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相手を論破する7つの方法

お悩みくん

自分の主張を押し通すのが苦手…
人生で1回でもいいから、相手を論破してみたい…

オータニ

こんな悩み・願望を持っていませんか?

あなたは、「論破」に対してどのようなイメージを持っていますか?

きっと、意見を戦わせることに慣れていない日本では、「論破=悪」と感じる方も多いでしょう。しかし、相手を論破することは、特に仕事の現場ではものすごく大切です。

なぜなら、論破とは、自分の意見を押し通すことだからです。

たとえば、あなたはA案を通したい、太郎さんはB案を通したいと思っていたとする。そこでもしも、論破力を持っていれば、太郎さんのB案を打ち破り、出世することだってできるかもしれません。

このように、論破力を持っていると、いつでも自分の主張を通すことができるようになります。ぜひ一緒に、この記事で論破力を鍛えていきましょう。

というわけで本日は、

本日のテーマ

相手を論破する7つの方法

というテーマでブログを執筆していこうと思います。

論破力とは

論破力

自分の意見を押し通す力のこと

論破をするためには、説得力のある話し方をすることが大切です。なぜなら、我々は、説得力を持つ相手に盲目的になる傾向があるからです。これを権威性といいます。

たとえば、医者や弁護士ってなんとなく「強い」というイメージがありませんか?だから、医者から出された薬や、弁護士からの助言を疑ったりはしないですよね。

このように、説得力のある話し方をすることで、相手に強いと感じてもらうことができ、それが結果として論破へとつながって行くわけです。

加えてお伝えすると、論破のゴールは、「相手が何も言えなくなること」です。たとえば、あなたは下記の状況を見て、田中さんに説得力を感じるでしょうか。

  • オータニ:〇〇について具体的に説明してもらえますか?
  • 田中さん:え〜、それはちょっと分からないですね…

一目瞭然ですよね。このように、相手が何も言えなくなったら、それは「はい!論破!」となるわけです。

相手を論破する7つの方法

では、ここからは相手を論破する具体的なテクニックについて解説していきますね。

7つの方法
  1. 質問しまくる
  2. 事実を伝える
  3. 理由を伝える
  4. 具体例を使う
  5. 筋道立てて話す
  6. 具体例を求める
  7. 冷静になる

論破テク1:質問しまくる

まずは、自分が話すのではなく、相手に質問をして話をさせるようにしましょう。なぜなら、質問をしなければ、論破する材料を引き出すことができないからです。

たとえば、質問をし続けて、相手が矛盾する発言をしたとする。その時に、その矛盾点を突ければ論破は成功となります。

「語るに落ちる」というコトワザがある通り、質問をして相手に話をさせまくることは、論破においてものすごく大切なテクニックとなります。

例:ハンコ

  • 田中さん:ぶっちゃけ、ハンコはいらないと思ってますよ?
  • オータニ:え、さっき「ハンコはいる!」って言っていたじゃないですか〜

論破テク2:事実を伝える

主張する時は、事実ベースで伝えるようにしましょう。なぜなら、事実は否定されないからです。

たとえば、「犬はワンと鳴きます」「HとOが結合すれば水になる」「人を殺したら罪になる」という事実を否定できますか?

できないですよね?このように、データや客観的事実をベースにした話を展開していくと論破されずらくなります。

例:メンタリストDaiGo

メンタリストDaiGoさんは、「実験・研究」という事実を使うことで、説得力を高めることに成功しています。

というのも、「〇〇大学の〜という実験では、〜という結果となりました。だから〜しましょう!」と言われると、一応事実に基づいているので、否定するのが困難なんですよね。

もちろん、実験内容によっては否定できることはありますが。

たとえば、「え?でも、その実験内容って、高齢者を対象とした実験でしょ?じゃあ、若年層に当てはまるかは分からなくない?」みたいな感じで。

論破テク3:理由を伝える

主張をする際は、必ず理由も添えるようにしましょう。なぜなら、我々は理由を述べられると、説得力を感じてしまう傾向があるからです。

たとえば、心理学者のエレン・ランガーの実験では、「なぜなら〜」という理由の接続詞を使って要求をするだけで、その承諾率が1.5倍になるという結果となりました。つまり、我々は、「なぜなら〜」という言葉に説得力を感じてしまう生き物のようですね。

例:やる気

  • 主張:やる気で行動するのはやめましょう!
  • 理由:なぜなら、やる気で行動すると、行動にムラが生じるからです

論破テク4:具体例を使う

具体例を使って分かりやすく話をするようにしましょう。なぜなら、相手に「分かりやすい!」と感じてもらうことが、説得力UPに繋がるからです。

たとえば、専門用語ばかりで話が分かりずらかったりすると、聞き手もしっかり納得することができません。しかし、分かりやすい言葉で、分かりやすい「たとえ話」などを駆使して説明されると、「なるほどね!」と感じてしまいますよね?

