コミュ障を治したい・・・
でも、その方法が分からない・・・
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
断言しますが、コミュニケーション能力は、人間にとって一番大切な能力です。
なぜなら、我々が他者とコミュニケーションを取らないことは、ほとんどないからです。
では、あなたに質問をしましょう。ここ3日間で誰とも話さない日はありましたか?
きっと、「NO」と答えたのでは?しかし、これは当然で、我々は社会的な生き物なので、そもそも他者とコミュニケーションを取らないなんてありえないわけです。
このように、我々は誰かと常にコミュニケーションを取る存在であり、それゆえにコミュニケーション能力は必要不可欠だと言えるでしょう。
では、どうすればコミュニケーション能力を高めることができるのでしょうか?
というわけで本日は、
- コミュニケーション能力が低い人の9つの特徴&改善策
というテーマでブログを執筆していこうと思います。
コミュニケーション能力とは
- 話す力
- 聞く力
では、それぞれどのような力なのかを具体的に見ていきましょう。
話す力
上手に情報を伝える力
話す力が無いと、相手に否定的な感情を持たれる可能性が高まります。
(専門用語では、認知負担が増えるといいます)
例:結論は?…
たとえば、結論がはっきりしない人の話って、聞くに耐えないですよね?思わず「結局、何が言いたいの!?」って話の途中で言ってしまいたくなりますよね?
これは、話し手に“話す力”が無いが故に起こるトラブルです。なので、情報を上手に届ける力は非常に大切と言えます。
聞く力
上手に情報を受け取る力
聞く力が無いと、これもまた相手から否定的な感情を持たれる可能性が高まります。
例:話を取らないでよ…
たとえば、あなたが話をしている最中に、オータニが「それ分かる!オレもさぁ〜」と自分の話をし始めたら、どう感じるでしょうか?
きっと、「うざ!」と感じますよね?
これは、“聞く力”がないが故に起こるトラブルです。なので、情報を上手に受け取る力は非常に大切と言えます。
以上のことから分かる通り、コミュニケーション能力の低い人は、“話す力”と“聞く力”のどちらか、または両方が欠落しているということが言えます。
コミュ力診断やってます!
もしも、「自分の“聞く力”と“話す力”を測りたい!」と思った方は、『コミュニケーション能力診断テスト|あなたのコミュ力が丸分かり!』を受けてみてください。
コミュニケーション能力が低い人の特徴9選
- 話す割合が多い
- 質問が少ない
- 質問攻めにする
- 共通点が無いと詰む
- 最後まで話を聞かない
- ダラダラ話をする
- 話が長い
- 「でも」が多い
- 相手を否定する
一つひとつチェックしていき、当てはまっていたら、しっかり改善していきましょう!
特徴1:話す割合が多い
あなたは、ベラベラ話をし続ける人に対して、どのようなイメージを持つでしょうか?
きっと、「こいつちょっとは黙れよ・・・私にも話をさせろよ・・・」と感じるのではないでしょうか。
と言うのも、人間は、相手の話を聞く時に、それだけ頭を使わなければならないからです。
(認知負担が増えるということですね)
たとえば、下記のうちどちらの方が疲れますか?
- 一切興味が湧かない話を聞き続ける
- あなたの好きな話題について話し続ける
きっと、後者を選択するでしょう。
このように、人は、“聞く”よりも“話す”ことを優先したい生き物です。
なので、コミュニケーションを取る際は、なるべく相手に話をさせるようにしましょう。
特徴2:質問が少ない
コミュニケーションはどうすればスムーズに行われると思いますか?
結論、質問をすることで、スムーズになります。
なぜなら、質問は、コミュニケーションの潤滑剤だからです。
たとえば、キャッチボールを想像してみましょう。
どちらかが、ずっとボールをホールドしている状態だったら、キャッチボールは成立するでしょうか?
言うまでもなく、成立しません。なぜなら、ボールを投げ返していないからです。
このように、コミュニケーションは、「相手が話をして〜あなたが質問をして〜相手が話をして〜」ということを繰り返す形で行われます。
昨今では、「質問力が大切!」なんて言われていますが、それは質問をすることがコミュニケーション能力を高めることにつながるからです。
質問力を鍛えたい方はこちら
特徴3:質問攻めにする
先ほど、質問をすることの大切さについてお伝えしましたが、それを良いことに質問攻めにする人たちがいます。
しかし、これは大間違いです。
と言うのも、人は質問攻めにされると、尋問されているように感じるからです。
では、ちょっと思考実験を行いましょうか。
今からあなたに、下記の3つの質問を立て続けに行います。そこでどう感じるかを体感してください。
ではいきますね。
- 出身はどちらですか?
- 趣味はなんですか?
- 好きな食べ物はなんですか?
さて、どう感じたでしょうか?
オータニから詰められている感じがしませんでしたか?
(ここでは、テキストで質問攻めにしましたが、実際に会ってこれをやられるとたまったものではありません)
このように、人は質問攻めにされると、相手に対して嫌悪感を感じてしまいます。
なので、尋問にならないような質問を心がけるようにしましょう。
健康的な質問力をマスターしたい方はこちら
特徴4:共通点が無いと詰む
コミュ力が低い人は、共通点が無いと、詰んでしまうことがほとんどです。
と言うのも、共通点が無いと、話すことが無いと感じてしまうからです。
たとえば、初めて会った人と会話をしてみるものの、全く共通点がなかったら、ちょっと焦りますよね?
