法とは

STEP

D:Describe(描写)

STEP

E:Express(表現)

STEP

S:Suggest(提案)

STEP

C:Consequence(結果)

DESC法は、元々はアサーション・トレーニングで用いられるフレームワークになります。アサーション・トレーニングとは、周囲へ配慮をしながら、自己主張をするトレーニングのことです。

たとえば、あなたの彼氏が15分遅刻をしてきたとします。この時、「遅刻直してよ!」と伝えてしまうと、彼氏もムッとしてしまい、喧嘩に発展してしまうことにつながります。

つまり、上記は不健康なコミュニケーションなわけです。しかし、下記のような順番で伝えれば、彼氏に自分の想いが伝わりますし、最終的には、今後そのような遅刻をしなくなるかもしれません。

  • 15分遅れだね(描写)
  • いつも心配しちゃうよ(説明)
  • 遅れるようであれば、そう思った時点で連絡くれると助かるな(提案)
  • そうしてもらえると、どこかの喫茶店で時間潰せるし。(結果)

このように、DESC法は、アサーション・トレーニングとして使われることが多いフレームワークとなっています。アサーション・トレーニングで活用するDESC法については後ほど詳しく解説していきます。

ただ、DESC法は、承諾率を上げるためのフレームワークとしても活用できますので、これ以降の内容にもしっかり目を通していただければと思います。

DESC法を上手く活用する方法

では、ここからはDESC法の活用方法を理解してもらうために、それぞれの頭文字の意味とポイントについて解説していきます。

Describe(描写)

たとえば

先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。(テレビのニュース)

「Describe(描写)」では、客観的な事実を伝えます。客観的事実とは下記のような要素のことを指します。ちなみに、太文字にした要素については、聞き手がより説得力を感じる要素になりますので、積極的に使うようにしていきましょう。

  • 科学的根拠
  • 専門家の意見
  • テレビのニュース
  • 成功者の言葉
  • 自分の経験

Express(表現)

たとえば

このままでは、感染者が増えていく一方です。つまり、死亡者もどんどん増え、経済も回復に向かいません。

「Express(表現)」では、主観的な意見を伝えます。「表現」では、「Describe(描写)」によるネガティブな未来を具体的に語りましょう。なぜなら、「表現」を具体的にすることで、恐怖を与えることが出来るようになるからです。これにより、聞き手は「いますぐ行動しよう!」と考えるようになります。

Suggest(提案)

たとえば

だから、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!

「Suggest(提案)」では、上記の解決法を提案します。ちなみに、文章を作る際には、この提案から逆算して、考えていきます。なぜなら、提案が一番伝えたいメッセージだからです。

Consequence(結果)

たとえば

このように一人ひとりが「外出自粛」を意識することで、〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるのです!

「Consequence(結果)」では、上記の解決法を取り入れたことによる未来を伝えます。ここでは、「提案」を受け入れることによる「結果」を具体的に伝えるようにしましょう。そうすることで、聞き手はイメージ化出来るようになるので、提案の承諾率を高めることができます。

上記の文章をまとめると、下記のような感じになります。

  • 先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。(描写)
  • このままでは、感染者が増えていく一方です。つまり、死亡者もどんどん増え、経済も回復に向かいません。(表現)
  • だから、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!(提案)
  • このように、一人ひとりが「外出自粛」を意識することで、〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるのです!(結論)

「DESC(デスク)法」と「PREP(プレップ)法」

では、ここからはDESC(デスク)法と関連のあるPREP(プレップ)法について解説していきます。

PREP(プレップ)法とは

PREP(プレップ)法

説得力を高めるフレームワーク

STEP

P=Point(主張、結論)

STEP

R=Reason(理由)

STEP

E=Example(具体例)

STEP

P=Point(主張、結論)

では、先ほどのウイルスの例をPREP(プレップ)法でライティングしてみましょう。

  • 結論、日本では「外出自粛」を本格的に始動するべきだと考えます!(主張)
  • なぜなら、「外出自粛」を意識することで、〇〇ウイルスによる被害を圧倒的に減らすことができますし、それが景気回復に繋がるからです。(理由)
  • たとえば、先日、日本で合計100名の人たちが〇〇ウイルスに感染したという報告を受けました。そして本日、さらに70名の人たちが〇〇ウイルスに感染したとのこと。(具体例)
  • なので、今すぐに「外出自粛」を本格的に指導するべきなのです。(主張)

DESC(デスク)法とアサーション・トレーニング

STEP

D:Describe(描写)

STEP

E:Explain(説明)

STEP

S:Suggest(提案)

STEP

C:Choose(選択)

アサーション・トレーニングとは、前述しましたが、周囲へ配慮をしながら、自己主張をするトレーニングのことです。アサーション・トレーニングで使う場合は、前述したDESC法とは赤文字の部分が少し違います。

「Explain(説明)」 「Choose(選択)」

こちらについては具体例を見てもらった方が分かりやすいので、簡単に定義しますね。

「Explain(説明)」では、自分の気持ちを伝えます。「Choose(選択)」では、「受け入れてもらった場合」と「受け入れてもらえなかった場合」の結果を伝えます。

では、以降では、具体例を3つ紹介していきますね。

  • 例1:遅刻を直してもらいたい
  • 15分遅れだね(描写)
  • いつも心配しちゃうよ(説明)
  • 遅れるようであれば、そう思った時点で連絡くれると助かるな(提案)
  • そうしてもらえると、どこかの喫茶店で時間潰せるし。(受け入れてもらった場合)
  • もしも、それが難しいなら、きちんと時間通りに来てもらいたいな。(受け入れてもらえなかった場合)
  • 例2:タバコをやめてもらいたい
  • 最近タバコの量が増えてきたね。(描写)
  • もう子供も生まれるし、ちょっと心配だよ(説明)
  • だから、子供も生まれることだし、タバコやめてみない?(提案)
  • そうしてもらえると、私もお腹の中の子供も助かるな(受け入れてもらった場合)
  • もしも、それが難しいんだったら、タバコはベランダで数ようにしてもらえる?(受け入れてもらえなかった場合)
  • 例3:友達にアドバイス
  • 最近、彼氏のことでよく悩んでるね(描写)
  • 正直、〇〇が彼氏に尽くし過ぎている感じがして心配なんだよね(説明)
  • だから、ちょっと彼氏と距離を置いてみたら?(提案)
  • そうしたら、〇〇もちょっとは冷静になると思うし(受け入れてもらった場合)
  • もしも、難しいようだったら、いつでも相談になるから!(受け入れてもらえなかった場合)

まとめ

本日のテーマ

DESC(デスク)法とは|承諾率を高めるフレームワーク

DESC(デスク)法は、承諾率を高めたり、アサーションでも活用できる非常に効果的なフレームワークです。今まで話し方を意識して来なかった方は、これからは意識してみましょう。

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