なので、難しい言葉に頼らず、分かりやすく話をするようにしましょう。もちろん、わざわざ例え話をする必要はありません。あくまでも分かりやすく説明することが目的なので、下記のような一般的な具体例でも全く問題ありません。

例:やる気

  • やる気で行動するのはやめましょう!
  • なぜなら、やる気で行動すると、行動にムラが生じるからです
  • たとえば、毎日ウォーキングをすることを習慣にしていたとしても、やる気で行動していると、「今日は仕事疲れたし、ウォーキングはやめよう〜」と自分との約束を破ってしまった経験って誰にでもありますよね。

論破テク5:筋道立てて話す

話をする時は、ロジカルに筋道立てて話をするようにしましょう。なぜなら、我々は論理的な人に説得力を感じるからです。

たとえば、ゴールも決めずに、ただひたすら話をしているだけの人に対してどのような印象を抱くでしょうか。きっと、「この人頭悪そう…」と感じますよね?なので、必ず筋道立てて、しっかり話を展開していくようにしましょう。

筋道を立てて話をするフレームワークとして役に立つのがPREP法になります。

STEP

Point:主張

STEP

Reason:理由

STEP

Example:具体例

STEP

Point:主張

例:やる気

  • 主張:やる気で行動するのはやめましょう!
  • 理由:なぜなら、やる気で行動すると、行動にムラが生じるからです
  • 具体例:たとえば、毎日ウォーキングをすることを習慣にしていたとしても、やる気で行動していると、「今日は仕事疲れたし、ウォーキングはやめよう〜」と自分との約束を破ってしまった経験って誰にでもありますよね。これでは、いつまで経っても目標達成することができません。
  • 主張:なので、やる気で行動するのはやめるようにしましょう。

論破テク6:具体例を求める

相手に具体例を求めることで、論破できる可能性が高まります。というのも、多くの人は、具体例を作ったり伝える能力がないからです。

きっと、あなたの周りに具体例をしっかり使いこなせる人ってそう多くないですよね?なので、相手に「たとえば?」というふうに質問をしましょう。

すると、ほとんどの人は「え〜っと…」「いや、具体的には説明できないですけど〜…」などと説得力の無い方向へ自分から転がってくれます。

例:ハンコ

  • 田中さん:ハンコにも、必要な場面はありますよ!
  • オータニ:そうなんですね。たとえば?
  • 田中さん:え〜と…

論破テク7:冷静になる

相手が感情的になってきたとしても、議論を冷静に行うようにしましょう。なぜなら、感情的になると、理性が支配されてしまうからです。

たとえば、ダイエットをしている状況下で、大好きなショートケーキを出されたら、我慢できずに食べてしまいますよね?

つまり、「食べたい!」という感情が、「食べてはダメだ!」という理性を支配してしまうのです。これは、議論においても全く一緒で、感情的になればなるほど、理性的な頭の使い方ができなくなるので、冷静に議論するようにしましょう。

冷静に議論するコツ1

まずは、「議論とは、意見を否定するもの」というマインドを持ちましょう。多くの人は、意見を否定されると「自分が否定されている!」と思い込んでしまいます。なので、ちょっとイラっとしたら、「いや、これは意見を否定されているだけだ!」と自分を俯瞰して見るようにしましょう。

冷静に議論するコツ2

2つ目に、イラッとしたら、その場を離れて深呼吸をするようにしましょう。というのも、深呼吸をすることで、副交感神経(リラックスした時に活性化される神経)を優位にすることができるからです。

つまり、深呼吸をすることで、落ち着きを取り戻すことができるようになるのです。しかし、相手がいるその場で深呼吸をすると、「ん?なんだ?」と思われてしまうので、場所を離れて行うようにしましょう。

まとめ

本日のテーマ

相手を論破する7つの方法

論破に、ネガティブなイメージを持っていると思いますが、それは全くの誤解です。

論破は、あなたの要求を通す最強の力であり、引いては、あなたの人生を思い通りにする力と言えます。

なので、今後は「よし!論破するぞ!」という感覚で論破と向き合っていくようにしましょう。

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