しかし、コミュ力がある人は、共通点がなかったとしても、しっかりとコミュニケーションを取ることができます。
なぜなら、相違点に対して質問をぶつけるからです。
たとえば、オータニの趣味がホラー映画鑑賞だったとする。しかし、あなたはホラー映画なんて好きではありません。
その時に、「私はホラー映画は苦手なんですけど、どんなところが面白いんですか?」と質問をするわけです。
すると、相手に話をガンガンさせることができるので、それが好意に繋がります。
つまり、「特徴1:話す割合が多い」「特徴2:質問が少ない」の2つを克服することができるわけです
なので、相手との共通点が見つからない場合は、すぐさま質問をするようにしましょう。
共通点の発見方法はこちら
類似性の法則|共通点と相違点をコントロールして好意を獲得するコツ
特徴5:最後まで話を聞かない
人間は、何かを途中で投げ出すことに嫌悪感を抱く生き物です。
たとえば、家で大好きな韓国ドラマを見ている時に、ピンポーン とインターホンが鳴り、訪問営業をされたら、イライラしますよね?
なぜなら、作業を途中で止められてしまったからです。
話をコミュニケーションに戻しますが、実はこれは、コミュニケーションにも同じことが言えます。
たとえば、こちらがまだ話をしている途中に「分かる!分かる!私もねぇ〜」なんて話をぶった斬られたらムカつきますよね?
なので、相手の話は、絶対に最後まで聞くようにしましょう。
仮に、相手の話が終わったと思って話し始めたものの、まだ終わっていなかったら「すみません、どうぞ!」と必ず話を譲ようにしましょう。
特徴6:ダラダラ話をする
コミュ力の無い人は、とにかくダラダラと話し続ける傾向があります。
そんなコミュニケーションを続けていると、相手から「こいつと話をすると疲れる・・・」と思われてしまいますよ?
なぜなら、前述しましたが、人は、相手の話を聞いている時、それだけ脳に負担がかかるからです。
つまり、結論が見えない分かりにくい話をし続ければし続けるほど、相手の脳にストレスを与えてしまうわけです。
それは、やがて嫌悪感へと昇華され、相手から嫌われてしまうことになるでしょう。
なので、話をする時は、必ず結論から伝えるようにしましょう。
つまり、「私は〇〇だと思います!」「〇〇しましょう!」という感じですね。
すると、相手は、話のゴールを示された状態で、話を聞くことができるので、脳へのストレスが最小化されます。
ぜひ、これからはダラダラと話をするのではなく、結論から伝えるスマートな話をするようにしましょう。
ロジカルな話し方をマスターしたい方はこちら
PREP(プレップ)法とは|論理的な文章を書くフレームワーク
特徴7:話が長い
あなたは、話が長い人に対してどのような評価をしますか?
きっと、ポジティブな評価を下す人はそう多くないでしょう。
なぜなら、話が長いとそれだけ疲れるからです。きっと、これは経験からも分かるでしょう。
(こちらも認知負担が原因となっています)
前述しましたが、大切なことは、相手に話をさせることです。
なので、ある程度話をしたら、すぐに質問という名のボールを投げるようにしましょう。
すると、相手も話をしつつ、自分の話も展開することができるので、お互いにとって健康的なコミュニケーションを図ることができます。
特徴8:「でも」が多い
たとえば、あなたがオータニにアドバイスをしているとしましょう。
しかし、そのアドバイスを「でも〜」「だって〜」と言われ続けたらどう感じるでしょうか?
きっと、「うざ!」と感じるのではないでしょうか。
それもそのはず、「でも」などの接続詞には、否定的なニュアンスが含まれているからです。
もっと簡単に言うと、「でも」などの接続詞は、相手の意見を否定する接続詞なんですよね。
先ほどのアドバイスの例がまさにそれです。
なので、なるべく「でも」「だって」などの否定的な接続詞は、使わないようにしましょう。
しかし、当然、相手の意見を否定して、自分の意見を伝えたいこともありますよね?
そんな時は、応酬話法を使うようにしましょう。
応酬話法とは、相手の発言を肯定し、自分の主張を伝えるテクニックのことです。
有名どころで言うと、「イエスバット(Yes but)話法」ですね。
相手の意見に対して「確かにそうですよね!でも〜」とクッションのように受け止めてから、自分の意見を伝えるのです。
応酬話法には、他にも様々なテクニックがありますので、ぜひ色々試してみてください。
7つの応酬話法について知りたい方はこちら
特徴9:相手を否定する
否定されて「嬉しい!」と感じる人はそう多くないでしょう。
と言うのも、人は、意見などを否定されると、自分を否定されたように感じてしまうからです。
たとえば、「あなたのその意見はお門違いなものだよ!」と言われたらどうでしょうか?
あくまでも、オータニは“意見”を否定しているのにも関わらず、ちょっと嫌な気分になりますよね?
なぜなら、人間の脳は、否定後を認識できないという性質を持っているからです。
つまり、否定の対象が意見であっても、自分が否定されたように錯覚してしまうのです。
特徴7で言及した「でも」「だって」もこれが原因で、相手に嫌な気分を抱かせえてしまうということですね。
なので、こちらも前述しましたが、もしも、相手にネガティブな感情を持ってもらいたくないのであれば、応酬話法を使うようにしましょう。
まとめ:コミュニケーション能力が低い人の◯つの特徴
本日は、
という、コミュ力が低い人たちの9つの特徴について解説してきました。
繰り返しにはなりますが、コミュニケーション能力は、我々にとって一番大切な能力です。
なので、これを機にコミュニケーションについて勉強する習慣を持っていただけると幸いです。